スズキナオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きなスズキナオさんの新刊。
「新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く」
タイトルからグッと掴まれる。
その他にも「宇宙の全メニューを知り尽くす」
「一年のうち正月だけ開く茶屋へ飲みに行った」
「日本最古の地下街の最後を見届けた人に色々聞く」
などなど…。
ジャンルで分けると生活史に入るのだろうか。
自分以外の他人が何を考え、どうやって生活しているのか。
そこにスズキナオさんが緩く入り込み、
終始優しい文体で、沢山の人の人生を、
スズキさんの目を通して読者に伝えてくれる。
人の温かさ、生活のおかしみ、楽しさ。
心にじんわりと効く、温かいエッセイです。 -
Posted by ブクログ
本屋ブーケで『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版』と一緒にサイン本を購入。
表題作を含む一章「旅」のエッセイはどれも面白い。ふと見かけて気にはなるけれどそれきり忘れてしまうようなお店や公園に実際に出かけていく試みは楽しいし真似したくなる。
二章以降はいかにもデイリーポータルZ的な奇想?の実現やインタビューが続く。「いつかなくなってしまうかもしれない場所や記憶」の話がたくさん出てくる。スナックのママの身の上話などを読むと、市井に生きる人それぞれに歴史があるんだなあと、生きることへの畏敬の念がわいてくる。
15年間すき焼きを食べていない友人にすき焼きを奢り、彼から最後に -
Posted by ブクログ
タイトルからして、深夜バスで移動する時のあれやこれやで話が進むのかと思いきや、深夜バスそのものの話が冒頭あるくらいであとは全然出てこなかった。
にしてもなんで、こんなただ散歩してる感想だけ見たいな本がこんなに面白いのかな。
そこに自分もいるかのような風景は勝手に想像できるのだが、そこに流れているはずのニオイのようなものはあまり伝わってこなかったのだけれど、ともかくこの著者が、本当にそれ美味かったんだろうなとか本当にその場所気持ちよかったんだろうなというのが分かって、自分もこういうことやれたらいいだろうなと思いつつ、本当にやることは、まぁないだろうなと思い…
にしても、交差点の向こうで微笑んでい -
Posted by ブクログ
「酒の穴」という、いかに面白くお酒を飲むか、と
いうテーマで飲みのスタイルを実践し、それがエッ
セイにまとめられています。
「チェアリング」と称して、つまりキャンプ用のイ
スを持ち歩き、河原などでお酒を飲むという、コロ
ナ禍では非常に有効な飲み方であったスタイルを提
案していたのも彼らです。
署名の「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで」
とは、閉店した商店の店先などで不要な食器が並べ
られていることがあります。そいうシチュエーショ
ンを見つけるまで、という縛りです。
他にも「冷やし中華」があるなら、他の「冷やし◯
◯」を試そうと考え、冷やし牛丼や冷やしマクドナ
ルドに挑戦したりします。 -
Posted by ブクログ
すごく面白いじゃないですか〰️。パリッコさんは、酒のほそ道でよく登場するので、以前に天国酒場をよんでお気に入りになってたのですが、年末年始でゆっくり家で飲める機械が増えて、改めていろんな作品を読み始めたところです。
自分もお酒を飲むのはもちろん好きですが、あわせる食事やつまみを常に模索するのが楽しいタイプなので、この深堀り、かなり共感できます!
個人的にはストーンプレートもいつも気になって購入を迷っていましたが、59の記事でストンと購入欲消えました。スッキリしました。お礼の申し上げようもありません。
この頃に比べるとずいぶん自由な世の中に戻りましたが、家飲みの楽しさも変わらず極めていこうと思い