スズキナオのレビュー一覧

  • 思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる

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    すごく共感が多かった。

    10代の頃は祖母がいることは当たり前になっていて
    30代のいまもういない祖母に実感が湧かない。
    時間が経つということは周りの大切な人が
    老いていくこと、そして居なくなっていくこと。それは止めることはできない。

    そんなことを改めて考えさせられた本だった

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    2024年03月09日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    パリッコさんもスズキナオさんもなんて愛おしい文章を書くんだ!!
    また有料配信?飲み放送参加したーい!
    この本ネット注文した時、オンライン飲み会が付いているのを注文したから、皆さんとのおでん用意して飲み食い参加かなり楽しかった思い出(о´∀`о)

    表題の話がが1番面白かった!
    パリッコさん引き良すぎ。空樽のご自由になんて聞いたことすらないわ。にしても、地域によってはいくつもポンポンとあるんですね〜

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    2024年01月14日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    あとがきにあるように、最先端のなにかではなく、当たり前過ぎてみんなが通り過ぎていくものや、忘れ去られたようにひっそりとあるもの、〜そういうものに目を向けたがっているんだな~という本。

    でも、主題の選び方は面白く、一周回って最先端では?のようなものもあったりする。
    恐るべきさぬきうどんのテイストに少し似ている。

    なんとなく、追っかけたいライターさんだ。

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    2023年08月15日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    身の回りの物事に目を向ければ、未知なるもの・面白いものに満ちている。そんな生活の美しさを教えられます。お金や時間がなくたって、派手なことをしなくたって、生活は冒険に満ちています。無意識的に時間が過ぎ去ってゆく忙しい日々でも立ち止まって、丁寧に時を過ごしたい。そしてそれを心に留めおき書き残したいものです。

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    2023年05月06日
  • のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア

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    アイデアとマインド次第で、日常はいくらでもおもしろくできると教えられた!

    「コンビニおつまみ掛け合わせ」など、アイデア
    、発明って、なにかとなにかの掛け合わせなんだなとも教えられた。

    メンタル系の本読むよりも心がポジティブになるし、下手な仕事術本よりも仕事に応用が効く本質を学べる本!

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    2023年03月07日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    企画が面白い
    しゃべってるところ動画でみたい
    芸能人リメイクとかありそう

    酒飲みはなんか何やってても楽しそうだ

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    2023年02月18日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    デイリーポータルZは愛読しているので、この本に入っている話は9割以上読んでいます。しかし面白さを減じるどころか、知っているだけに仲間入りしているような気持で読んでいます。そもそもデイリーポータルZ自体が、規制の価値観だけではなく、色々な事を面白がれる感性を育ててくれる優良サイトなので非常に楽しいのですが、この2人はその中でも最も僕の感性にフィットします。
    酒を軸に色々な街や場所をうろついているのですが、いわゆる名酒場がどうとかではなくて、街、人、場所を愛してその生活を愛おしむ感じなんですよね。
    だから大阪から南極、練馬から北極を5時間だけ目指してみたり。ご自由にお持ちくださいを探してひたすらさ

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    2023年01月16日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    スズキナオさん二冊目。
    ローカルスポットがたくさん載っていて楽しい。関西に住むなら尚更。
    こういった日常の微妙なところをピックアップしてくるのがうまいなぁとおもう。心惹かれるから。
    回転レストラン、行ってみます。

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    2022年11月17日
  • 「それから」の大阪

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    私の知らない大阪がここにあった。

    昔から見てきた大阪。知っている場所もよく行く場所もあるけど、その歴史や働いている方々に目を向けたことはなかったように思う。

    コロナ禍で閉店するお店もあれば、なんとか耐えて頑張っているお店もある。なくなることは悲しいけど、そこからまた何かが始まるのだろう。

    ただの風景ではなく、人が息づく大切な場所。もっと大阪のことを知りたい気持ちになった。

    ずっとそこで生活してきた人よりも外から来た人の方が大阪のことを知っているんだろうな。

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    2022年09月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    タイトルが最高だと思った。
    テーマごとに近所、旅、調査、人の4章に分かれていてどれも楽しく読めたが、特に近所の章に書かれた、日常をささやかに楽しむ姿勢は素晴らしいと思う。

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    2022年07月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    とても癒された。私もこんなふうに日常の中でいつもとちょっと違った場所に行ってみたりして、楽しみや幸せを見つけたい。
    大阪近辺の場所が色々紹介されていたので参考になった。

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    2022年07月22日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    「何でもない日を楽しむ」の最高峰にある本だと思った。それはエッセイの本懐部分であり、記録としても記憶としても羨ましくなるほど美しいと思える。技巧として豊かだったり、決して感嘆があるような内容ではないが、読後感が満足なのは我々が今不自由な生活を強いられているからで、まるで夢の国の話のように著者の日記が胸に迫る。
    フットワークの軽さ、出会う人々との関わり方、心の機微に敏感であるということ、真似したくても出来ない著者の能力をしっかりと感じることが出来る、大変な一冊です。

