高橋哲哉(哲学者)のレビュー一覧

  • デリダ 脱構築と正義

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    不断の脱構築により、光を新たな光へと組み換え、決して届き得ない闇へと向かい続けるという正義。闇を暴き出すという暴力をもって、見えざる者たちを暴力から救い出すという政治的な営み。
    「暴力と形而上学」の抜粋が特に刺さった。
    エクリチュールに端を発し、散種の痕跡を辿り続けた先に浮かび上がる原エクリチュールのさらにその先、起源の暴力である「力の一撃」とは結局何なのか、問い続けたいと思った。

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    2026年07月04日
  • 靖国問題

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    靖国神社に関して、基本的なことも分かっていなかったことを痛感する。

    靖国神社は明治時代に出来た神社。戦争が出来る帝国主義を継続させるために出来た。死を嘆かず、むしろ死に赴きたくなる装置だ。

    中国や韓国などのアジアからの批判以前に、首相の参拝は国内問題として取り上げられていた歴史を有する。

    中曽根はA級戦犯の合祀取りやめに積極的だった。合祀のために厚労省から名簿が靖国神社に流れていた事実も知らなかった。

    同じ様な施設が歴史や洋の東西を問わず存在していること。

    国立追悼施設を作るだけでは、かえって第2の靖国が出現しかねないこと。すでに千鳥ヶ淵や沖縄の平和の礎でも、その傾向が見られていること。

    今読んでも力作である。ただ最後の憲法9条を活かそうと言う主張のみが現在では少し白々しく感じる。中国・ロシアの侵略的傾向、アメリカの世界戦略の縮小によって、バランスオブパワーを越える平和戦略が見いだせないからだ。

    蛇足:本書では当たり前に「合祀」という言葉が使われている。合祀はてっきり遺骨などが納められているのかと思っていたら、よくよく調べると、名簿に名前が書かれているだけという。ぽかーんである。それをめぐって裁判しているのか。。。

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    2025年09月03日
  • デリダ 脱構築と正義

    購入済み

    デリダ本であると同時に高橋哲哉のデリダ解釈の本という意味で高橋本でもあるのかなぁと。全ての解説本に言えることではありますが、それは念頭に入れて読んだほうが良いかなと思います。
    脱構築、差延、散種、原エクリチュール…デリダ哲学の基本的な考え方や発想が分かりやすく解説されており、後半分は脱構築の行き着いた先からいかに正義を実現するかという肯定の思想としての側面が強調されています。

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    2024年08月17日
  • デリダ 脱構築と正義

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    脱構築は正義のための決断を促す思想
    そこに至るまでには、混沌や矛盾を知覚することになる。
    いや、ここを知覚すればこその正義なのだろうか。

    もう今や誰もが気がついている世界の至るところの無限性について、合理の暴力から、ただ恐れ慄く必要は無くなった。

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    2024年04月28日
  • デリダ 脱構築と正義

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    すごい。知っている世界が、くずれていく、、

    すべての他者との、初めから暴力的な関係性の中に、すでにある絶対的正義

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    2023年02月26日
  • 沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える

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    【「引き取り運動」のバイブル】
    2016年からFIRBOの活動に参加した評者にとって、本書は導きの書であり、バイブルである。「日本人よ!今こそ沖縄の基地を引き取れ」との沖縄の声に、「日本人は「本土」に米軍基地を引き取る」ことによって応答するべきことを宣言した書である。
    日米安保条約を約8割という圧倒的多数の「本土」の国民が支持している現状を踏まえれば、「県外移設は基地を日米安保体制下で本来あるべき場所に引き取ることによって、沖縄差別の政策に終止符を打つ行為である」とし、「「平和」や「安保廃棄」を求めるなら、基地を引き取りつつ自分たちの責任でそれを求めるべきである」と、その論旨は明快である。
    また、米軍基地の沖縄への集中の歴史と構造が明らかにしているように、「本土」における反米感情と反基地運動の高まりが、結果として米軍基地を沖縄に集中させた。まさに引き取り運動は、米軍基地問題を自分ごととして考える重要な契機となることを示唆してくれている。(吉村/本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会)

