七海仁のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ASDには以前「アスペルガー症候群」「自閉症」と呼ばれていたものが含まれます_これらの発達障害は併存する事も有ります 手帳を持っていれば企業の障害者枠で就職する事が出来る_これはオープン就労と呼ばれているの(一般雇用はクローズ) 発達の特性は病的な劣りでは無くあくまで個性_脳の機能の多様性です 双極性障害である事に気付かずに抗鬱薬の服用を続けると_躁転(鬱状態から急に躁状態になる事)するきっかけになる事が有るんです さらにラピッドサイクラー(急速交代型)になる可能性が増します 柔道の父_嘉納治五郎先生が残した言葉に「自他共栄」というものがありますね 生きるとは受け入れるという事です_でも時にそれが一番難しい
-
Posted by ブクログ
妄想で大きくなった患者の脳を小さく(shrink)してくれる仕事だからだそうです パニック障害は心が弱いからなる病気ではありませんよ_脳の誤作動です 精神科には精神医療を専門に学んだ医師しかいませんが_心療内科には様々な診療科出身の医師がいる事があります 気持ちが一時的に落ちている抑鬱と呼ばれる状態の時でも「鬱病」と診断されて抗鬱薬を処方されるケースは多いんですよ 鬱病の再発率は60%_自殺をする可能性は寧ろ治りかけの時の方が高いんです_本当に辛い間は自殺するエネルギーすらありませんから 「微笑み鬱」は自分も周りも気付かない内に心を擦り減らし進行する苦しい病です 発達の特性は生まれ持ってのものですその後無くなる事は有りません_治療する・出来るという「病」では無く一緒に生きていく「個性」なんです
-
Posted by ブクログ
社会の中で仕事をするには、もう少しだけ勇気を持って「冒険」しなくてはいけません。うまくいかなかったことは成功したことと同じ分だけ学びになります。
お互いの違いを語り合って知ることは、人生においてもっとも面白く、豊かなことのひとつだと僕は思います。それに、自分と違う誰かを知ることは自分自身を知ることもあるんです。
今「弱み」だと思っていることは、裏を返せばみな「強み」になる。
自分の世界が狭いと、人を傷つけてることにすら気づかないんです。
必要なのはコミュニケーションと少しの配慮。何より思いやりです。
苦しかったら違う可能性を検討してもいいと思う。 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ精神科本・マンガの中で一番わかりやすく学べる感じがする。
精神科とはどんな時にいくところなのか、精神疾患にはどんなものがあるのか、どうやって向き合えばいいのか、当事者は周囲はどういう心情なのか、どうやって立ち直っていくのか。
具体的な事例を通してわかるのでとても良いのだけど、自分のまとめ力不足を補ってほしく、結局どーしたらいいんだっけ?となったりもするが勉強になる。
他国に比べて日本は精神科に行ったなんて言ったらヤベー奴判定される偏見は未だに強く、バレたくないこと隠されるべきことだとされているのはとても自分たちの首を締めてしまっているよなと思う。
弱いのはだめなこと、脱落者は落とされたまま。みんな人間は弱いのに。『ミステリと言う勿れ④』でも言ってたけど、日本がもっと人の弱さに寛容な国になって欲しいと思う。
まずカウンセリングが基本保険適応されてないところから最悪なんだよなあ。素人でもカウンセラーを名乗れてしまうのも、制度が弱すぎるからだと思うし。全体的に国がカウンセリングを軽視しているのを感じる…本当にどうにかしてほしい。それでSNSやYouTubeのそれっぽいこと言う素人に頼るのも危ないし。
弱井先生みたいな医師は実際にはどのくらいいるのだろう。1人でも見つけられたら、今後色々なことに立ち向かって生きていくために心強いのだが。