感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月17日
タイトルからして、深夜バスで移動する時のあれやこれやで話が進むのかと思いきや、深夜バスそのものの話が冒頭あるくらいであとは全然出てこなかった。
にしてもなんで、こんなただ散歩してる感想だけ見たいな本がこんなに面白いのかな。
そこに自分もいるかのような風景は勝手に想像できるのだが、そこに流れているはず...続きを読むのニオイのようなものはあまり伝わってこなかったのだけれど、ともかくこの著者が、本当にそれ美味かったんだろうなとか本当にその場所気持ちよかったんだろうなというのが分かって、自分もこういうことやれたらいいだろうなと思いつつ、本当にやることは、まぁないだろうなと思い…
にしても、交差点の向こうで微笑んでいて、こっちにはやってこない味のラーメンってどんな味⁈⁈これは最後にホント笑ってしまった。
Posted by ブクログ 2023年06月29日
題名と中身が全然合ってないけど笑
高速バスに乗って取材する本かと思ってた。
でも読んでみると心が温かくなる本でした。
身近なもので日々楽しんでいて生きるってこういうことだよなって思った。
釣った魚をすぐ調理して食べるの、お腹空く!
Posted by ブクログ 2023年06月17日
この本は作者の「あとがき」の下記の文書に現れていると思います。
「(前略)それでも(自分自身の文章を)通して読んでみると、自分が長い間、最先端の何かではなく、当たり前過ぎてみんなが素通りしていくものや、忘れられたようにひっそりとあるもの、いつも一緒にいてくれる友人とか田舎の親戚とか、そいうところに...続きを読むずっと目を向けたがっているんだとわかり、なるほどと思った。」
なんとなく、深夜番組のローカル番組を見ているような気分になる本です。
Posted by ブクログ 2022年04月08日
スズキナオさんの2冊目。
やっぱりこの本の中に流れる空気感が好き。
ナオさんにしか作れないんだよなぁって思う。
ほのぼのするんだよね。
いつでも読める、すきま時間に読める感じが好きです。
Posted by ブクログ 2021年07月21日
なかなか味わい深い本であり、人生とは
こんな楽しみ方もあるのか、としみじみ
考えさせられます。
みうらじゅん氏につながるような、それ
まで誰も考えもしなかった日常にテーマ
を与えて、新しいスタイルの「イベント」
へ昇華させているのです。
例えば「スーパーの半額値引き肉だけで
半額焼肉パーティー」...続きを読む、バーベキューで
はなく「お鍋キュー」を公園で楽しむ、
ただし中に入れる具は近場のコンビニで
手に入るものに限る、これを競う。
さらにディズニーランドや豊島園の中に
入るのではなく、その周りにある風景を
散歩して楽しむ、などちょっとした視点
のズラしが秀逸です。
「これは面白そうだな。今度やってみ
よう」と思ってしまう一冊です。
Posted by ブクログ 2020年12月17日
バスの本かと思ったら、最初だけ。
でも肩透かしではなく、ずっと街をぶらぶらし続けられるような本。
散歩すら躊躇しがちな今だから、なお貴重な一冊。
Posted by ブクログ 2020年11月27日
終点のがしたつもりで始発まで歩くとか、ディズニーランドの周りを散策するとか自由でいいなーと思った。
あと、普段降りない駅で降りてみるとか。
お金がなくても出来るちょっとわくわくすることを見つけるのが凄い人だなぁ。あとそれに付き合ってくれる友達が沢山いるのも羨ましい。友達から〇〇に誘われるというのも何...続きを読む個かあって、そういうコミュニティいいなーとまた思った。
お酒飲むってやっぱり楽しいんだろうな、と。
Posted by ブクログ 2020年09月21日
「大人が自由研究をやるホームページ、安心安定のとんち力!」こんなキャッチフレーズのプログを中心に一見平凡な日常に変化を見出す深イイ作品。
題名の高速バス、これだけで話が続くわけでなく、ある意味どうでもいいような日常にスポットを当ててみる作品。友達の家でご馳走になる本当の「家系ラーメン」。銭湯の鏡の...続きを読む広告を実際に出す話。終電に乗り過ごしたつもりになって始発まで深夜の街を歩くツアー、スーパーの半額値引き商品だけで友人と焼肉パーティーなどなど。
友人知人と過ごす企画が多いが、そのほか名所、旧跡ではない場所、舞浜駅の北口やとしまえんの周辺の散策など、紀行的な内容が多い。
本書のようなエッセイはたいていはウケ狙い、奇を衒う物が多いのだが、本書にあっては筆者は極めて誠実に一つ一つのテーマをじっくり堪能していることが良い。それぞれどうでもいいような場面を素晴らしく味付けしている。ラーメン好きと思われる筆者が推奨する、老舗の無名店のさっぱりした味、本書も同様である。
