犠牲のシステム 福島・沖縄

犠牲のシステム 福島・沖縄

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作品内容

福島の原発事故は、原発推進政策に潜む「犠牲」のありかを暴露し、沖縄の普天間基地問題は、日米安保体制における「犠牲」のありかを示した。もはや誰も「知らなかった」とは言えない。沖縄も福島も、中央政治の大問題となり、「国民的」規模で可視化されたのだから――。経済成長や安全保障といった共同体全体の利益のために、誰かを「犠牲」にするシステムは正当化できるのか? 福島第一原発事故で警戒区域となった富岡町などで幼少期を過ごした哲学者による、緊急書き下ろし。【目次】はじめに/第一部 福島/第一章 原発という犠牲のシステム/第二章 犠牲のシステムとしての原発、再論/第三章 原発事故と震災の思想論/一 原発事故の責任を考える/二 この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題/第二部 沖縄/第四章 「植民地」としての沖縄/第五章 沖縄に照射される福島/あとがき

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社新書
ページ数
224ページ
電子版発売日
2015年10月16日
コンテンツ形式
EPUB

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Posted by ブクログ 2012年02月27日

 日本国にあり,国民全体がその恩恵をながら,それを維持していくときにある人々の犠牲の下でしか維持できていないもの…それが,沖縄の米軍基地であり,地方に任された原子力発電所です。
 ここで恩恵と言いましたが,本当に恩恵を受けているのか,あるいは恩恵と呼んでもいいのかどうか,はなはだ疑問ですがね。
 「...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年08月27日

久しぶりに言葉より思いが前面に出ている文書を読んだ。国のためにスケープゴートを作らなくてはいけないシステムというのはシステムごと限界が来てるだろうな...

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Posted by ブクログ 2013年06月22日

『国家と犠牲』では靖国神社にみられる犠牲のシステムを分析しておられましたが、まったく同じシステムが福島・沖縄についても作動しているという指摘には、この国にいきるものとして、うすら寒いものをかんじざるを得ません。

「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月27日

第3章以降が著者の言いたいことの中心だった。その前は事実関係の整理で、原発事故以来、一定の時間経過があったいまとなっては、わかっていることが多い。
震災後の「天罰」思考、また原爆投下後の「天恵論」が本質的に犠牲のシステムであることにおいて同じであるという。そして、基地問題における沖縄の犠牲と、原発事...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年05月18日

基地の沖縄、原発の福島、そこに見える犠牲のシステム、植民地主義、そして民主主義の落とし穴を喝破した好著。
この構図は核燃まで抱える青森県も同じなのは、書中に三村知事の名が出てくるのでも明らかですが、それに絡め取られてしまっている現実を何とかしないといけません。

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