髙森美由紀のレビュー一覧
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声を出して何度も笑った。
この間私は人見知りだと話したと思うんだけど、基本的に笑顔でフレンドリー?な人見知りなのです。
相手がどんな人なのか分からないから笑顔でいる。という感じなのだけれども。
この主人公、淡々と無表情なの。
ちゃっけとの生活で色々がんじがらめになっていたことがほぐれて表情も感情も徐々にほぐれていったんだけども。
無表情でいられるって私にはちょっと羨ましい部分でもあって。
まぁどっちも良いところ悪いところあるとは思うけど。
本の中で沢山の本が出てくるんだけど、「ちいさいおうち」も出てきたの。
あの本の表紙に「her story」って書いてあるのご存知かしら?
あれは作者の方が -
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不器用で手芸とは基本、縁のない人生を送ってきたけれど、クロスステッチ刺繍にハマった時期が二回ある。大学の受験後、合格発表を待つまでの期間と、夫の留学にくっついて暮らしていた海外で流産した後に授かった長男がお腹にやってきてくれたばかりの悪阻の頃。結果ぎ出るまでは何も手につかず、不安に怯えるしかなかったその時は、無心にチクチクする時間に本当に救われた。
菱刺し、はこぎん刺しとはちょっと違うのかな?
小説の中にも出てきた用の美の代表的な物として興味はあった。いつかやってみたいと思いつつ、お陰様で育児と仕事に追われて座る間もない日々を送ってきたけれど、今がその時かも、と思った。
いつかいつか、と言って -
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可愛らしい表紙とソフトカバーだけど、見た目に反し、ボリュームはずっしりで内容もしっかり。
通勤でサッと読めるかな?と思っていたら、甘かった。
泣きポイントがところどころにあって、そんな狙って泣かされるものか頑張るんだけど、つい涙腺がゆるんでしまう。
年をとって、自分の子供時代を知る人がみんな亡くなったら。甘えたことのある人が誰もいなくなったら。今の私はそれがこわい。
登場人物の短編エピソードとともに、より子さんの昔の話も出てきてとても良い。
お嫁入りするときの話もいいし、長男嫁と二人でお舅さんの介護をした話もよかったな。
個人的には認知症のお母さんと石田さんの話が、これから来る未来の可 -
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青森南部に江戸時代後期から伝わる刺し子の技法のひとつ菱刺し、伝統工芸を通じて再生する4編いや5編かも!?
八戸にある、お婆ちゃん先生のより子さんの工房。東側に名久井岳とゆう山が見える場所にあるらしい。そこで菱刺しを習う人たちの日常を中心に展開して行くストーリー。
スマホやパソコン、メールにSNSと現在の便利なアイテムが登場する中に一手間一手間作り上げる伝統の菱刺しは相反する存在のようなんですが、程良く生活の中に溶け込み受け継がれてゆく絆を感じました。
語り手が次々変わってゆくのですが章を重ねるごとに深みが出てきて立体感が増してゆく手法は秀逸で、繰返しの中から生み出される模様が人生と重なり見事な -
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ネタバレ【収録作品】魔女の菱刺し工房/今日の佳き日の矢羽根/ひょうたん/真麻の聴色(ユルシイロ)
より子の菱刺し工房を軸に、そこに関わる人たちの姿とより子の来し方を描いている。
「魔女の菱刺し工房」 やりたいことがなく漫然と日々を過ごしている高2の綾。ブログで知った菱刺しの作品を公民館で見かけたことをきっかけに、より子の菱刺し工房に出入りするようになる。/より子は、菱刺しに夢中になっていった日々を思い出す。
「今日の佳き日の矢羽根」 綾に工房を教えた結菜は、結婚を控えている。結婚準備を進めているなか、些細なことで父親と行き違ってしまい、気まずいまま結婚式を迎える。/より子は結婚したときのことを思い