スズキナオのレビュー一覧

  • 家から5分の旅館に泊まる

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    ちょっとした旅にただただ憧れと羨ましさを感じた。
    日常から旅としての非日常へ、その非日常を通じてそこにある日常を感じる。
    時間の使い方、楽しみの見つけ方、どれも素敵で今すぐ電車に乗って出かけたくなる。

    特別な旅でなくていい、行動することでしか味わえない幸福感がそこにある。
    小さな目的だけ持って出かけてみよう。

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    2024年12月01日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    タイトル「家から5分の旅館に泊まる」がこの本の内容を簡潔に言い当てすぎててお見事であった。
    私がこの本を読みたかったのも、「あ〜家からそう遠くない場所で非日常味わいてえ〜」という気持ちが常にあった中で、この本のタイトルがかなりブッ刺さったからだ。
    中身はほんとに家から5分の旅館に泊まった話や、電車で2時間ほどの場所に出かけた話とか、よし、ヨーロッパ行くぞ!!!みたいな気合いのいらない旅の話でほんとによかった。
    自分も旅行で体験する非日常は好きなのだが、遠すぎると行くだけで疲れてしまうので。
    こういう旅の仕方に心底憧れる。
    それにしても関西付近はすぐ行ける観光地が多くていいなぁ。
    関東も自分が知らないだけであるのだろうか。
    探していきたい。

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    2024年11月20日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    どれもなんとも羨ましい旅
    お風呂やお酒は飲めないので共通項は少ないんだけど、でもこんな緩ーい旅は理想的。

    サイコロきっぷ、興味があったんだけど、今年はもう終わったみたいなので、来年は是非応募しよう。

    淡路島を船で渡る、魚屋さんはなくなったのは残念だけど、旅の候補の一つに追加!

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    2024年10月15日
  • 思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる

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    ネタバレ

    いつまでも読みたいと思わせるスズキナオさんの文章。
    今までの街ブラ系とは違い、家族のことを語るエッセイ。読むのをたのしみにしていた。
    家族のことを本にする、というのはとてもパワーや神経をつかうものだろうなと思うのだけど、スズキナオさんのご家族のことを知れてとても良かった。
    良い部分だけでなく、そうでない部分だったりも書いてくれているので、共感できる箇所も多々あった。
    自分と違うのは、ナオさんには家族や親戚がたくさんいること。集まってお酒を飲んだりしていること。わいわいしていて楽しそうでいいな。こういうのって理想だよなーと思ったりした。でも自分はきっとこういう感じの繋がりはできないかな、と切なく思ったりした。シンプルにうらやましかった。でも家族が多い分、その先の悲しみも多くなるのかもしれないし(ネガティブすぎ?)どっちがいいとも限らない。けど、ほんとうらやましく思ったな。

    私のお母さんやおばあちゃんは、ついてる職だとか世間体をとても気にしていたけれど、ナオさんのおばあちゃんはそういうのを気にしない人でうらやましかった。私もそう育てられたかったな・・と思った。

    その箇所を抜粋↓

    私が大学を卒業してずっと定職につかず、バイトをやったりやめたりしているだけだった頃、山形に行っても、かあちゃんはいつも「体は大丈夫か?」としか聞かなかった。「大丈夫だよ」と答えると「ならいいんだぁ。風邪ひかねぇようになぁ」と言う。「仕事は?」とか「結婚は?」とか、そういうことを聞かれたことは一度もなかった。その頃の私は今よりずっと適当に生きていたけど、自分の人生がどうなっていくのかという不安がまったくなかったわけではない。だから祖母に会いさえすれば「元気ならそれでいいんだぁ」と人生を肯定してもらえるのがすごくありがたかった。「かあちゃんが元気でいてくれさえしたらそれでいいのに、それだけでいいのに」と、まさか自分が祈ることになるとは思わなかった。

    ナオさんのご両親の出会いから結婚までの話も興味深かった。こんな風に結婚する事もあるのか・・ と。昔と今って全然違うな。私だったらこういう風には無理だ。逆に完璧主義すぎるんか?と思ったりした。

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    2024年03月28日
  • 思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる

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    家族の想い出はあるけれど、確かに思い出せない事の積み重ねが家族を作っているんでしょうね。素晴らしい題名。
    そしてナオさんがいつもよりさらにだめな感じで素敵です。なんていうのかな、この色々出来ない不器用な人が探り探り書いている文章だから響く感じです。

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    2024年03月18日
  • 思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる

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    ネタバレ

    すごく共感が多かった。

    10代の頃は祖母がいることは当たり前になっていて
    30代のいまもういない祖母に実感が湧かない。
    時間が経つということは周りの大切な人が
    老いていくこと、そして居なくなっていくこと。それは止めることはできない。

