七海仁のレビュー一覧
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購入済み
優しい先生
こんな精神科医院あるんですか。私も心を病みましたらかかりたいかな、と思いました。難点は社会復帰が簡単ではないことが多く、慎まし目の職業や、社会的役割に落ち着く、やはりshrinkですか、という感じが多めの点ですかね。これが社会的に良いと言われる印象なのですね、と勉強になります。
医龍のドラマほど悲しくはないですけど、患者側の夢をもう少しだけ見させてくださるとさらに満点の方も多いようですね。
スタッフの方が温かく可愛らしいくて、漫画を読んでいくうちに勝手に心が癒されると思います。お値段以上の価値がありますよね。 -
Posted by ブクログ
NHKで中村倫也さん主演でドラマ化されたのを観てとてもよかったので原作も読んでみたくなった。
精神科の病気の特徴や対処法がわかりやすく丁寧に描かれていてとても読みやすい。
1巻では、「パニック障害」「微笑みうつ」「大人の発達障害」について取り上げられている。
アメリカでは、精神科医のことをshrinkと呼んでいること。妄想で大きくなった患者の脳を小さく(shrink)してくれる仕事だから。心療内科はストレスなどで身体に不調(胃炎、下痢など)がある方を診る専門の病院で、精神科は心の症状を診るための病院であること。精神科には精神医療を専門に学んだ医師しかいないが、心療内科にはさまざまな診療科出身の医師がいるので一部の心療内科に精神疾患に詳しくない医師がいること。そして心の病を治せるのは精神科医だけあること。産業医の立場など初めて知ることが多く興味深く読むことができた。
心に残った言葉
・「昔から日本人にとって精神科は『特別なところ』ですからね」
・「自分とは関係ない」「そんなところに行くのは恥ずかしい」「たるんでるから精神が病む」......
そう思う気持ちが足を遠ざけさせて、悩んでも苦しんでも我慢する」
・「そして1人で死んでいくー」
・「日本は隠れ精神病大国です」
・「自律神経は、気持ちを奮い立たせて血圧を上げ『戦闘モード』にする交感神経と、精神を安定させリラックスモードにする副交感神経の2つによって保たれています」
「2つのうちどちらかが優位になればもう一方の働きは必ず弱くなる仕組みです」
「過労や徹夜、ストレスなどによってこの交感神経が過剰に働き、激しい動悸や頻脈、息苦しさといった症状を起こす病気、それがパニック障害です」
・「パニック障害は心が弱いからなる病気ではありませんよ。脳の誤作動です」
「心身が疲れすぎたという危険信号を受け取った脳が暴走しているだけです」
「『もう十分頑張ったから休んでね』って脳が北野さんに教えてくれているんです」
・「脳や心が疲れた時には、症状は必ず先に身体に出るんです」
「特に不眠と食欲不振」
・「抑うつ状態にもいろんなタイプがあるんです。自分の心が疲れていることを無視して、笑顔をつくって武装して他人とのあつれきを避けようとする......『微笑みうつ』と呼ばれる人たちもいます」
「表面では笑っているけれど、体の中では確実に苦しみが蓄積されていく......」
・「藤木さん、ここからは baby step でいきましょう」
「いきなり仕事に戻ったりするのではなく、小さな活動をひとつずつこなしていく方法です」
「朝まで眠れたら花マル、歯磨きしたら花マル
マルを貼るたび自分をほめてあげてください」
「『そんなこと』の積み重ねを自分の目で確認していくことが、自信の回復につながるんです」
・「うつになる人は、まじめで責任感が強い人が多い。交わした約束は簡単には破れない」
・「これからは新しい自分を見つけなくてはいけません」
・「『新しい自分』はいつかどこかに置き去りにしてきた本当の自分のことだったのかー」
・「発達障害は大人になってから突然発症するようなものではありません」
「発達の特性というのは持って生まれたものなので、遅くとも小学校までには周りが何らかの特徴に気づくはずなんです」
「当時のデータに何も残っていないということは、発達障害とは言えない可能性が高いですね」
・「人間の多くはさまざまな発達の特性を持って生まれてきます。特性の種類によって、他人との関わりを持つことが苦手だったり、掃除が苦手だったり、勉強が苦手だったりしますが、その程度は人によって違います」
