スズキナオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
能動的な旅。視点を変えれば、すべて名所になる
「なんでもない日常」なんて、ただの出来事の羅列でしかない。でも、捉え方ひとつで虚しさが楽しさに変わる。そう考えると、毎日はもっと自由で面白いものになるはずだ。
地元・堺の大浜公園周辺なんて、普段は風景の一部として見過ごしていた。でも、誰かの客観的な視点を通して見ると、急に輝いて見えるのが不思議だ。知らない土地の「プノンペン」や「湊潮湯」への興味も湧いてくる。
映画や旅というフックを使って、日常を別の角度から切り取ること。それだけで、世界はいくらでも広がる。
今はAIが「好きそうなもの」を勝手にレコメンドしてくれる便利な時代だ。でも、だから -
Posted by ブクログ
家から5分の旅館に泊まる。いいタイトルだと思う。日々生活をしている街に泊まる。布団や風呂が変わっただけで贅沢な旅気分が味わえそうだ。すぐにでも旅に出たくてウズウズしてくる。
はてさて、自分はなにげない毎日をこんなに楽しんでいるだろうか?習慣化して毎日ルーティンをこなす。仕事や勉強の成果を出すには最善手だろう。でもそこからこぼれ落ちてしまうものはないのか?ふと銭湯に立ち寄って湯を浴びて、ビビッときたお店に入ってビールを飲んで、そんなひとときが日常を豊かにするのではないか。そんなことをこのエッセイは思わせる。
土日や会社の帰りにふと気になった場所に立ち寄ってみる。今まで気になっても入らなかった -
Posted by ブクログ
タイトル「家から5分の旅館に泊まる」がこの本の内容を簡潔に言い当てすぎててお見事であった。
私がこの本を読みたかったのも、「あ〜家からそう遠くない場所で非日常味わいてえ〜」という気持ちが常にあった中で、この本のタイトルがかなりブッ刺さったからだ。
中身はほんとに家から5分の旅館に泊まった話や、電車で2時間ほどの場所に出かけた話とか、よし、ヨーロッパ行くぞ!!!みたいな気合いのいらない旅の話でほんとによかった。
自分も旅行で体験する非日常は好きなのだが、遠すぎると行くだけで疲れてしまうので。
こういう旅の仕方に心底憧れる。
それにしても関西付近はすぐ行ける観光地が多くていいなぁ。
関東も自分が知 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつまでも読みたいと思わせるスズキナオさんの文章。
今までの街ブラ系とは違い、家族のことを語るエッセイ。読むのをたのしみにしていた。
家族のことを本にする、というのはとてもパワーや神経をつかうものだろうなと思うのだけど、スズキナオさんのご家族のことを知れてとても良かった。
良い部分だけでなく、そうでない部分だったりも書いてくれているので、共感できる箇所も多々あった。
自分と違うのは、ナオさんには家族や親戚がたくさんいること。集まってお酒を飲んだりしていること。わいわいしていて楽しそうでいいな。こういうのって理想だよなーと思ったりした。でも自分はきっとこういう感じの繋がりはできないかな、と切なく