スズキナオのレビュー一覧
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忘れられない本の一冊、都築響一の「Neverland Diner 二度と行けないあの店で」を読んだのは2021年3月でした。そうかコロナ禍の真っ最中だったのか…調べてみると同じ年の最後の方でサントリーが「人生には、飲食店がいる。」というコロナ禍で苦しむ飲食業界を応援するキャンペーンを開始していたようです。でも、そういう大スポンサーのパワープレイよりも「Neverland Diner」が心に刺さったのは、ちょうどその時、結構足繁く通っていた立石のスナックが再開発で閉店したという極私的悲しみがあったからです。コロナを超えて個人店は永遠じゃない、という切なさはどんなお店に行っても覚悟しておかなければ
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昨日の #ヨンデルホン
このロボで、行けるところまで行くしかないのだ。 / #スズキナオ(#幻冬舎)
#このロボで行けるところまで行くしかないのだ
#ヨミハジメ #ドクリョウ #ヨミオワリ
中年の赤裸々な憂い。幸いと言うべきか、「寂しさ」を感じたことはないことに気づく。昔のような”こうあるべき”ことが減って自由になった反面、不自由も増えたような気もするし、”自分を探す”必要もあるのか、と。30年近く”会社員”というジョブクラスだし、先々のことを考えていないということもあるのだろうなぁ、とも思う。50の大台に乗ってからは流石に”おっさん”の自覚は芽生えたものの、まだどこか”若い”と思っている節 -
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読んでいる間何か不思議と自由な気持ちでいられた。人から見れば無意味に思えるようなことでも、自分にとって意味があるということはそれは何よりも価値があるのだと思った。筆者の好奇心は、誰かの価値観を通過せず自分で選んだものだっていうのがよくわかった。なんでもどこに食べに行くにも食べログを頼って、映画を見るにもレビューの星の数を判断基準にしている自分って窮屈になっていたなと思った。筆者は、言ってみればローカルな狭い世界をずんずん歩いていくのだけど、その視野はとても広いと思った。地下街や山の茶屋やパチンコ屋の飲食店などいわれてみれば興味深いけど思わぬところに興味を持ったり、中華料理屋全メニューを制覇した
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大好きなスズキナオさんの新刊。
「新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く」
タイトルからグッと掴まれる。
その他にも「宇宙の全メニューを知り尽くす」
「一年のうち正月だけ開く茶屋へ飲みに行った」
「日本最古の地下街の最後を見届けた人に色々聞く」
などなど…。
ジャンルで分けると生活史に入るのだろうか。
自分以外の他人が何を考え、どうやって生活しているのか。
そこにスズキナオさんが緩く入り込み、
終始優しい文体で、沢山の人の人生を、
スズキさんの目を通して読者に伝えてくれる。
人の温かさ、生活のおかしみ、楽しさ。
心にじんわりと効く、温かいエッセイです。 -
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本屋ブーケで『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版』と一緒にサイン本を購入。
表題作を含む一章「旅」のエッセイはどれも面白い。ふと見かけて気にはなるけれどそれきり忘れてしまうようなお店や公園に実際に出かけていく試みは楽しいし真似したくなる。
二章以降はいかにもデイリーポータルZ的な奇想?の実現やインタビューが続く。「いつかなくなってしまうかもしれない場所や記憶」の話がたくさん出てくる。スナックのママの身の上話などを読むと、市井に生きる人それぞれに歴史があるんだなあと、生きることへの畏敬の念がわいてくる。
15年間すき焼きを食べていない友人にすき焼きを奢り、彼から最後に -
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タイトルからして、深夜バスで移動する時のあれやこれやで話が進むのかと思いきや、深夜バスそのものの話が冒頭あるくらいであとは全然出てこなかった。
にしてもなんで、こんなただ散歩してる感想だけ見たいな本がこんなに面白いのかな。
そこに自分もいるかのような風景は勝手に想像できるのだが、そこに流れているはずのニオイのようなものはあまり伝わってこなかったのだけれど、ともかくこの著者が、本当にそれ美味かったんだろうなとか本当にその場所気持ちよかったんだろうなというのが分かって、自分もこういうことやれたらいいだろうなと思いつつ、本当にやることは、まぁないだろうなと思い…
にしても、交差点の向こうで微笑んでい -
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「酒の穴」という、いかに面白くお酒を飲むか、と
いうテーマで飲みのスタイルを実践し、それがエッ
セイにまとめられています。
「チェアリング」と称して、つまりキャンプ用のイ
スを持ち歩き、河原などでお酒を飲むという、コロ
ナ禍では非常に有効な飲み方であったスタイルを提
案していたのも彼らです。
署名の「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで」
とは、閉店した商店の店先などで不要な食器が並べ
られていることがあります。そいうシチュエーショ
ンを見つけるまで、という縛りです。
他にも「冷やし中華」があるなら、他の「冷やし◯
◯」を試そうと考え、冷やし牛丼や冷やしマクドナ
ルドに挑戦したりします。