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    2021年07月01日
  • デリダ 脱構築と正義

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    デリダ入門書として非常によみやすい。
    エクリチュール、反復可能性、差延、散種などのデリダ語の使い方が見えてくるだけでなく、デリダ思想を一つの正義の思想として読み解くことで、脱構築が単に哲学の破壊ではなく肯定的な思想であることが分かってくる。
    本書を読む以前はポストモダン思想には破壊的・ニヒリズム的なイメージを持っており、脱構築もテクスト斜め読みのようなイメージを持っていたが、本書を読むことでそれとは全く異なる肯定的な他者の思想が見えてくる。
    現象学において他者とはなんなのか?という問いをぼんやり持っていたが、デリダはそこに一つの新しい他者像を提示しているのだろう。
    デリダの著作の入口として非常にモチベーションが湧く良い入門書でした。

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    2021年06月01日
  • 靖国問題

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    "靖国神社への参拝は、なぜ問題となるのかを整理する目的で本書を手にする。この本は、歴史家ではなく哲学者が論理的に伝えることに重きをおいたもの。
    1.感情の問題
     当時、戦死による悲哀を幸福に転化していく装置が靖国神社だった。
     戦死者の追悼ではなく、顕彰こそが本質的な役割。
     (追悼とは、死者を偲び悼み悲しむこと。
      顕彰とは、功績などを世間に知らせ表彰すること)
    2.歴史認識の問題
     A級戦犯の分祀が実現したとしても、政治決着にしかならない。靖国神社への歴史認識は戦争責任を超えて植民地主義の問題として捉えるべき
    3.宗教の問題
    4.文化の問題
    5.国立追悼施設の問題

    歴史を再び学びたくなった。山田風太郎の戦中日記など後に読むきっかけになった。"

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    2018年10月14日
  • 沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える

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    もともと基地引き取り論には賛同していなかったが、本書を読んで得心がいった。本土の日本人の「基地はどこにもいらない」論の加害性に気付かされた。

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    2018年02月24日
  • 沖縄の米軍基地 「県外移設」を考える

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    「日本人の8割が日米安保条約を支持している以上、沖縄の米軍基地は本土で引き取るのが道理である。そうできないのは、差別の構造である」と著者は述べる。沖縄問題の本質を鋭く突く良書。

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    2015年07月11日
  • 靖国問題

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    靖国問題について、靖国神社に批判的な立場から論じた本。「感情」「歴史認識」「宗教」「文化」といった切り口でその問題点を指摘する。
    息子が戦死して靖国神社に祀られ喜ぶ母たちの対談を掲載した当時の雑誌『主婦の友』など、著者の主張を裏付ける多くの史料が提示されている。

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    2015年03月22日
  • 靖国問題

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    靖国問題を理解するための本です。歴史的事実を踏まえ、各論の論理的是非を明快にし、現在の問題の本質を鋭くえぐっています。国事として英霊祭祀を行う限り問題解決はできないというクリアな見解にはただ頷くばかり。

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    2013年10月27日
  • 犠牲のシステム 福島・沖縄

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     日本国にあり,国民全体がその恩恵をながら,それを維持していくときにある人々の犠牲の下でしか維持できていないもの…それが,沖縄の米軍基地であり,地方に任された原子力発電所です。
     ここで恩恵と言いましたが,本当に恩恵を受けているのか,あるいは恩恵と呼んでもいいのかどうか,はなはだ疑問ですがね。
     「福島と沖縄」とタイトルにありますが,本書の4分の3は福島のことについて書かれています。
     二つのことは,政権交代後の内閣でどうにか解決しようとしましたが,結局「玉砕」してしまいました。米軍基地も原子力発電所も,それほどわたしたちの社会の内部の奥深くにまでしみこんでいるのでしょう。