    そんなことを改めて考えさせられた本だった

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    2024年03月09日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    パリッコさんもスズキナオさんもなんて愛おしい文章を書くんだ!!
    また有料配信?飲み放送参加したーい!
    この本ネット注文した時、オンライン飲み会が付いているのを注文したから、皆さんとのおでん用意して飲み食い参加かなり楽しかった思い出(о´∀`о)

    表題の話がが1番面白かった!
    パリッコさん引き良すぎ。空樽のご自由になんて聞いたことすらないわ。にしても、地域によってはいくつもポンポンとあるんですね〜

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    2024年01月29日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    あとがきにあるように、最先端のなにかではなく、当たり前過ぎてみんなが通り過ぎていくものや、忘れ去られたようにひっそりとあるもの、〜そういうものに目を向けたがっているんだな~という本。

    でも、主題の選び方は面白く、一周回って最先端では?のようなものもあったりする。
    恐るべきさぬきうどんのテイストに少し似ている。

    なんとなく、追っかけたいライターさんだ。

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    2023年08月15日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    身の回りの物事に目を向ければ、未知なるもの・面白いものに満ちている。そんな生活の美しさを教えられます。お金や時間がなくたって、派手なことをしなくたって、生活は冒険に満ちています。無意識的に時間が過ぎ去ってゆく忙しい日々でも立ち止まって、丁寧に時を過ごしたい。そしてそれを心に留めおき書き残したいものです。

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    2023年05月06日
  • のみタイム1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア

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    アイデアとマインド次第で、日常はいくらでもおもしろくできると教えられた!

    「コンビニおつまみ掛け合わせ」など、アイデア
    、発明って、なにかとなにかの掛け合わせなんだなとも教えられた。

    メンタル系の本読むよりも心がポジティブになるし、下手な仕事術本よりも仕事に応用が効く本質を学べる本!

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    2023年03月07日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    企画が面白い
    しゃべってるところ動画でみたい
    芸能人リメイクとかありそう

    酒飲みはなんか何やってても楽しそうだ

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    2023年02月18日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    デイリーポータルZは愛読しているので、この本に入っている話は9割以上読んでいます。しかし面白さを減じるどころか、知っているだけに仲間入りしているような気持で読んでいます。そもそもデイリーポータルZ自体が、規制の価値観だけではなく、色々な事を面白がれる感性を育ててくれる優良サイトなので非常に楽しいのですが、この2人はその中でも最も僕の感性にフィットします。
    酒を軸に色々な街や場所をうろついているのですが、いわゆる名酒場がどうとかではなくて、街、人、場所を愛してその生活を愛おしむ感じなんですよね。
    だから大阪から南極、練馬から北極を5時間だけ目指してみたり。ご自由にお持ちくださいを探してひたすらさまよったりするんですが、普通に考えたらやらなそうなことなんですが、近い事って子供の頃やったような気がします。自分ルールで生きる、遊ぶっていつの頃からかしなくなりますが、こうやって自分で勝手にルールを作ってその中で楽しむってとても高等な遊びではないかと思います。自分ももっと自分ルールで自由に生きたいと思います。

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    2023年01月16日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    ネタバレ

    スズキナオさん二冊目。
    ローカルスポットがたくさん載っていて楽しい。関西に住むなら尚更。
    こういった日常の微妙なところをピックアップしてくるのがうまいなぁとおもう。心惹かれるから。
    回転レストラン、行ってみます。

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    2022年11月17日
  • 「それから」の大阪

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    私の知らない大阪がここにあった。

    昔から見てきた大阪。知っている場所もよく行く場所もあるけど、その歴史や働いている方々に目を向けたことはなかったように思う。

    コロナ禍で閉店するお店もあれば、なんとか耐えて頑張っているお店もある。なくなることは悲しいけど、そこからまた何かが始まるのだろう。

    ただの風景ではなく、人が息づく大切な場所。もっと大阪のことを知りたい気持ちになった。

    ずっとそこで生活してきた人よりも外から来た人の方が大阪のことを知っているんだろうな。

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    2022年09月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    タイトルが最高だと思った。
    テーマごとに近所、旅、調査、人の4章に分かれていてどれも楽しく読めたが、特に近所の章に書かれた、日常をささやかに楽しむ姿勢は素晴らしいと思う。

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    2022年07月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    とても癒された。私もこんなふうに日常の中でいつもとちょっと違った場所に行ってみたりして、楽しみや幸せを見つけたい。
    大阪近辺の場所が色々紹介されていたので参考になった。