このさっぱり感が本書の魅力であろう。本書が筆者の初の単著書であるという。個人的に紀行文が好き、なので筆者の今後には注目したい。
ことのほか良くできた一冊でした。
Posted by ブクログ 2023年08月15日
あとがきにあるように、最先端のなにかではなく、当たり前過ぎてみんなが通り過ぎていくものや、忘れ去られたようにひっそりとあるもの、〜そういうものに目を向けたがっているんだな~という本。
でも、主題の選び方は面白く、一周回って最先端では?のようなものもあったりする。
恐るべきさぬきうどんのテイストに...続きを読む少し似ている。
なんとなく、追っかけたいライターさんだ。
Posted by ブクログ 2023年05月06日
身の回りの物事に目を向ければ、未知なるもの・面白いものに満ちている。そんな生活の美しさを教えられます。お金や時間がなくたって、派手なことをしなくたって、生活は冒険に満ちています。無意識的に時間が過ぎ去ってゆく忙しい日々でも立ち止まって、丁寧に時を過ごしたい。そしてそれを心に留めおき書き残したいもので...続きを読むす。
Posted by ブクログ 2021年12月25日
他で読んだ本で紹介されていたので興味を持って読んでみたのだが、予想外に面白かった。
特別、文が上手い!とか内容が物凄く面白い!というわけでもないが、何となくヘェ〜と読み進めていってスルスル読んでしまった。発想というか物事の捉え方がすごく面白い人だと感じました。
自分も四つ手網の小屋に行ってみよう...続きを読むかなぁと思ったり、実家や自宅周辺の通り過ぎていた店に入ってみようかなと思った。何より筆者のように、日常の何気ない思いつきをトライしてみたり、何気ない事に楽しみを見出せる暮らし方をしてみたいなと思えた。人生の楽しみ方のヒントをもらえるような本でした。
Posted by ブクログ 2021年05月15日
毎日を楽しむバイブル。
とにかく1回検索して目次を見てほしい。
銭湯の鏡広告、廃バスラーメン、四つ手網体験記、
厳密割り勘飲み会、動物園飲み、
終電逃したつもり深夜散歩……
ひとつでもわくわくしたらぜひ読んで。
“考え方次第で、なんでもない日々を
少しくらいは楽しいものにすることができる”
とい...続きを読むうコンセプトが、
わたしの「羨ましい」にぶっささった。
筆者、わたしの生き別れの血縁者なのでは?
と思うくらい、
諸々の事柄に対する感想に共感。
「うんうん」「たしかに」「おっしゃるとおりで!」
と思いつつ、文章力で「ふふ」と笑わせてくれる。
密かに師匠にしよう。
“当たり前すぎてみんなが素通りしていくものや、
忘れられたようにひっそりとあるもの、
いつも一緒にいてくれる友人とか田舎の親戚とか、
そういうところにずっと目を向けたがっている”
という筆者の嗜好や考え方は超似ているんだけど、
決定的に違うところもあって、
店主に「聞いてみる」とか友人に「声をかけ」ることが
私はなかなかできないんだよなぁ、くやしいぜ。
Posted by ブクログ 2021年05月13日
タイトルから、深夜バスの回想記かと思って読み始めたんだけど、これには良い意味で裏切られた。
タイトル自体は一エッセイからの引用で、あちゃーと思いながら読み続けていると、独特のゆるい時間の流れと楽観的な思考に気づけばにんまり。続刊が出るようなら、確実に手に取りたい。
Posted by ブクログ 2020年10月13日
地元の人に愛されているようなお店だったり,行き当たりばったりに飛び込んだり,お金を使わず(ここがポイント)人生楽しもうという姿勢満載.気になる店もたくさんあり,行ってみたいです.写真もたくさん掲載されていて,わかりやすさアップです.
Posted by ブクログ 2020年05月11日
これをやってみよう!というアイデアがとてもおもしろい
突飛なことではなくて日常の延長にあるような発想ばかり
だから読んでいても共感できることが多いし私もやってみたくなった
なにより読んでよかったのは、友人や周りの人とそれを楽しんでいること
人と関わることで楽しいが倍になると改めて思った
Posted by ブクログ 2023年09月10日
深夜高速バスのエピソードがメインかと思って読み始めましたが、どちらかというと食がメインでした。関西の下町の銭湯や居酒屋の文化や世界観、神戸の昼スナック、そしてラーメン。店主さんたちとの会話から感じる、むき出しの関西。ノスタルジーとジャンクの匂いが漂う一冊でした。夜にゆったり読むのにちょうどいい空気感...続きを読むと読みやすさです。
Posted by ブクログ 2023年02月17日
発想と思いついた行動力の速さが素晴らしい!
大人の自由研究を読ませてもらっている感じ。楽しんでる、美味しいがとても良く伝わる!
