増山実のレビュー一覧

  • あの夏のクライフ同盟

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    ネタバレ

    情報取得が簡単でないこの時代ならではの面白さ。

    周囲の大人たちが最高だった。
    子供たち自身で考え行動することを尊重し、見えないところで最大限に守る、理想的な教育。

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    2025年11月29日
  • われらみな、星の子どもたち

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    家族は温かいものだと再認識。
    親とすぐ喧嘩をしてしまう毎日ですがこの本を読んで親と色々なことを語りたいと思いました。

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    2025年11月15日
  • われらみな、星の子どもたち

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    大阪で暮らす星場恵介は、2024年元日、能登半島の地震を入院中である両親に伝える。
    両親は、戦後若くして大阪に出てきてクリーニング店を営んでいた。
    母が脳梗塞で倒れて言語に障害が残ってからは、同じ病院で入院していた父が、恵介に能登での話をするようになった。
    父が語った話は、星場の名前の由来から波乱万丈の生涯を送った一族のことだった。

    懸命に生きようと見上げた空には、いつも「星」があった…それは船から放り出されて和歌山を目指した親戚のことかもしれないし、北海道で山菜を売り歩いていた親戚のことかもしれないし、それは能登で両親が見上げた空かもしれない。

    〈誰ひとりとして、楽な人生なんか、なかった

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    2025年09月02日
  • われらみな、星の子どもたち

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    久しぶりに本読んで号泣しました。
    自分の祖父母、両親、親戚と重なること多々あり。
    みんな必死で生きている姿が目に浮かびました。
    亡き祖父母、先祖に、感謝です。

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    2025年08月12日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    昭和レトロを感じさせる「喫茶マチカネ」が舞台
    店主の今ちゃん
    常連客の「ほんまのパン」の店主仁ちゃん
    のイマジンコンビ
    喫茶店でアルバイトをしている繭子
    そしてもう一人の常連客である沖口さん
    1階は「らんぷ堂書店」という本屋さんで
    今ちゃんのお兄さんが経営している本屋だ

    古くから待兼山に
    存在するこの喫茶マチカネから
    待兼山奇談倶楽部は発足する
    1人の強い意志と
    待兼山を愛してやまない街の人々の思いによって
    読み始めた時は喫茶店の日常の話なのかと思っていましたが
    不思議な話がどんどん出てきて
    その魅力に惹き付けられ
    あっという間に読み終えました。

    とても面白かったです。
    喫茶店に足を運びた

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    2025年08月11日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    閉店間近の喫茶マチカネで『待兼山奇談倶楽部』が発足され6人の登場人物が体験した不思議なお話が語り口調で書かれてます。
    どのお話も奇談というより素敵な奇跡のようなお話で感動しました。

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    2025年08月01日
  • われらみな、星の子どもたち

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    高齢の親に今までの人生の話を聞くことは、是非やっておくべきことだと思いました。恵介の父親が、自分の生きざまや一族の生きざまを話すのはとても楽しそうでした。いつのまにか能登の星場家の家系図をたどっていくような感じになりました。そうしたい気持ちがとてもよくわかり、読者の私自身も主人公の恵介と一緒に話を聞いているような気持ちになりました

    一人一人に人生の物語があり、それを子どもに話すことは、ある年齢になったらやってみたいことになるような気がします。この小説で話をする父親は、興味をもって聞いてくれる息子に話すのが、とても楽しそうでした。私も同じように父から祖父母や親戚の話をたくさん聞かされ、それがと

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    2025年07月31日
  • われらみな、星の子どもたち

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    感動した。感動した。もっとも親近感を感じる増山実さんの新作を読めたことに感謝しています。そして傑作中の傑作間違いなしの大傑作感動ストーリーを読んでしまいました。能登地震が起こったきっかけでかつて能登で暮らしていた星場家の感動ストーリーの始まりです。大河ドラマにも匹敵するような波瀾万丈、手に汗握る物語に読む手が止まりませんでした。星にまつわる名曲や星座のお話に興味津々でした。もうジーンとしたシーンは星場恵介の母と父が同じ病院で会える時の場面が鳥肌ものでした。あと星場洋一さんの北海道に渡って成功するまでのお話は感動ものでした。あなたもぜひ感動間違いなしの大傑作を読んで涙して下さい。

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    2025年06月27日
  • あの夏のクライフ同盟

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    昭和の男子の大冒険。スタンドバイミー的ハラハラとワクワクが面白かった。
    私は年代も性別も違うしサッカーも知らないからほとんど共感はできないけど、他人の人生を覗かせてもらった気分。会社で難しい顔してるおじさん達にもこんな青春があったのかもなー、とか。

    スマホもネットも無い時代、今よりずっと不便だったからこそ、お目当ての雑誌求めて遠出したり、急ぎの要件を速達で伝えたり、そういう回り道もまた思い出として活きている。大冒険のお供の地図がそれかい!って言うのは笑ったけど、いかにも中学生らしくて妙にリアル。

