髙森美由紀のレビュー一覧

  • 岩手の大盛弁当屋 こげ店長ともちもちちまき

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     家庭環境、進路、婚活。人にはそれぞれの事情があります。
     悲しい時でもお腹は空くし、それが切なさを募らせたりする。

     そんな人たちが中津川沿のお弁当屋さん「大盛弁当」にやって来ます。
     店長は、黒柴犬の『こげ』クン、雄、8歳。人間でいうと48歳くらいらしいです。
     お弁当を作っているのは大盛成実さんで、日替わり弁当が美味しいです。

     高森美由紀さんの小説の登場人物は、等身大というか、地に足がついている感じがして現実味があります。まるでモデルがいて小説に書き写しているような感じがしました。
     大きな事件は起こりませんが、人にはそれぞれの考え方や悩みがあるんだなと分かってきます。
     美味しそ

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    2026年03月29日
  • 岩手の大盛弁当屋 こげ店長ともちもちちまき

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    川沿いにある『大盛弁当』は、黒柴のこげが名物店長で店主・大盛成実が、美味しい弁当をひとりで作っている。

    季節の旬を取り入れたお弁当は、それはほんとうに美味しそうで常連さんが喜ぶのがわかる。

    風景描写に季節を感じ、そこに住まう人々の食の楽しみのひとつが、この『大盛弁当』なんだろう。

    黒柴・こげがまた愛らしくて、人の心が読めるのか?と思うほどである。

    35歳の子ども部屋おばさんだと自負する菊池伊織は、仕事はできるが料理は苦手である。
    菊池の部下の加賀野は、自分でお弁当を作るほどだが、専業主夫を目指して婚活中というが全敗中である。
    保育士の天野先生は、50歳にして同窓会で恩師と再会し、夢を諦

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    2026年03月11日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    なかなかの大作

    進路が決まらない高二の綾が菱刺しの工房に通いその工房のおばあちゃんに習いに行く

    同級生の賢吾と少しお姉さんの2人とともに針をすすめる快感を覚えてはまっていく

    より子ばあちゃんの青森弁と それぞれが布と向き合う様子がとても心地よい

    文庫本になって欲しい

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    2026年03月02日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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     読後感が良い物語。やさしくて強くて爽やか。
    個人的には「リラの花咲くけものみち」を読み終えた感覚に近い。(物語自体はまったく違う。)
     小田桐実さん、こういう真面目で自分に淡々と向き合ってる人にはなぜかちょっと厄介な人物が近づきがちだから心配だったけど、最終的に本当に悪い人は誰も居ないって感じで安心した。 

     そして、ちゃっけがとにかく可愛い。仕草や動きなどの描写がリアルで鮮明。著者は犬と暮らしていた経験があるのかな。ちょっと気になってGoogleさんに聞いてみたら、著者の高森美由紀さんと思われる方のX(旧Twitter)がヒットして、そのアイコンがちゃっけみたいな犬だった(笑)いや、ちゃ

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    2026年02月23日
  • 岩手の大盛弁当屋 こげ店長ともちもちちまき

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    ネタバレ

    これが自分の人生だと、胸を張って生きていけたら、それが幸せなのだと思う。周りと比べたり、周りの目を気にしたり、卑屈になったり。それはとても勿体無いことなのだと思った。よくある幸せの形とは違っても、今の自分が幸せなら、求めるものがあるなら、それを認めて生きていけばいい。そうなるには、強さが必要かもしれない。人生は難しいけれど、美味しいご飯と心温まる居場所があれば、少しは強くなれる気がする。こげ店長に会いたいなあ。

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    2026年02月09日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    初めての作家さん

    ちゃっけがかわいい

    毒親気味な母と 川口さんが少し気にかかるが 小田桐さんがちゃっけによって変化していく

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    2026年01月28日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    ちゃっけに出会う前はネガティブで人に対して冷たい感じだったのに、ちゃっけに出会ってからお金に執着することが減り、季節を感じたりちょっとしたことで喜びを感じたりするようになったりと良い変化がみられて良かった。自分の世話だけではなくて、何か他のことに手をかけるようになるとまた違った見え方の人生になるのかもと思った。

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    2025年08月17日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    心が温かくなる物語でした。ちゃっけが可愛くて、ワンちゃん飼いたくなる。小田切さんに、選書してもらいたい。

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    2025年05月15日
  • お山の上のレストラン2 青葉の頃 ハーブポークの休息

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     前作『お山の上のレストラン』では、非の打ち所のない天才オーナーシェフとして、堂々と飄々と悠々とした店長として、そして美玖の憧れの対象として描かれていた麗しの登磨くんだが、今作は彼が物語の中心となって、美玖をはじめとした様々な登場人物たちとの関わりが綴られている。
     残念なイケメン、鈍すぎる、と何度も評されてきた登磨が、美玖を「好き」と自覚するまでの恋愛小説、として読むのが楽しいが、人生色々、苦味もすっぱみも滑稽味もちゃんと味わえる。まっすぐな美玖ちゃんが可愛い。

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    2025年05月04日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    とにかく、ちゃっけがかわいい。終始ちゃっけがかわいい。
    ちゃっけを飼うことにより、どんどん前向きに変わっていく主人公が良い。

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    2025年04月20日
  • お山の上のレストラン2 青葉の頃 ハーブポークの休息