「特性を持ちながら問題なく生活している人もいます。一方、大きな生きづらさを感じ、社会生活を送る上で特性が障害になっている人は『発達障害』と診断されます」
「発達の特性は生まれ持ってのものでその後なくなることはありません。治療する・できるという『病』ではなく、一緒に生きていく『個性』なんです」
「発達障害と診断されたら、何よりも大切なのは二次障害と呼ばれる精神症状や身体症状を予防することです。発達障害の人がストレスを放置することで、うつ病や適応障害など精神疾患を発症することがよくあるんです」
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Posted by ブクログ
安全に失敗する経験をしておけばひとり立ちした時に役立つからね。
繋がってさえいてくれれば、いつだって軌道修正できる。
正直に語ることが出来る居場所をひとつでも多く作ること。
「外の世界」に出る前に見つけてほしいですね。自分だけの武器を。
隠したいことは隠せばいい。でも、何もかも隠したら苦しくなるのは自分だからさ。
昔と同じ仕事はしないこと。できちゃう分頑張り過ぎるからね。
人のためじゃない。自分のために生きたいと思わないと。
自分と人を大事にすることの意味が初めて分かったんだ。そこまで誰かを大切に思う気持ちってきっと一方通行じゃないはずだよ。
嘘をつくことは相手に対して自ら心に壁を作る行為です。つけばつくほど心は孤独になる。
もし、「この人なら話したい」と思える人と出会えたならそれはとても幸せなことかもしれません。
嘘をつかなくていい相手がひとり、またひとりと増えるたび気持ちが軽くなる。
弱いのはいじめをする人です。本当に強い人は他人と戦いません。
小さな嘘が重なってやがて大きな嘘になった時、自分に心底失望し孤立してしまう。
回復するためにはこの世界でたった1か所でもいい。本当の自分のままでいられる場所を見つけることが必要です。
大切なものはひとつずつちゃんと数えて失くさないようにするんだよ。
依存先を増やせば増やすほど、心は自由になります。本当の自立とは依存先を自分で選択する自由があること。
人との繋がりconnectionがあって初めて回復に向かうことができる。 -
購入済み
精神科大切
ヨワイ先生みたいなドクターがたくさんいればいいのにって思いながらこの漫画を読んでたけど、身体疾患と精神疾患を別々にせざるを得ない状況がおかしい。医療者やってると精神疾患を含む患者に関わること多いけど、結局どう対応したらいいかわからないし、一人一人に割ける時間も足りないしわからないから怖い来ないでになる。
依存については毎度思うけど世間の目が厳しすぎる。それが法的に裁かれるべき。罰さられるべきになってるのが悪循環になってるってもう他国でわかってるのに続ける意味はなに?だれも救われない。
本当にこの作品がもっともっと広まってほしい。 -
Posted by ブクログ
最も大切なのは安全で安心できる環境を整えることです。
自身が自分の言葉で心の奥の苦しみを語れるようになれば、現実を自分を受け入れる覚悟を持てる時が必ず来るはずです。
心を飛ばしたの、そしたら苦しい怖いって感じなくなった。でも、嬉しい楽しいって気持ちも全部一緒になくなっちゃった。それからずっと私は私じゃなくなった。
どんな人になろうと作り上げてきたその日々は絶対に消えたりなんかしない。必死に頑張ってきた時間を信じるよ。
何より信じ続けてあげてください。
どの人格もあなたが前に進むことを選び続けたからこそ生まれた人です。
どんなに苦しくてもあなたは決して生きることを諦めなかった。その強さを知っていますよ。
人は誰でも理解されることを望んでいるのに。
職場でのコミュニケーションだって立派な仕事でしょ?
怒りは客から店員へ、上司から部下へ、親から子へ。必ず高い所から低い所へ向かうんです。そしてその先でさらに広がり続けます。
怒り続けている人は自覚がないままに「怒りの連鎖」を生んでいるんです。
「怒り」は決して悪いものではありません。大切なものを守るために我々に備わっている本能ですから。昔から人間は怒りをもって危機を回避したり、文明を発展させたりしてきたんです。
怒りは人間が持つ感情の中で唯一、人生を壊す可能性を持っています。
動物は身の危険を感じたらまず逃げるでしょう?
