城山真一のレビュー一覧

  • 看守の信念

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    シリーズ第2弾だと知らずに初読みでしたが、違和感なく楽しめました。
    更生プログラムに参加した模範囚の逃亡、小競り合いのあった運動会の翌日に発生した集団食中毒など、各章の話もさることながら、本筋のある刑務官の物語が衝撃的で目を見張った。前作も必ず読みます。

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    2026年01月12日
  • 看守の信念

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    シリーズ第2段。
    五つの話が各話完結の構成。

    どのお話も前回同様、とても温かく、満足のいく内容でした。そして読んでいるちょっとした違和感。
    これも最後の展開であっという驚きです。

    個人的には第四話の『がて』が最高です。
    臨時教誨師として刑務官、諸田が受刑者、安東と接する事で人間力が成長する姿、そして解っている展開ながら、やっぱり最後はポロリと来てしまいました。教誨面談の宗教の教えも少し、私に突き刺さったのも良かったですね。

    このシリーズ、次が出る事を期待したいですね。

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    2026年01月11日
  • 看守の流儀

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    刑務所が舞台のミステリです。
    刑期の残り1/4を残して仮出所した受刑者が仮出所施設から失踪した謎を追う『ヨンピン』、刑務作業のための印刷工場で印刷した試験問題が流失した事件の謎を追う『Gトレ』など…刑務所で起こった事件の謎を解く連作短編ミステリです。
    刑務官、医師、薬剤師など刑務所内で働く人たちの事情は様々で、それが刑務所内の事件と合わさり、とても面白かったです。

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    2026年01月06日
  • 看守の流儀

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    刑務所という閉鎖空間で起こる事件を主題に起きつつ、受刑者と刑務官のドラマを重厚に描いたミステリー短編集。各話ともドラマチックで、特に【ガラ受け】は、真相が明かされた後の展開に心を打たれましたし、全体を通じて張り巡らされた伏線が最終話の【お礼参り】で回収される仕掛けも巧妙で、ミステリーとしても高水準でした。
    ただ、刑務所内での携帯電話の使用や、職員が自宅から通勤しているなど、実際とは異なると思われる部分が散見され、やや興ざめでした。

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    2025年12月20日
  • 看守の流儀

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    ネタバレ

    火石が女とは!
    深読みしすぎててっきり火石が復讐する話なんやとおもた。女刑務官かっこいい
    結局顔の傷の理由や手の先を拭く癖?はよくわからんかった。。読み逃した?

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    2025年11月28日
  • 看守の流儀

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    こちらは今回初めて読む作家さんです。刑務所が舞台とあったので、脱獄するようなミステリー小説だと思っていましたが全然違いました…Σ(・∀・;)
    5つの事件にそれぞれ関わる刑務官と囚人たちの内面の葛藤があり、人間味を感じさせる物語。特に末期がんが発覚した受刑者が、頑なに家族との面会・ガラ受けを拒否する第4話はヒューマンミステリーが満載で良かったです。途中に挟まっているプリズンダイヤリーの真相も、絶対に訳ありなのに深掘りされない火石の素性も最終話で回収していきますが、こちら本当に予想してなかった!

    『「…願います」と控えめに声を発している。なんのことかと思ったが、すぐに気がついた。刑務の作業の途中

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    2025年11月26日
  • 金沢浅野川雨情

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    星4.5

    「水引」「治部煮」「和菓子」「芸妓」など、金沢の伝統が、詰め込まれており、そういうものが好きな私には楽しい本だった。城山真一さんは、金沢在住で、取材については『web本の雑誌 作家の読書道』で読んだ。作中の創作和菓子の写真も載っている(金沢人なら誰でも知っている「吉はし」の和菓子)。
    それ故、星0.5アップ。

    城山真一さんは初読みなのだが、文章がていねいで読みやすく、私はいつも装飾的というか文学的というか、そういう文章が苦手なので、とても読みやすかった。最初の方は、ちょっと説明過多な気もしたけど。
    私が推理小説を読んでいるときにによくある、説明がよくされておらず、「え、これってど

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    2025年11月22日
  • 狙撃手の祈り

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    狙撃手の祈り、読み終わってタイトルの意味を考えても、祈りではなく恣意的になっているように思えました。 内容は凝っていて、未解決の事件をそれぞれの立場から、行動や見解が綴られていて、分かりやすかったのですが、拝読後なんとも言えない感情になりました。

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    2025年11月14日
  • 看守の流儀

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    題名からしてなんだな固そうな話だなあと勝手に想像していたら、すごく読みやすかった。
    刑務所の中での生活、刑務官の仕事内容などあまり知らない内容が多かったので興味深かったかな。
    終盤には、え!と声に出るほどの驚きもあり、満足。
    続編もあるみたいなので読んでみようっと。

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    2025年10月15日
  • 金沢浅野川雨情

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    時代劇の推理ものと思って読み始めたが、そうではなく、推理もとても深かった。犯人が分かったあとも物語は続き、最後まで読み終えて、このスタイルにとても納得しました。