気づいたら私もこの本片手に、高速バス予約してました。当日も移動時間に読んだり、気持ちも財布の紐もゆるゆるな旅になりました。
Posted by ブクログ 2022年08月14日
感想
周囲を遮断するのではなく、溶け込むことで安息できる空間を作る。自分のテリトリーを手放すことが大人も楽しめる遊びの第一歩なのかもしれない。
Posted by ブクログ 2022年08月10日
折り畳みの椅子を持って行き、気に入った場所でお酒を飲む「チェアリング」という遊びを広めたのが著者だということをこの本を読んで知った。
チェアリングは椅子を設置して座るだけでそこが自分にとって落ち着く場所になるという魔法のような効果がありクセになる。日常をほんのちょっと乗り越えて楽しいことをする、そう...続きを読むいう話がいろいろ書かれている。
Posted by ブクログ 2020年12月20日
高速の深夜バスという乗り物のこと。家系ラーメン。昼スナック。神戸の街の飲み歩き。福岡のハンバーガー店。六甲山系の登山道を自力で整備したモダン焼き店主。厳密に割り勘する飲み会。友人のマイ史跡巡り。など、あたりまえなもの、ひっそりとあるものに焦点。
いろんなところに行って、いろんな経験をして、そして何...続きを読むがわかったんだろうって思いましたが、東京大阪の往復だったのでした。でも、知ってる地名もあって、楽しい庶民生活って感じが良かったです。
Posted by ブクログ 2020年12月14日
タイトルに惹かれて読んだ。タイトル以外の情報を調べないまま手にとったので
深夜高速バスについての色々が書いてあると期待していた手前
エッセイ集だった点はちょっとがっかりしてしまった。
もう少しバスについてのあれこれも読みたかった。
お風呂の鏡広告で、パソコンを孫に教えてもらって使いこなせるおじいち...続きを読むゃんが
手書きの方がいいと言われて、わからんもんやな、長生きしてみるもんやなと言っているのが
なんだかとても良かった。
確かに、パソコンを使えば見やすいし垢抜けるかもしれないが、味はない。
神戸のくだりで、古いお店がなくなって
どこにでもある地方都市のひとつになるのは寂しいけど
行政の人が考えることは私たちが望むことと大抵違うからどうしたって消えていく
というのが、本当に寂しいけど全くそのとおりで、仕方ないから行ける内に
行っておくしかないのだろう。
ちょっとした旅に出たくなる。
Posted by ブクログ 2020年10月28日
ある時話題の本として上位にあって気になっていた。タイトルからして、オシャレな内容の少なめな本かと思っていたら、全く違って内容の濃いものだった。
ライターをされているので、色々な記事を書かれていて面白い。思ってもみない企画をやっている。ひとつひとつが面白かった。読んでいると行ってみたい場所がたくさんあ...続きを読むる。魅力的。
Posted by ブクログ 2020年07月15日
著者初の単著。デイリーポータルZ掲載のコラムなど。
「高速バス~」というタイトルから想像した旅系のコラムというよりは、近隣駅や自転車で近所にぷらっと行ってその光景を切り取ってきたようなコラムが多かった印象。
冒頭の文章から著者のゆったり穏やかな人柄・空気感を感じます。著者の目線を通して見た、知らな...続きを読むい誰かの日常を読むのが楽しかった。
人の家庭のラーメンの味とか、温泉の鏡広告とかが印象に残ってる。
Posted by ブクログ 2020年07月06日
なくなると寂しい安くておいしい店と、食べ飲むことのたわいない日記。
大阪 千鳥温泉の鏡広告
銭湯の洗い場の鏡の横、プラ板にシルク印刷。以前は鏡から裏書。
福岡 今屋のハンバーガー 350円
笹塚 東京ラーメン 福寿 500円
店主 健康のため半ズボン 創業1951年
淡路島 たこせん...続きを読むべいの里 大袋で300円台から、お茶とコーヒー無料
鳥羽市 答志島 ロンク食堂
お刺身定食1300円 日替わり定食+刺身
めひび伊勢うどん めひび=めかぶ
チェアリング
椅子をもって好きなところでのんびり過ごすアウトドアの楽しみのこと
お台場波打ち際、大阪城公園
Posted by ブクログ 2020年06月05日
元記者の友人から勧められて手に取った一冊。
自分では選ばない系統の本だからこそ、世界が広がった。
全編を通して、味わい深い。
いたるところに筆者のあたたかみを感じ、人にも、物にも、愛情が溢れている。
こういう風に捉えられたらいいだろうな、と思うし、毎日のちょっとした楽しみを見つけるのが上手だと思う...続きを読む。
一つひとつが短く、またどこから読んでも楽しい。
全体を通して滲み出るゆるさが心地よかった。
Posted by ブクログ 2020年05月18日
私は深夜バスが得意ではないので、「そんなに乗ったの!?」という単純な驚きから本を手に取ったが、この人の乗車模様を見ていると、なんとも羨ましくなってしまう。
タイトルになっている話は、とりあえず最初のエッセイであり、その後は他のことについて書かれたものが続く。どのエッセイも、人生の些細だけどじっくり向...続きを読むき合えば楽しめる色々な事柄について書かれていて、読んでいて楽しい気持ちになる。