増山実のレビュー一覧

  • 今夜、喫茶マチカネで

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    大阪の待兼山駅前に、1階は「らんぷ堂」という書店、2階は「喫茶マチカネ」という喫茶店があった。そこを始めた両親から後を引き継いだ兄弟が営んでいたが、駅名が変更になるのに合わせて閉店する事になる。
    それを機にこの街や店にまつわる話を集めようという事になり、様々な人達が話をしにくる。
    商店街の色々な店にまつわる話が面白くてぐいぐい読ませた。
    どれもちょっと不思議なところのある話だけれど、それもまた楽しい。

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    2025年08月13日
  • われらみな、星の子どもたち

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    ダメでした。
    能登に起源をおく主人公・恵介の星場一族のファミリーヒストリーです。
    実は私も数年前に我が家のファミリーヒストリーを調べました。文化・文政時代から瀬戸内海で小さな廻船業を営む一族で、斜陽となった明治期には祖父を除く5人の兄弟がアメリカ・ブラジルに移民。現地での厳しい開墾、差別、そして太平洋戦争、様々な辛酸を嘗めた事が判りました。幸いなことに、父の代には一旦完全に関係が切れていたその子孫を見つけ出す事も出来、様々な情報交換が出来ました。
    この物語は国内だけですが、ある意味似たような話です。でもなんかピンとこない。読んでいて、何故かふた昔くらい前のテレビドラマを見ている感じがします。

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    2025年08月04日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    不思議だったりそうでもなかったりな話を聞きながら最終局面、一気に冒頭まで遡って「そういうことだったの?」と呆然。
    沖口さんの話が一番不思議だった。
    しかもこれの何が不思議だったんだろうと思った話も絡んでた。
    披露された話はどれも奇談の名にふさわしいものばかりだったけれど、そのどれもにその人の人生が色濃く滲み出ているからついつい泣きそうになってしまった。

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    2025年07月11日
  • われらみな、星の子どもたち

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    ネタバレ

    読み終えて、美しい題だなと改めて思いました。両親の生まれ故郷である能登半島地震を経て、両親や一族の生い立ちについて知ることになる恵介。
    両親、祖父母に留まらずその兄弟たちの生い立ちにまで話が広がり興味深かった。
    (家系図が欲しくなりました…)
    同じ星場という名前を持ちながら、様々な人生を送る家族たち。
    わたしも家族の話を聞いてみたいと思いました。

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    2025年07月10日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    ネタバレ

    阪急宝塚沿線在住なので、ああ阪大ね、はいはい五月山ねと思いながら読み進め、肝心の待兼山だけが分からずもやもやしてたら、まさかのオチ

    異世界ファンタジーで剣と魔法の世界に飛ばされました、よりも石橋駅じゃなくて待兼山駅の世界・・・だと?!の方がよっぽどぞっとした

    ただ、これが鳥取駅の隣は鳥取西駅じゃなくて砂の丘駅だと?!と言う話でも、そうなの?砂の丘駅ってないの??位で、然程衝撃は受けないと思うので、多少読者を選ぶ作品かも

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    2025年06月30日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    待兼山商店街を舞台に心温まる思い出話が語られる。昔ながらの喫茶店に通いたくなる本だった。少し現実離れした後半の展開ではあったが、読みやすい一冊だった。

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    2025年06月08日
  • あの夏のクライフ同盟

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    中学生の頃はまだ子供だけど自分で決めて行動したい、そんな感じだった気がする。だからこんなふうに、住んでいる処から遥か遠くまで友達と行くというのはかなりの冒険でドキドキわくわくする。いつまでもそんな気持になれたらいいなぁと改めて思いました。

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    2025年05月15日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    大阪の待兼山駅前で65年続く喫茶店「喫茶マチカネ」。
    半年後に閉店が決まったこの店で、月に一度開催されることになった「待兼山奇談倶楽部」では、毎回ゲストがこの街、この喫茶店にまつわる不思議な体験談を語ります。

