藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房

1,870円 (税込)

9pt

「好きでやってることだすけな、仲間っこが来てければ嬉しいよ」

趣味もなく学校でも進路に迷っていた綾。でも「ひし形屋」で、より子先生に南部菱刺しを教わって、世界が一変した!?「魔女の菱刺し工房」
母が認知症となり、接し方に悩む香織。より子先生と一緒に無心で刺している中、あるアイディアを思いつく。「ひょうたん」
長らく引き籠もっていたより子の孫・亮平。より子は静かに亮平を見守っていたが……。「真麻の聴色」

苦しい時、嬉しい時、そして誰かを想う時。布の目を数え、模様を作る――。
青森の南部菱刺しをテーマに描く、手芸×再生の四篇。

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藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    つくねさんの本棚から知った、髙森美由紀さんの本です。ありがとうございます。自分の中で髙森さんのプチブームになっていて、続けて読んでいます。

    髙森さんの本は、人との繋がりが色々な形で感じられる。その描き方が素敵だと思う。青森県の小さな町、というローカルな場所を舞台にしているところも、人との繋がりをよ

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    決して器用な方でもないのに、最近、無性に針仕事をしたくなることがある。いつか刺子してみたいなと思っていた時にこの本と出会った。青森の南部菱刺をテーマに四つの物語が繋がっている。刺し子を一目一目重ねていく無になれる時間が、温かな物語の中に流れていた。素敵な本です。

    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで『菱刺し』を知りました。
    菱刺しを通して描かれる、登場人物の心情や人との触れ合いがとても素敵でした。
    二話目の結婚に纏わるお話しには感情移入してしまい、子ども目線になったり親目線になったりしながら読みました。そして涙。

    0
    2023年05月15日

    Posted by ブクログ

     青森県南部地方に江戸時代から伝わる刺し子の技法「菱刺し」。その菱刺しに魅せられた人たちを描く群像劇。全4章。

          * * * * *

     物語の柱になるのは2つ。主要人物たちにとって心の糧となる菱刺しと、その技法を手ほどきするより子先生です。

     菱刺しは、その地味ながら美しい紋様や彩り

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    じっくりと読みたい作品。声を出して笑ったり涙が出そうになったり、感情が忙しかった…
    小田くん家は南部せんべい店が好きで、髙森さんの作品を他にも読んでみたく、こちらを手に取りました。菱刺しを初めて知り、調べてみるととても細かい!けど美しい!刺し子はやりますが、菱刺しは集中力が続く自信がないなと、、、完

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    不器用で手芸とは基本、縁のない人生を送ってきたけれど、クロスステッチ刺繍にハマった時期が二回ある。大学の受験後、合格発表を待つまでの期間と、夫の留学にくっついて暮らしていた海外で流産した後に授かった長男がお腹にやってきてくれたばかりの悪阻の頃。結果ぎ出るまでは何も手につかず、不安に怯えるしかなかった

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    菱刺しに魅せられて出会った人々の人生が描かれている。菱刺しはこの本で初めて知った。青森という極寒地を生き抜くために生み出された技法というところにとても驚いた。そんな厳しさとは反対に美しい模様なのが当時の人々の強さと逞しさと美意識の高さに尊敬。
    南部せんべいに引き続き読んで、青森県は修学旅行で訪れた以

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    可愛らしい表紙とソフトカバーだけど、見た目に反し、ボリュームはずっしりで内容もしっかり。

    通勤でサッと読めるかな?と思っていたら、甘かった。
    泣きポイントがところどころにあって、そんな狙って泣かされるものか頑張るんだけど、つい涙腺がゆるんでしまう。

    年をとって、自分の子供時代を知る人がみんな亡く

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

     青森で菱刺しをやっているおばあさんと、女子高生とが出会い共に菱刺しをやっていく中で、建設中のビルから孫の彼女が誤って落ち亡くなってしまって社会との繋がりを嫌う孫と一緒に菱刺しをやって行く様になる物語です。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    菱刺しを通して、人の温かさや生き方を知っていく、やさしいおはなし。
    おばあちゃんの昔の振り返りもありつつ、菱刺しと生きてきたんだなあ、と。
    黙々と作業するって、自分と向き合う時間でもあり、切り替えるキッカケをくれたりするんだな、と思いました。

    0
    2024年03月04日

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