    あと、男子中学生の母親としても、思春期男子の不可思議な脳内を覗き見るような面白さもあった。

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    2025年06月14日
  • 甘夏とオリオン

    購入済み

    元気でた^_^

    大阪の地名と上方落語がたくさん出てきます^_^大阪に縁ある方は是非^_^

    #ほのぼの #アツい #泣ける

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    2025年06月05日
  • あの夏のクライフ同盟

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    ほんと中学生の時のあの感覚が戻ってきました。いやぁ男のロマンですね笑
    大人に内緒でしてるつもりが大人はみんなお見通し。今の私も大人目線でふむふむと唸りました。

    自身はこの本に出てくる中学生とはひと回りくらい若いのですが、この本を読んで改めて決勝の映像見て感動しました。クライフターンもめっちゃ真似しましたよ笑

    あの時代は今より不便だったけど、よかったなぁ
    と改めて感じる一冊でした。

    男性には響くけど、女性に響くのか聞いてみたいですね

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    2025年05月28日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    エピソードの一つ一つ、読み応え十分。
    泣いてしまうけど幸せな気持ちが残る。
    ラストも秀逸。何度も読みたくなると思う。

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    2025年05月19日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    途中中だるみ部分も感じましたが、
    オリックスの試合見る主人公たちが出てきたので星5です。
    オリファンも兼ねてる私のゴリゴリのえこひいきです。

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    2025年05月10日
  • あの夏のクライフ同盟

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    後半はハラハラドキドキで、
    私も一緒にペダルを漕いでいる気分。

    ネットやスマホがない時代の子どものほうが、
    想像力・行動力に長けていましたね。
    その陰で大人たちの配慮にも涙。

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    2025年05月06日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    ひとつひとつの物語は読みやすく読みごたえもありました!まとめかたも興味深く、おもしろく読ませていただきました…!

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    2025年04月24日
  • あの夏のクライフ同盟

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    ヨハン・クライフを愛する中学生たちの、なんて愛おしい、なんて素晴らしい青春の1コマを、読者として
    見せられた一冊でした。自分が中学生であった頃に見たもの、経験した事、心ときめかした事、辛かった事など、まさに蘇ってきた感じで、読み終わりたくないという気持ちにさせる感動の一冊でもありました。目的地に辿り着くまでの17時間に及ぶ冒険の数々、そしてその後の顛末までのくだりは、一気に読み進み、涙で活字が滲むほどでした。

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    2025年04月18日
  • あの夏のクライフ同盟

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    素晴らしい!
    著者の増山氏は私と同年代(私が1年後輩)で、その世代の中学生を描いている。そして私もサッカー小僧だった。さらに多分同じ号のサッカーマガジンを買っている。私はベッケンバウワーが好きだったが、ライバルのクライフを崇めるサッカー少年たち。ワールドカップ決勝(1974年)の決勝が放送されている地域まで、自転車で500マイルを旅をするが、様々な偶然と善意に助けられる。
    作中にクライフの引用が。「サッカーは、きわめてシンプルだ。しかしシンプルにプレイすることが、一番難しい」

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    2025年04月14日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    名曲喫茶、レトロ喫茶巡りが好きな私には表紙だけでもうこの世界に入り込めた。
    まず、第二話の「ロッキー・ラクレーン」からつかまれた。ビートルズ尽くしのこの短編。ホワイトアルバムの中にポールの曲があった!何度も聴いたアルバムなのにスポッと抜けていた。改めて聴くとストーリーと重なり、感慨深い。
    「銭湯のピアニスト」も人生の悲哀、いや生きがいが沁みてくる。ここでは、ビリージョエルの「ピアノマン」。
    何よりよかったのは第六話の「風をあつめて」
    朝鮮戦争に抵抗を示した吹田事件。全然知らなかった。岡林信康さんの「私たちの望むものは」をしみじみ聴く。
    あ、そうか。石橋駅がリアルだったのか。
    「私たちの人生って

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    2025年04月11日
  • あの夏のクライフ同盟

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    アホで、無謀で、それでいて純粋。男子中学生というかけがえのない時間の、かけがえのない冒険譚。

    海外サッカーの情報へのアクセスの困難さ。今ならネットでリアルタイムで試合経過が速報され、動画もいくらでも視ることができる。が、この時代には、月刊のサッカー雑誌の発売を心待ちにし、ワールドカップの試合結果ですら2日遅れで新聞に載る数行の記事で知るのみ。
    インターネットが一般に普及する以前、1990年代まではこんな感じだったなあ。

    はじめ80ページくらいまで登場人物の紹介で、なかなか話が進まないな、と思いながら読んでいたが、本当になかなか出発しない(笑)。でも、このゆったりしたペースがだんだん心地よく

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    2025年04月07日
  • あの夏のクライフ同盟

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    クライフの勇姿、本屋でのドキドキ、裏山の秘密基地、デヴィ夫人の官能、雑誌への投書、他中との因縁、公認オカズ、スマホ無しチャリ旅、母の故郷、50年後の回顧。昭和真夏の大冒険!

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    2025年04月05日