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    2022年07月22日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    「何でもない日を楽しむ」の最高峰にある本だと思った。それはエッセイの本懐部分であり、記録としても記憶としても羨ましくなるほど美しいと思える。技巧として豊かだったり、決して感嘆があるような内容ではないが、読後感が満足なのは我々が今不自由な生活を強いられているからで、まるで夢の国の話のように著者の日記が胸に迫る。
    フットワークの軽さ、出会う人々との関わり方、心の機微に敏感であるということ、真似したくても出来ない著者の能力をしっかりと感じることが出来る、大変な一冊です。

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    2022年03月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    盟友パリッコさんが直木賞だとしたら、スズキナオさんは芥川賞。
    分かり難い例えで申し訳無いのですが、自分の中ではそんな感じ。
    スズキナオさんは、子供の頃から自分の中に有った、もやもやした願望や希望を「あ」っと思わず言ってしまいそうなくらいさりげなく目の前に提示してくれます。
    名付け難き感情に名前を付けてくれるみたいな。なのでしみじみした気持ちで読み始めて、しみじみした気持ちで読み終わります。

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    2022年01月31日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    本書は前作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』に続く、超ゆる〜い体験型考現学ルポ第2弾。今回は〈近所〉〈旅〉〈調査〉〈人〉の4章立て。

    今作でも、小耳に挟んだ街ネタ、ふとひらめいたアイデアに飛びつくようにして、『あえて』『わざわざ』行動に移す。良い意味での『悪ノリ』。ただし、やる以上は真面目に。そのスピリットはきちんと受け継がれるどころか、バージョンアップしている印象すら受けた。

    本書の白眉は…表題にもあるように朝寝を貪り、寝癖がついた頭をポリポリしながら、『今日はとにかく大量の水が見たい!』気分に代表される発作的かつ無企画な〈ひとり遊び〉。電車乗り継ぐこと40分。JR須磨駅に到着。駅改札口前のコンビニで発泡酒を、向かいの水野屋でコロッケを、改札出て3分でひとり飲みセットをゲット!海辺の売店では須磨海苔も購入。眼前に広がる須磨の海を独占しカンパ〜イ!時間はまだ3時、須磨浦山上遊園へGo!

    こんな調子で、『六甲山の湧き水で焼酎飲めば美味いのでは⁈』『コロナ禍で行けないから両親の里 山形県の味を行った気分で味わえないか?』、表題にある『今日は「じゃないほう」ばかりを選ぶ!』企画では、いつものなら東梅田方面行き電車を大日方面行き電車に乗ることから始まる、ひとりアンチテーゼを敢行!

    コロナ禍の行動制限を逆手に取るかのように『ささやかだけど、感慨深い冒険』に、ひょいひょいと出かけ、ゴキゲンに過ごす様子についついニンマリ。

    ページを繰りながら、『わざわざこんなことして楽しい?』という声が著者の中に渦巻かないかな?と訝しむ僕は太宰治の『トカトントン』を想起。何かに熱中している時に、きまって『トカトントン』という金槌の様な音がどこからか聞こえてくる。その音色を聞いた途端、熱中していたことがどうでもよくなり、投げ出してしまう…。

    そんな邪念をあとがきの一文が一掃する。
    〈知らない場所を訪ねて誰かの話を聞かせていただくとき、親しい友人と一緒に些細なことで笑い合うとき、出会った人々から分け与えてもらった時間を私は本当に大切にできているだろうか、と思う。いつも軽く受け流してしまっているだけなのではないか、大抵の場合、後悔の念を抱く。まぁ、後悔の念と言いつつ、結局はそれを忘れてまた呑気に出かけていくわけだが…

    大概において日常は『なんでもない日々』の積み重ね。ハライチ岩井くんの著作『僕の人生には事件は起きない』を借りれば、ありふれた人生も視点を変えれば、面白さに溢れる。ゆえに人には自然に鼻歌のひとつも出るスパイスが必要。本書は安価で手に入るスパイスのあれこれ教えてくれる。今回もオススメです!

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    2022年01月21日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    他で読んだ本で紹介されていたので興味を持って読んでみたのだが、予想外に面白かった。

    特別、文が上手い!とか内容が物凄く面白い!というわけでもないが、何となくヘェ〜と読み進めていってスルスル読んでしまった。発想というか物事の捉え方がすごく面白い人だと感じました。

    自分も四つ手網の小屋に行ってみようかなぁと思ったり、実家や自宅周辺の通り過ぎていた店に入ってみようかなと思った。何より筆者のように、日常の何気ない思いつきをトライしてみたり、何気ない事に楽しみを見出せる暮らし方をしてみたいなと思えた。人生の楽しみ方のヒントをもらえるような本でした。

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    2021年12月25日