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    2012年02月27日
  • 靖国問題

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    現首相が参拝を積極的に肯定したせいもあり、最近も近隣諸国からの批判で盛り上がっている靖国問題。では、靖国問題の本質とはいったい何なのであるかを鋭く抉った良書です。靖国問題の解明や問題解決のための糸口を探っており、祀ることと軍国化との関連性や分祀が根本的に何も解決しないこと、そして新たな追悼施設が第二の靖国となる恐れがあるという主張は明快です。著者の主張に意見が分かれるかもしれませんが、そもそも靖国神社とは何であるかなど基礎知識を確認するための入門書としてもよく纏まっていると思います。

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    2011年11月17日
  • 靖国問題

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    靖国神社にはA級戦犯まで祀られているぐらいしか知らなかった自分にとって靖国問題の複雑さを初めて知った。

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    2010年07月10日
  • 靖国問題

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    今度の戦争で死んだ人々を悼むことは当然の感情だが、それを英霊化したり、なぜ死ぬことになったのかという原因を考えない追悼は危険だ。公の悼み方には違いがあってもいいのではないか。それに靖国は明治以来政府に反抗して死んだ人たちはまつっていないし、まつってほしくないと思っている人たちも勝手にまつっている。また戦争を起こした人たちも、赤紙で行かされ死んだ人たちもいっしょにまつられている。これでは今度の戦争の責任はいっそう曖昧になるばかりだ。日本人の伝統は死んだらみんないっしょというのも怪しくなる。靖国問題を感情、歴史認識、文化等の観点から総合的に論じた好著。

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    2009年10月07日
  • 靖国問題

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    靖国神社をめぐる問題を、
    感情、歴史認識、宗教、文化、国立追悼施設の5つの側面から論じる。
    2005年刊。
    20年以上前に書かれた本だけど、ここに列挙されている問題は今も全く解決していない。むしろ軍事化が進み、日本にとって戦争がまた我が身のことになってきているので、戦死者を顕彰する宗教的施設が、戦争が美化され責任がぼやかされるために再び政治利用されるかもしれないと心配になる。
    今読めて良かった。

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    2026年03月18日
  • デリダ 脱構築と正義

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    【1】
    30 修論
    36 五月革命
    43 脱構築は哲学を文学に
    →ハーバーマスは批判、ローティは歓迎
    →デリダ・サール論争
    48 デリダの抵抗、ブルデュー
    52 ド・マン論争

    【2】
    55 解体の仏訳語としてデコンストラクション
    64 エクリチュールはパルマコン(知恵の、記憶の秘訣)である
    81 プラトン主義哲学、形而上学=二元論的分割
    82 形而上学の要素
    ①ロゴセントリズム
    ②フォノセントリズム
    ③現前(←ハイデガー)
    ④存在・神・目的論の構造
    ⑤ファロセントリズム(ファルス)
    84 現前(古代・イデア→中世・絶対神→近代・自己現前(コギト・意識・主観性))
    92 外部は内部の内部
    102 コーラ(場)
    106 パルマコン
    115 パルマコス Holocaust
    121 ソクラテスの幽霊、灰

    【3】
    129 破壊不可能な責任
    130 決定不可能性における決定=非暴力ではない
    原エクリチュールの原暴力があるから
    「暴力のエコノミー」非暴力を追求する行為自体が暴力となる
    133 固有名の暴力
    142 レヴィナスの暴力
    143 暴力性に無知なのは無責任→暴力にあらがう
    147 脱構築は他者への肯定的な応答、まったき他者の侵入
    149 言語の反復可能性(エクリチュールだけでない)
    ①パロールは語る主体が現前するが、エクリチュールは主体はない
    ②パロールは外的・現実的コンテクスト(周囲)も内的・意味的コンテクスト(文脈)もオリジナルで現前するが、エクリチュールはそうではない
    154 マーク(記号)
    159 引用 意味のイデア的同一性(←反復可能性)
    「最小のイデア化」
    162 形而上学的反復は同一の反復だが、デリダの反復は差異を伴う
    164 散種 無限の意味の繁殖可能性
    167 反復と散種でマークからマークの他者へ向かっていく運動を知る
    175 テクストを読むことは他者の署名に連署すること
    178 oui
    183 自由で自律した決定のまえに、他者への呼びかけへの責任、応答可能性がある

