増山実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アホで、無謀で、それでいて純粋。男子中学生というかけがえのない時間の、かけがえのない冒険譚。
海外サッカーの情報へのアクセスの困難さ。今ならネットでリアルタイムで試合経過が速報され、動画もいくらでも視ることができる。が、この時代には、月刊のサッカー雑誌の発売を心待ちにし、ワールドカップの試合結果ですら2日遅れで新聞に載る数行の記事で知るのみ。
インターネットが一般に普及する以前、1990年代まではこんな感じだったなあ。
はじめ80ページくらいまで登場人物の紹介で、なかなか話が進まないな、と思いながら読んでいたが、本当になかなか出発しない(笑)。でも、このゆったりしたペースがだんだん心地よく -
Posted by ブクログ
面白かった。
ブグログで本の装丁が出てこないのが残念なのだが、本作の子供たちの姿が生々としていて大変好感の持てる小説だった。
サッカーワールドカップに合わせ、自分たちの地域では放送されない憧れのオランダ人選手クライフの衛星放送を見に行く。
この思いに駆られた4人の少年の冒険自転車旅行を、いつのまにか読者も熱い気持ちで応援していた。
主人公たちの年齢に近いせいもあり、作中の中学生が興奮した写真週刊誌や映画や憧れの対象への感情を共有できるだけに、本作の彼らに親近感を強く感じてしまう。
著者が静かに昔の「あの夏」を思い返す文章は、優しく懐かしく暖かい気持ちにさせてくれた。 -
Posted by ブクログ
サッカーワールドカップ北中米大会開催中、新聞の書評か何かで知った作品。
大会はすでに終わった8月、ようやく読むことができた。
いろいろいろあっての出発。
それまでがちょっと長くて。
ページ数がどんどん減っていく…どこで終わるのか、試合まで辿り着かない?
と、心配に。
終わって欲しくない気持ちも。
久しぶりに本を読んで胸が熱くなり、涙が出た。
中学生男子4人の青春物語。
というとなんだか引いてしまいそうだが、この子達が現代にいたら絶対に経験できなかったであろうと思われる物語。
いや、本当に現代じゃなくて良かった。
カーボ・ヴェルデ。
今年の大会で話題になった国の名前が出てきた時はびっくり。 -
Posted by ブクログ
大阪で生活してきた両親が二人ともに
入院し出身地である能登や兄弟従兄弟達の生きてきた年月を振り返り
星場という苗字についても探っていく
ストーリー
親戚関係が多いなかで
互いに思いやり生きてきた時代と人柄を感じさせる
両親がいかに生きてきたのか
話せるうちに聞いておく事は大切かな
これも関係の良い親子ならそうかも知れない
家族の関係がオープンならば可能かな
私の母は父の事をいつか話してやると
言って
話さずに亡くなってしまった
今教えてと言ったのに
父の出生に何かあるのは
うすうす感じていたけど
結局分からないまま
まあ 分かったところで だけど