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    『山のふもとのブレイクタイム』改題。
    「コッヘル・デル・モッタキラ」の、次の1年の物語が始まった。前回は美玖だったが、今回は、それぞれのエピソードを通じて、登麿を中心に語られる。
    美玖はデザートを担当することもあり、熱心なので上達していく。登麿のかつての同級生が3人、店にやってくる。味の原点であるやよいおばあちゃん。ここでの重要な食べ物、味噌チーズおにぎりの味。美玖のキャラクターがより明るく強調されているが、これは前作の悲しみを克服したからなのか?ちょっとテンション高すぎてびっくりするけど。

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    2025年03月18日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    非正規で働く30代後半の独身女性。
    前半は親からのプレッシャーや、将来への不安などなど重く苦しい展開だったが、そこに「ちゃっけ」が現れてから、少しづつ明るくなってくる。
    前半はモノクロ展開で、そこに少しづつ色がついていくような感じ。
    無愛想で感情の見えない主人公が、少しづつ人間らしくなっていく。
    何もないと思っていた自分の人生が、「案外持ってる」と思えるほどに変わっていく。
    主人公の未来が明るいものになっていたらいいなと思う

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    2025年01月14日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    じっくりと読みたい作品。声を出して笑ったり涙が出そうになったり、感情が忙しかった…
    小田くん家は南部せんべい店が好きで、髙森さんの作品を他にも読んでみたく、こちらを手に取りました。菱刺しを初めて知り、調べてみるととても細かい!けど美しい!刺し子はやりますが、菱刺しは集中力が続く自信がないなと、、、完成まで遠いかもしれないけれど、いつか挑戦してみたい!

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    2025年01月07日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    声を出して何度も笑った。
    この間私は人見知りだと話したと思うんだけど、基本的に笑顔でフレンドリー?な人見知りなのです。
    相手がどんな人なのか分からないから笑顔でいる。という感じなのだけれども。
    この主人公、淡々と無表情なの。
    ちゃっけとの生活で色々がんじがらめになっていたことがほぐれて表情も感情も徐々にほぐれていったんだけども。
    無表情でいられるって私にはちょっと羨ましい部分でもあって。
    まぁどっちも良いところ悪いところあるとは思うけど。

    本の中で沢山の本が出てくるんだけど、「ちいさいおうち」も出てきたの。
    あの本の表紙に「her story」って書いてあるのご存知かしら?
    あれは作者の方が

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    2025年01月07日
  • ちゃっけがいる移動図書館

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    ちゃっけ、かわいいです。かしこいです。
    雑種だからといって下に見るなんて最低です。小さな命がそばにいて健やかに生きていてくれれば、人生それで十分です。

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    2024年11月14日
  • お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル

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    美味しくて、面白可笑しいお話かと思っていたら、主人公の美玖やレストランに訪れる人達の山への想いが重い(ToT)でも山はイイ!(о´∀`о)

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    2024年08月02日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    不器用で手芸とは基本、縁のない人生を送ってきたけれど、クロスステッチ刺繍にハマった時期が二回ある。大学の受験後、合格発表を待つまでの期間と、夫の留学にくっついて暮らしていた海外で流産した後に授かった長男がお腹にやってきてくれたばかりの悪阻の頃。結果ぎ出るまでは何も手につかず、不安に怯えるしかなかったその時は、無心にチクチクする時間に本当に救われた。
    菱刺し、はこぎん刺しとはちょっと違うのかな?
    小説の中にも出てきた用の美の代表的な物として興味はあった。いつかやってみたいと思いつつ、お陰様で育児と仕事に追われて座る間もない日々を送ってきたけれど、今がその時かも、と思った。
    いつかいつか、と言って

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    2024年07月14日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    菱刺しに魅せられて出会った人々の人生が描かれている。菱刺しはこの本で初めて知った。青森という極寒地を生き抜くために生み出された技法というところにとても驚いた。そんな厳しさとは反対に美しい模様なのが当時の人々の強さと逞しさと美意識の高さに尊敬。
    南部せんべいに引き続き読んで、青森県は修学旅行で訪れた以来縁がないけど、行きたいと思った。

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    2024年06月06日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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    可愛らしい表紙とソフトカバーだけど、見た目に反し、ボリュームはずっしりで内容もしっかり。

    通勤でサッと読めるかな?と思っていたら、甘かった。
    泣きポイントがところどころにあって、そんな狙って泣かされるものか頑張るんだけど、つい涙腺がゆるんでしまう。

    年をとって、自分の子供時代を知る人がみんな亡くなったら。甘えたことのある人が誰もいなくなったら。今の私はそれがこわい。

    登場人物の短編エピソードとともに、より子さんの昔の話も出てきてとても良い。
    お嫁入りするときの話もいいし、長男嫁と二人でお舅さんの介護をした話もよかったな。

    個人的には認知症のお母さんと石田さんの話が、これから来る未来の可

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    2024年05月28日
  • 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

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     青森で菱刺しをやっているおばあさんと、女子高生とが出会い共に菱刺しをやっていく中で、建設中のビルから孫の彼女が誤って落ち亡くなってしまって社会との繋がりを嫌う孫と一緒に菱刺しをやって行く様になる物語です。

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    2024年05月15日