髙森美由紀のレビュー一覧

  • ちゃっけがいる移動図書館

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    癒される対象はたくさんある。
    本書は、道で拾った雑種の子犬である。
    目の前の道がパーーーっと明るくなるような気持ちよーく分かる。
    元気をもらえる!明日も頑張ろうと思える!
    推しは大切だ。

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    2025年05月27日
  • 小田くん家は南部せんべい店

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    小学校四年生男子が主人公。
    児童書?と思いつつも、一般書である。
    読み続けていると、ふむ、大人な私でも十分読み応えあり。
    困った、南部せんべい、飴せん食べたくなった。
    窯ほど熱くはないけど、あたたかくホッコリとした気持ちになった1冊である。

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    2025年04月30日
  • 小田くん家は南部せんべい店

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    この人の作品は何気に暖かくって青森が詰まってるところが好きでついつい読んでしまいます。とゆうことで今回は南部せんべい屋さんが舞台です。
    三世代同居の家族と小学生の友情を描いた作品でベタなヒューマンドラマ展開ですがそこがツボを押さえてジーンときます。
    少しづつ成長していく弘毅、よっしーお爺ちゃんの職人の技はしっかり孫へと受け継がれて微笑ましい。
    南部せんべいは小麦粉から作るそうで、ホットサンドメーカーで作れそうなので一度チャレンジしてみようかなw
    せんべい汁とかいただいてみたい!

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    2025年04月13日
  • 小田くん家は南部せんべい店

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    青森にある小田せんべい店の子の弘樹。
    小学校の課外授業で自分の家が見学先に決定した。
    それまで不登校だった潤を課外授業に誘ったところから、少しずつ物語は動き出していく。

    それまでせんべいってなんかダサい…って思っていた弘樹だったが、楽しくせんべい焼きを始めた潤を見て、小さい時ぶりに始めることになった。
    じいちゃん、ばあちゃん、両親に姉ちゃんに囲まれながら、伸び伸びと育っていそうな弘樹にもいろんな事情があって…

    いろんな人の思いや、その中での衝突、子ども目線での感情の揺れ、とても懐かしい感覚が蘇ってきた。
    周りに見守ってくれる人がいる温かさを切に感じられる作品だった。
    数年後の話を読んでみた

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    2025年02月14日
  • [新版]ジャパン・ディグニティ

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    弟(妹?)の存在がよかったです。職人気質な父と娘のどん詰まりを軽いタッチで掬い上げてくれるような存在でした。

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    2025年02月06日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    ちゃっけが可愛すぎた。なにもかも諦めたかのように暮らしていた実にまさに実りを与えたちゃっけ。犬、いいなあ〜。また作中で紹介されていた本も気になるので読んでみます。

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    2025年01月29日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    35歳非正規雇用、独身。たしかに色々考えてしまう年齢ではある。
    でも結婚だけが幸せではもちろんないし、仕事もそう簡単にはいかない。頑張ってはいるし、ずっと頑張れないし…。親も友達も側面だけ見ればウザいなと思うけど、そのキツい言葉も心配だったり、友達は友達でその子に吐かないとやっていけなかったり…。
    ちゃっけが居なかったら辛かっただろうな〜。ちゃっけ癒し。

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    2024年12月22日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    穏やかでじんわり温かくなる本。
    人間ちょっとした事で変わることができるんだと嬉しくなった。ちゃっけが実の人生に彩りを与えてくれた。犬好きにはたまりません。

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    2024年12月07日
  • 小田くん家は南部せんべい店

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    主人公が小学生なので児童文学ジャンルかな?と思ってたけど、文章量など鑑みるに一般書なのかな。児童~YAでも読めるとは思うけど。このくらいの年頃だったら南部せんべいなんて地味で恥ずかしいと思う気持ちもあるのだろうね。

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    2024年07月30日
  • 小田くん家は南部せんべい店

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    二世帯住宅の素晴らしさとアットホームな感じを味わえる小説。

    改めて二世帯住宅っていいなって思いました。
    今の時代、二世帯住宅を少ないけど、昭和の人たちはその中で家族と住んでいたと思うと少し羨ましくなりました。

    今の時代、便利なものが多いけど、それ以上に家族と過ごす時間を間近に感じる時間が少なくなっている気がしました。

    よっしーの個性的キャラがよかったし、職人気質なところも良きでした。

    心が暖かくなる青春な小説でした。

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    2024年07月28日
  • お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル

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    青森県南部の和久井岳をモデルにした葵岳。その登山口にあるレストランが舞台の小説。主人公の親友の愛情溢れるけど、すごく鋭いツッコミがとてもいい(笑)

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    2024年06月02日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    伝統工芸品とか、伝統技法とか、昔からあるものというのは生活の知恵が沢山詰め込まれている
    私、お裁縫とかとっても苦手です
    手先が不器用で、どうしても綺麗にできない
    でも、なぜか刺繍は嫌いじゃなくて、小学校の部活で刺繍をやったとき、黙々と針を刺していた

    あっという間に時間が過ぎて、もう終わり?って

    改めて、伝統を学ぶということは大切だなって思いました

    この本にでてくる色の名前
    日本独特の表現で、とてもきれい

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    2023年08月13日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    刺子という未知の手芸のお話。
    ていねいで、文化を感じさせてくれて、
    やさしい登場人物たちばかりで
    温かい読後感に癒されました。
    行ったことのない青森県南部
    に俄然興味が湧いてきました。

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    2023年05月14日
  • ジャパン・ディグニティ

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    舞台は青森。主人公・美也子、22歳。
    スーパーのレジ係をやめ、稼業である津軽塗の手伝いをすることに──。
    職人としての腕はいいが、頑固で呑兵衛な父。
    そんな父に愛想を尽かして出て行った母。
    楽天的なオネエの弟。
    この弟(妹?)がとてもいい味で、主人公の美也子よりも気に入ってしまった。

    驚いたのは津軽塗の工程。
    塗り・乾燥・研ぎを繰り返し、完成まで四十八工程、二か月近くかかるらしい。
    唐塗り・七々子塗り、紋紗塗など色々あって、
    その写真も載っていて興味深かったです。

    正直言うと、漆器ってお手入れを考えるとつい億劫で、滅多に使わないんですよね。
    どんな器も、日常に使ってこそ。
    しまいっぱなしの

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    2016年11月28日