人間だって苦しい時は逃げていいんですよ。
自信がないから彼らは怒っているんですよ。
自己肯定感が高ければ、他人に対して攻撃的になる必要はありません。自信が持てないからこそ傷つけられまいと心にトゲを生やして臨戦態勢でいるんです。
変化を受け入れることは、自分を否定することそのものだから前にも後にも進めない。立ち止まったまま怒りをため込んでいるんです。
脳は思考や経験によって神経構造を変える「神経可塑性」という性質を持っています。ネガティブな言動を繰り返せば性格もどんどんネガティブになっていくんです。脳はいつもあなたの言葉をしっかり聞いているんです。
仕事のストレス三大要素って業務量と周囲のサポートの有無、あと裁量権の大きさらしい。「自分で選ぶことができる」仕事をすればリスクもあるけどストレスは減るのかもしれないね。
長い目で見て自分や周りの人間がつらい目に遭う原因となりうる独りよがりな常識。
大切な人や時間を思い浮かべて天秤にかけながら「これは本当に大切なものなのか?」「手放すことは出来ないのか?」と自分に問いかけるんです。
自分にとっての当たり前を疑っていくのは大変な作業です。認識の修正は痛みを伴うでしょう。でも、取り組もうと決めたその瞬間からあなたは変わり始めているはずです。
人間は皆、一生誰かの子どもです。常識は時代背景や経験、特に育ってきた環境で形成されます。そして人は誰しも自分が歩いてきた道こそが正しいと信じたい。だから親は子どもに自分の考えを唯一の正解として教えることがある。その影響力は絶大です。怒鳴られ、ダメ出しされてばかりの子どもが減点主義の大人に育つこともよくあります。ただ「なぜ」を考え過ぎると袋小路に入ってしまいます。前に進むために今できることを考えましょう。
普段、話さない相手、行かない場所、知らない文化に触れる。いつもの日常に小さな変化を増やしていけば「自分の常識は実は狭い世界のものだ」と体感できて許容量も次第に増えるかもしれません。
時間ん区切って感情がどうであれ穏やかに行動する。
あなた自身が「楽しい」と思えることが一番楽に世界
を広げてくれるはずです。
そして「楽しい」はきっと子どもの頃からの「好き」の中にあります。
許すことは負けることてまはありませんよ。
私もできないこと沢山。でも、ないものよりあるものを数えるほうが好きだ。だって、どんな自分でも変わらずそばにいてくれる人はいるでしょ?
不完全な自分を認め、自分とは異なる誰かを受け入れること。
感情に左右されなければ、やりたいことに集中できる。 -
Posted by ブクログ
病はいつだって突然で理不尽で不公平だ。
その中で日々決断を下す。
心に湧いた疑問を無視せずにちゃんと立ち止まって考えているじゃないか。やる気がないんじゃない。まだ目標が定まっていないだけだよ。
皆んなが当たり前と思うことを当たり前とせず、自分だけの答えを見つけようとする。
断片的なあいまいな知識じゃダメだ。理解するんだ。人に伝えるために。
1教えるためには10知らなきゃいけないんだな。アウトプットすることで知識がより頭に入る。
誰からだって何からだって、学べるかどうかは自分次第だ。
挑戦するからこそ失敗する。失敗はその理由を分析し、学ぶためのチャンスだ。挫折こそ糧になる。恐れずに失敗しなさい。
自信は経験の積み重ねにより育つものですが、記憶がなければそれは難しい。
自己肯定感が低い時、人は最もマインドコントロールにかかりやすい。
あなたを大切に思っている人は決してあなたから何かを奪ったりしません。何の得がなくてもそばにいて、あなたの心と体を心配してくれる人。あなたが笑えば嬉しくて、あなたが涙すれば悲しんで寄り添おうとする人。それがあなたの幸せを心から願う人です。
未来は誰にとっても先が分からない不確かなものです。それを甘い言葉で保証し、お金や時間を求める人がいるならそれはあなたを支配しようとする人です。 -
ネタバレ 購入済み
毎回楽しみ?にして読んでます。
今回は特に!
アンガーマネジメントって、聞きはするけど
実際のプロセスについては知らなかったので、
とっても参考になりました!
いまホントに怒ってる人多いよね…
電車でも歩いてても、ぶつかっても平気どころか、
わざわざか?ってくらい突き飛ばす勢いで向かってきたり
手を出してきたりする人の多いこと…!
なんでそんななの?って、ホント毎回疑問に思ってましたが、
これを読んだら怒りを溜め込んでる人たちの気持ちが少しわかる気が…
いや、ムリ、やっぱわからないわ笑
この話のように快復していく姿は小気味よかったけども、
現実ではね、関わりたくない!笑
でもさー、明日は我が身!
イライラしたら読み返して気をつけます!