    古き良き街並みを残す待兼山駅前の風景と、ゲストが昔を振り返って語る思い出話の効果で、読みながら脳内に浮かぶ景色はなんとなくセピア調で、全体にノスタルジックな雰囲気が漂う作品でした。

    待兼山駅は架空の駅名のようですが、阪急石橋阪大前駅周辺の地理に明るい人であれば、きっと作中に知っている風景がたくさん出てきて、読んでいてもっと楽しいだろうなぁ。

    また、喫茶店×ファンタジー作品でいえば川

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    2025年05月06日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    65年続いたらんぷ堂書店・喫茶マチカネの残された数ヶ月間を月に一度開かれる「夜会」で、街にゆかりの人々が彩る物語。ひとつひとつのお話に余韻があって心が暖かくなった。特に、銭湯のピアニストと風をあつめてのお話が好き。最後にも意外な展開があり、面白かった。

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    2025年04月13日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    古い喫茶店と本屋で行われるちょっと不思議な、でも思いのこもった思い出話が短編で繋がっている。
    ほんわりとします。

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    2025年03月31日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    サラッと読んでしまって、最後の最後にこれまでのどこかに伏線があったかもと後悔。もう一度読み直したい。

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    2025年03月28日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    閉店する喫茶店で毎月不思議な話をひとつずつしていく。昭和レトロ漂う内容でした。最後はそういうオチなのねーと思ったけど。ファンタジーでした。

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    2025年03月16日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    閉店が決まったお店で開かれる奇談会で、街の不思議な話が語られる。ファンタジーチックなものもあるが、しみじみと心に残る話だった。

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    2025年03月09日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    実際に知っている場所が登場するお話ばかりで、とても親近感を持って読み進められる。どれもほっこりする良いお話。ラジオドラマとか朗読会にも向いていると感じる。

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    2025年03月04日
  • 甘夏とオリオン

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    師匠!お金か女か人生か、何か知らないけど、何でもいいけど、何でもいいから、今からでもいいから、帰っておいでよ!アンタらしくないよ…。怒らないからさ。(いや、ちょっと怒るか…)何でもいいから!待ってるからさ!

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    2024年11月08日
  • 甘夏とオリオン

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    夜行バスでラジオが聴ける車両に乗った事がある。落語を聴いた。どなただったかは記憶にないがとにかく面白かった。夜中声が出ないよう必死だったのを覚えている。
    答えは落語のなかにある。どこでもそうなのかもしれない。現場百回、みたいな。

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    2024年10月11日
  • 波の上のキネマ

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    ほんの少し昔のこの国であった(かもしれない)悲しく、切ない物語。それでも、やっぱり、人は一生懸命に、人を信じて生きていきたいと思わせてくれる物語。
    何よりこの方のお話は、いつもハッピーエンドで終わるのが嬉しいのです。

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    2024年08月28日
  • 甘夏とオリオン

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    落語好きなので楽しめたし、新たな見方も出来て面白かったので、ほぼ一気読み。ただ凄い魅力的な師匠の行方が気になりながら、突然のエピローグが個人的には残念だった。水俣病の話はちょっと無理に詰め込んだ感がある。

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    2024年07月26日
  • 波の上のキネマ

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    話が壮大で素晴らしい。
    過酷な状況だからこそ夢を持って、
    その夢を仕事にする人生。

    素敵な生き方です。

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    2023年07月13日
  • 甘夏とオリオン

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    人はいつだって、誰かを待っているんやね。
    大阪の下町、玉出の銭湯に居候する駆け出しの落語家・甘夏。彼女の師匠はある日、一切の連絡を絶って失踪した。師匠不在の中、一門を守り、師匠を待つことを決めた甘夏と二人の兄弟子。一門のゴシップを楽しむ野次馬、女性落語家への偏見――。苦境を打開するため、甘夏は自身が住んでいる銭湯で、深夜に「師匠、死んじゃったかもしれない寄席」を行うことを思いつく。寄席にはそれぞれに事情を抱える人々が集まってきて――。

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    2022年11月28日