    【4】
    193 批判法学
    197 法は脱構築可能、正義は脱構築不可能
    203 独立
    208 現前は再現前の再現前
    214 不可能性の経験そのものが正義
    222 幽霊
    228 古典的な解放の理想を肯定

    【5】
    232 贈与
    254 主体は決定できない
    257 幽霊
    274 死者を葬る
    277 忘却

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    2023年01月28日
  • 靖国問題

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    高橋哲哉(1956年~)氏は、東大教養学部卒、東大大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学、南山大学文学部専任講師、東大教養学部助教授、東大大学院総合文化研究科教授等を経て、東大名誉教授。専門は現象学、言語哲学、倫理学、政治哲学。
    本書は、毎年太平洋戦争終戦の時季になると話題に上がる(特に、首相が参拝をした年は)、いわゆる「靖国問題」について、様々な視点から考察したものである。
    内容は概ね以下である。
    ◆感情の問題・・・靖国神社とは、国家的儀式を伴う「感情の錬金術」によって戦死の「悲しみ・不幸」を「喜び・幸福」に転化するシステムにほかならない。その本質的役割は戦死者の「追悼」ではなく「顕彰」である。このシステムから逃れるためには、戦死を「喜ぶ」のではなく「悲しむ」だけで充分である。
    ◆歴史認識の問題・・・靖国問題の歴史認識は、「A級戦犯合祀」の問題としてのみならず、太平洋戦争の戦争責任を超えた、日本近代を貫く植民地主義全体の問題として問われるべきものである。よって、仮に「A級戦犯分祀」が実現したとしても、それは中韓との政治決着にしかならない。
    ◆宗教の問題・・・これまで首相や天皇による(宗教法人である)靖国神社の公式参拝を合憲とした確定判決はなく、それは日本国憲法の政教分離規定に抵触していることを示している。政教分離規定は、神道が「国家神道」となって事実上の国教になることを、歴史的反省を踏まえて防ぐためのものであり、その改定はあり得ない。他方、靖国神社の宗教性を否定して特殊法人化することは、靖国神社が戦死者の「顕彰」の活動(=宗教活動)を止めるわけにはいかない以上不可能であるし、それは、かつて国家神道を「超宗教」と位置付けた「神社非宗教」の復活にもつながる、危険な道である。
    ◆文化の問題・・・日本の文化の根源には「死者との共生感」があり、それを首相や天皇の靖国参拝の根拠とする考え方があるが、靖国神社には「天皇の軍隊」の敵側の死者が祀られた例はなく(戊辰戦争等を含め)、それは国家の政治的意志を反映していることにほかならず、文化論的アプローチには限界がある。
    ◆国立追悼施設の問題・・・「無宗教の国立戦没者追悼施設」の新設は、追悼や哀悼が個人を超えて集団的になっていくことにより、「政治性」を帯びてくるというリスクを孕む。そうした移設が意味を持つ大前提は、日本国家としての、過去の戦争責任の認識と、非戦・平和主義の確立の二つ。即ち、「政治」が施設をどう使うのかが全てなのである。
    靖国問題は、極めて複雑な問題である一方、感情的になりやすい性格の問題である。そうした中で、自分の考えを持ち、様々な議論に参加していくために、複雑な論点を整理・理解することは欠かせない第一歩である。
    そういう意味で、著者が最終的に導き出す結論めいた見解への賛否はともかくとして、論点が列挙されている本書は一読するに値する一冊と思う。
    (2023年1月了)

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    2023年01月23日
  • デリダ 脱構築と正義

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    おそらくよくまとまっているのだと思う。デリダを読んでそれを有意義に受け取ることはその性質上難しい。そこになんとか最低限度の錨を下ろそうという苦悩が見える。デリダの脱構築においては正義は脱構築し得ないというのが一応の最低ラインにはなるのかな。何にせよ使う側の誠実さが求められると思う。

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    2017年12月18日