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    2022年03月26日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    盟友パリッコさんが直木賞だとしたら、スズキナオさんは芥川賞。
    分かり難い例えで申し訳無いのですが、自分の中ではそんな感じ。
    スズキナオさんは、子供の頃から自分の中に有った、もやもやした願望や希望を「あ」っと思わず言ってしまいそうなくらいさりげなく目の前に提示してくれます。
    名付け難き感情に名前を付けてくれるみたいな。なのでしみじみした気持ちで読み始めて、しみじみした気持ちで読み終わります。

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    2022年01月31日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    本書は前作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』に続く、超ゆる〜い体験型考現学ルポ第2弾。今回は〈近所〉〈旅〉〈調査〉〈人〉の4章立て。

    今作でも、小耳に挟んだ街ネタ、ふとひらめいたアイデアに飛びつくようにして、『あえて』『わざわざ』行動に移す。良い意味での『悪ノリ』。ただし、やる以上は真面目に。そのスピリットはきちんと受け継がれるどころか、バージョンアップしている印象すら受けた。

    本書の白眉は…表題にもあるように朝寝を貪り、寝癖がついた頭をポリポリしながら、『今日はとにかく大量の水が見たい!』気分に代表される発作的かつ無企画な〈ひとり遊び〉。電車乗り継ぐこと40分。JR須磨駅

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    2022年01月21日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    他で読んだ本で紹介されていたので興味を持って読んでみたのだが、予想外に面白かった。

    特別、文が上手い!とか内容が物凄く面白い!というわけでもないが、何となくヘェ〜と読み進めていってスルスル読んでしまった。発想というか物事の捉え方がすごく面白い人だと感じました。

    自分も四つ手網の小屋に行ってみようかなぁと思ったり、実家や自宅周辺の通り過ぎていた店に入ってみようかなと思った。何より筆者のように、日常の何気ない思いつきをトライしてみたり、何気ない事に楽しみを見出せる暮らし方をしてみたいなと思えた。人生の楽しみ方のヒントをもらえるような本でした。

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    2021年12月25日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    毎日を楽しむバイブル。

    とにかく1回検索して目次を見てほしい。
    銭湯の鏡広告、廃バスラーメン、四つ手網体験記、
    厳密割り勘飲み会、動物園飲み、
    終電逃したつもり深夜散歩……
    ひとつでもわくわくしたらぜひ読んで。

    “考え方次第で、なんでもない日々を
    少しくらいは楽しいものにすることができる”
    というコンセプトが、
    わたしの「羨ましい」にぶっささった。

    筆者、わたしの生き別れの血縁者なのでは?
    と思うくらい、
    諸々の事柄に対する感想に共感。
    「うんうん」「たしかに」「おっしゃるとおりで!」
    と思いつつ、文章力で「ふふ」と笑わせてくれる。
    密かに師匠にしよう。

    “当たり前すぎてみんなが素通り

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    2021年05月15日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    ネタバレ

    タイトルから、深夜バスの回想記かと思って読み始めたんだけど、これには良い意味で裏切られた。
    タイトル自体は一エッセイからの引用で、あちゃーと思いながら読み続けていると、独特のゆるい時間の流れと楽観的な思考に気づけばにんまり。続刊が出るようなら、確実に手に取りたい。

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    2021年05月13日
  • のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア

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    酒というのは不思議なものです。飲んだ事なければ一生不必要だし、ある程度の年になるまでは飲んでも全く美味しくなかったのに、いつの間にやら欠かせない存在になってしまいました。
    しかし、どこでもかしこでも飲みたい訳ではなく、楽しんで飲みたいですよね。何も豪華な場所で飲みたい訳ではなく、立ち飲みだったり、いなたい酒場だったり、川辺だったり砂浜だったり。友達とだったり知らない人とだったり。しみじみと噛みしめて飲みたいんですよね。
    そんな飲みたい気持ちに寄り添った本を書いてくれるパリッコさんと盟友ナオさん。この安心の二人がコロナにも負けないシチュエーション飲みを100個提唱してくれています。本当は天国酒場

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    2021年02月19日
  • “よむ”お酒

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    ネタバレ

    こんなにもひととなりがよく似ていてウマの合う赤の他人がいたものだ。2人のライターが交代で書いているのだがもうどちらが書いているかわからない・・・
    単に酒の飲み方が合うというだけではない、2人の間に通底する絶対的な信頼感と安心感、そこからくる機嫌のよさが感じられるので読んでいて心地よい。なんだかとてもうらやましい。


    P012 「店で頼んだ800円のチューハイの中身が、明らかに「氷結」でも怒りませんもんね」「まあそう。にやにやしちゃうほうですね。」「うーむ・・おかわり?」「俺、おかわりしたよ!1600円だって!と、なんでも楽しいですよ。まあその店には二度と行かないけれども。一度でいい面白さって

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    2020年12月13日
  • “よむ”お酒

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    豆知識とかうんちくとかではなく、他愛もない話題がメインでその気楽さがとても良かったし、筆者ふたりが本当に飲みが好きなんだというのが伝わってくる。酒場を縁に友人とか遊びの輪が拡がっていくのっていいよね。

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    2020年09月19日