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    2025年10月02日
  • 金沢浅野川雨情

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     連作集。変死体で発見された芸妓に直接的・間接的に関わっていた人々がそれぞれの章(本書では第◯景)の主人公。全ての章に登場するのは、事件を捜査中の元新聞記者で現刑事の小豆沢。金沢の街に展開されている産業がうまく取り込まれ、現実世界で実際に起こった有料老人ホームのスキャンダルも改変されて扱われている。物語の中でも、本書でも、第八景で『浅野川雨情』が舞われ、すべての登場人物が集合し大団円となる。恋心だけではなく、家族を想う心も、時には秘めなければならないこともあるのだ。

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    2025年09月14日
  • 看守の流儀

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    帯にある通り、最後に驚かされた。
    初めて読む作家さんだと思うが、スタイルが城山三郎さんっぽい感じ。

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    2025年08月19日
  • 看守の流儀

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    観ていなかったが、ドラマ化されていたらしい。本ならではの結末だったが、ドラマではどうしていたのだろう。
    話は読みやすく面白かった。

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    2025年08月17日
  • 看守の流儀

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    ネタバレ

    ドラマのCMをたまたま見かけて、なんだか自分好みの気がして、これは原作があるなら原作で読みたいと思ってたら、ちょうど行った本屋さんででかでかと宣伝されてた。ちょっと前だけど。

    帯から何から随分ハードル上げられちゃったので、これは前情報入りすぎて勝手に期待しちゃったから、ちょっとどうだろうな…って思っちゃってたけど、読み終わってから人におすすめするなら直近はまずこれだわって思った。
    めちゃくちゃよかった。
    思ってたミステリーとは違ってたけど、読んでよかったと思う。
    お前が言ってるのってゲームでもアニメでもそうなんだが人が〇にすぎなんだよって意見が実はないこともない私ですが、これは違うと断言でき

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    2025年08月10日
  • 看守の流儀

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    めっちゃおもしろかった。

    刑務所の中が想像できて良い読書体験になった。
    火石が何者かわかった時はやられたなあとなりました。

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    2025年10月19日
  • 看守の流儀

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    刑務所内でおこるトラブルをある看守が解決していく短編集。今まで様々な警察小説などを読んできたが、伏線の回収が素晴らしくオチが全く読めなかった。4.4

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    2025年05月21日
  • 看守の信念

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    うーん、お見事。また、ラストで…! 先入観ってすごいね。
    前作に続き、連作短編。途中から芦立さんもいて、女性目線だと共感できるなーなんて思っていたのに。
    1話づつのお話も前作よりも良かった。やはり前作に続きラストが衝撃的でした。
    これから読む方は絶対に流儀を先に読んでくださいね。

    しゃくぜん 甘シャリ 赤犬 がて チンコロ

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    2025年05月18日
  • 狙撃手の祈り

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    タイトルに『狙撃手』とあったので、てっきりいわゆるスナイパー(軍とか警察とかの)の話かと思っていたのですが、意外とそうではありませんでした。
    話の内容からするとむしろ『狙撃者』としたほうがしっくり来ると思います。
    ストーリー的にはサスペンスというよりもむしろそれぞれの思いが交錯する家族の話、と言った感が強かったですね。

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    2025年05月15日
  • 看守の信念

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    うわっ、またもや騙された!
    ラストに驚きの展開と伏線回収。前作を読んで、その世界観を理解したうえで、、なのに、想像を超えてきた。
    やられた感ハンパない。でもイヤじゃないし、なんなら嬉しいw

    前作同様、刑務所を舞台にした5話の連作短編集。
    各話それぞれの刑務官の奮闘劇は、今回も手に汗握る話があったり、胸が熱くなる話があったりで、いろんな話が楽しめる。

    それにしても、出所者の就職活動はとても大変。受け入れる側も、そりゃ身構えるよな。いくら確かな技術を持った人だとしても、組織の中で綻びができるようであれば二の足を踏んじゃう気持ちは凄く分かる。
    その一方で、きちんと再就職し、仕事に勤しめば再犯のリ

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    2025年02月15日
  • 看守の信念

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    「看守の流儀」続編
    刑務所で巻き起こるさまざまな問題を刑務官火石の鋭い考察と機転で解決してゆく謎解きミステリー。
    連続した短編小説で、刑務所内の知らない場所を垣間見る面白さと謎解きの面白さですいすい読めます。

    一度でも犯罪を犯してしまった者の生き辛さ。
    本人がどんなに反省していても、厚生の道を歩む努力をしていても、やはり過去に犯罪を犯した者に対する世間の目は厳しい。
    どんな綺麗事を言ったって、じゃあ、窃盗の前科者に店のレジを任せられるのか…否。暴力事件の前科者に我が子を預けられるのか…否。
    出来心もあるかも知れない。心の病もあったかも知れない。ちょっとした勘違いや偶然の重なりだったかも知れな

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    2025年01月12日