七海仁のレビュー一覧
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匿名
良かった
詳しく症状の事説明してくれて話や絵も不快感あまりなくて好きです。
先生もほんわかに見えるもしっかりしててこんな先生いてくれたらなあと思います。
障害者や精神科の事変に伝える差別的な漫画が多数あり、不快な思いしてきたがこの漫画は丁寧に作られてて良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新型コロナウイルスと心編
入学したばかりの大学生、コロナきっかけに脅迫性障害を発症した主婦、コロナ病棟で働く精神科看護師等の視点からコロナと心の問題を描く。
今もコロナ禍なのに、もう忘れかけていた社会の混乱、孤独、悩み、苦しみが描かれていた。
コロナになって浮き彫りになった精神科医療の問題や、自殺報道をするメディアの責任も描かれていて、社会的意義の大きい作品だと思った。
以下引用
ある著名人に関しては報道があった翌日から自殺者は急増 特に女性の自殺者は報道前・報道後2週間を比べると約5割増加した
「パパゲーノ効果」
絶望が伝染するように希望も伝染します
精神科の入院患者の新型コ -
Posted by ブクログ
ネタバレ精神障害者雇用の話。
精神障害者雇用の現状、課題、難しさ、向き合い方、全てが網羅されていて希望を感じる良い巻だった。障害者も担当者も、前提となる知識の上に、お互いの理解を積み重ね、向き合っていくしかない。障害者雇用枠を設けない外資系企業、健常者の社員と同じように分け隔てなく働くことが真のダイバーシティだとする企業への戸惑いが描かれていることに救いを見出してしまった。
ハイEE(Expressed Emotion)
批判的な言動を当事者にぶつけたり、過干渉を繰り返したりする。
「家族と同居することが治療の妨げになることがあるんですね」
「これからは8割の力で仕事しましょう」
精神障害者 -
Posted by ブクログ
精神科病院内に臨時で新設されたコロナ病棟で働く医療従事者(主に看護師)のお話でした。
あまり知られていないかもしれないけれど、精神科に入院されている方がコロナになった場合、身体に深刻なダメージを受けても転院先がなく断られるケースも多いのです。
同じ「病院」であっても、精神科は重篤になった方の治療をすることはできません。呼吸器などの機器もないところが殆どでしょう。
そうしたコロナ情勢中で、作中の病院ではコロナ病棟を新設されたようですね。
ただ、そこで働く医療従事者はただでさえ慣れない身体ケアに疲弊しつつ、日ごろ患者さんとの関わりで大切にしている気持ちも封印しなくてはならなくなります。
読んでいて -
無料版購入済み
今まで一番長いケース。患者に肯定的でいながら治療に導くあたりが良。辛い現場を抜ける事が逃げなんかじゃないって念を押す所も。
あと現代語に「トラウマ」が軽率的に使われているという注意に感謝。人が深刻な事態だけを「トラウマ」と呼ぶのを願う。 -
無料版購入済み
とっても情に厚い漫画。やがて順調に人生を進めてる人だけどその過程も辛さがあり、見る価値が存分にある。世の大半は精神障害について語りたくないこそよく学んで、それに苦しんでる人を見下さない必要がある。
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匿名
ネタバレ 無料版購入済み分かりやすくて勉強になる
まだまだ偏見の強い精神疾患のことを知るにはとても良い漫画だと思う。監修もついてるっぽいし。
ここで出てくる症例や弱井先生の治療も一つのケースなんだろうけど、周りに同じような疾患を抱えてる人や自分がもしそうなった場合に、どう支えられるか・対処できるか、手元に置いておきたい漫画だと思いました。読んで良かったです -
Posted by ブクログ
弱井先生のような、精神科医の中でもIQが高く学歴もあり、人間としての魅力にも溢れている。
そして患者に寄り添う。
ときには優しく手を差し伸べたり、差し伸べるだけが優しさではないと知っての見守りだったり。
そのような精神科医には、現在の精神科医療においてお会いできる機会はかなり少ないと感じる(個人的に)
なので、読んだ感想としては
『弱井先生のような医者がもっと増えてほしい!』と切実に思いました。
作品として、絵も柔らかいタッチで読みやすいし、とてもわかりやすく描かれています。
また現代の精神科医療において、ポピュラーな疾患を取り扱っているので、非医療者でも『名前は聞いたことあるけど、こんな病気