髙森美由紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台は青森。主人公・美也子、22歳。
スーパーのレジ係をやめ、稼業である津軽塗の手伝いをすることに──。
職人としての腕はいいが、頑固で呑兵衛な父。
そんな父に愛想を尽かして出て行った母。
楽天的なオネエの弟。
この弟(妹?)がとてもいい味で、主人公の美也子よりも気に入ってしまった。
驚いたのは津軽塗の工程。
塗り・乾燥・研ぎを繰り返し、完成まで四十八工程、二か月近くかかるらしい。
唐塗り・七々子塗り、紋紗塗など色々あって、
その写真も載っていて興味深かったです。
正直言うと、漆器ってお手入れを考えるとつい億劫で、滅多に使わないんですよね。
どんな器も、日常に使ってこそ。
しまいっぱなしの