スズキナオのレビュー一覧

  • 家から5分の旅館に泊まる

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    エッセイでこんなにもスラスラ読めたの久しぶり。気軽に読めるけど、自分も旅をしたような気分になれる。やはり旅は人の視野を広げてくれるものなんだなと感じた

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    2025年07月03日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    読んでると旅情が押し寄せてくる お粥みたいな旅行(?)記
    こういう所に、行きたい❗️

    「どこに行って何をしても、同時に、行けなかった場所、できなかったことがその背後に残る。」(「あとがき」p.336)

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    2025年05月08日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    スマホでネットを見ているときとは正反対に、この本を読んでいるときは、なぜか時間の流れがゆっくりと感じられた。

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    2025年05月04日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    旅は根源に寂しさのようなものを抱えていると思う。
    スズキナオさんの著作をいくつか読んだけれど、一番その余韻を感じた。
    近場でも、遠くでも、一回きりのその時の旅、時間をとどう過ごすか。一回きりの生をどう過ごすか。その一回しか体験できない、というあたりに寂しさがあるのかもしれない。
    とても好きなエッセイ。

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    2025年04月24日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    素敵な旅エッセイだった。とくに、場所が有名な観光地などではなく、著者が気になったところや思い出の地へ行き、何をするでもなく街を散策する様子は、改めて色々と調べてスタンプラリーのように忙しない旅行ばかりしている自分をもったいなく思った。どの旅行も、出会いを大事にしているし、自分なりの見る目や基準も少しずつ形作られていって、場所ではなく人や雰囲気を楽しんでいるので、わざわざ遠くに行かなくても日常をこうやって楽しめば良いのかと、自分の住んでる街も愛おしくなった。

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    2025年04月13日
  • 家から5分の旅館に泊まる

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    自分が関東に住んでいるため、関西に生活拠点を置く人の旅エッセイは新鮮で面白かった。
    調子が良くないときに、すがるように、逃げるように(でもそんなに切実ではない感じで)ふらりとひとり旅をしてきた記憶が思い出されて、すっと読めた。またどこかに行ってみようかな。

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    2024年09月03日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    タイトルからして、深夜バスで移動する時のあれやこれやで話が進むのかと思いきや、深夜バスそのものの話が冒頭あるくらいであとは全然出てこなかった。
    にしてもなんで、こんなただ散歩してる感想だけ見たいな本がこんなに面白いのかな。
    そこに自分もいるかのような風景は勝手に想像できるのだが、そこに流れているはずのニオイのようなものはあまり伝わってこなかったのだけれど、ともかくこの著者が、本当にそれ美味かったんだろうなとか本当にその場所気持ちよかったんだろうなというのが分かって、自分もこういうことやれたらいいだろうなと思いつつ、本当にやることは、まぁないだろうなと思い…
    にしても、交差点の向こうで微笑んでい

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    2024年04月17日
  • ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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    「酒の穴」という、いかに面白くお酒を飲むか、と
    いうテーマで飲みのスタイルを実践し、それがエッ
    セイにまとめられています。

    「チェアリング」と称して、つまりキャンプ用のイ
    スを持ち歩き、河原などでお酒を飲むという、コロ
    ナ禍では非常に有効な飲み方であったスタイルを提
    案していたのも彼らです。

    署名の「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで」
    とは、閉店した商店の店先などで不要な食器が並べ
    られていることがあります。そいうシチュエーショ
    ンを見つけるまで、という縛りです。

    他にも「冷やし中華」があるなら、他の「冷やし◯
    ◯」を試そうと考え、冷やし牛丼や冷やしマクドナ
    ルドに挑戦したりします。

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    2024年02月04日
  • のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア

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    すごく面白いじゃないですか〰️。パリッコさんは、酒のほそ道でよく登場するので、以前に天国酒場をよんでお気に入りになってたのですが、年末年始でゆっくり家で飲める機械が増えて、改めていろんな作品を読み始めたところです。
    自分もお酒を飲むのはもちろん好きですが、あわせる食事やつまみを常に模索するのが楽しいタイプなので、この深堀り、かなり共感できます!
    個人的にはストーンプレートもいつも気になって購入を迷っていましたが、59の記事でストンと購入欲消えました。スッキリしました。お礼の申し上げようもありません。
    この頃に比べるとずいぶん自由な世の中に戻りましたが、家飲みの楽しさも変わらず極めていこうと思い

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    2024年01月07日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    優しい本です。コロナ禍で確かに外出はできなくなって不便なことも多かったけど、その分身近な街に目がいくようになった。そんな身近に確かに起こっている何気ない日常や、これまで気に留めなかった店なんかに行ってみたら
    大阪在住だという筆者は、あるときは寿司折を食べようと近所を歩いたり、ちょっと海が見たいと明石から船に乗って、その先でぼんやり缶チューハイを飲んだり、内容は緩いけど、その視線や筆致に優しさが滲み出てる。あ、自分もこんな風に世界を見られたらいいなと思えるような本です。

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    2023年09月01日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    人生を面白くするヒントは案外近くにある。そんなことをこういう本を読んでいるとひしひしと感じる。そして日常が少し愛おしく、大切だなと思えるようになる。気軽に読めて、大切なことに気づける。そんな本だった。

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    2023年07月03日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    ネタバレ

    題名と中身が全然合ってないけど笑
    高速バスに乗って取材する本かと思ってた。
    でも読んでみると心が温かくなる本でした。
    身近なもので日々楽しんでいて生きるってこういうことだよなって思った。
    釣った魚をすぐ調理して食べるの、お腹空く!

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    2023年06月29日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    ネタバレ

    この本は作者の「あとがき」の下記の文書に現れていると思います。

    「(前略)それでも(自分自身の文章を)通して読んでみると、自分が長い間、最先端の何かではなく、当たり前過ぎてみんなが素通りしていくものや、忘れられたようにひっそりとあるもの、いつも一緒にいてくれる友人とか田舎の親戚とか、そいうところにずっと目を向けたがっているんだとわかり、なるほどと思った。」

    なんとなく、深夜番組のローカル番組を見ているような気分になる本です。

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    2023年06月17日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」
    に続いて、何でもない日常を工夫次第でいかに楽し
    く過ごすことができるかのアイデアが満載です。

    標題の作品では、要は未体験の方を選んで行動する
    ということです。

    普段駅前を歩くのであれば、あえて住宅街を散歩す
    る。缶チューハイを飲むにしても未知の味を選ぶ、
    などです。

    アイデアと行動力さえあればコロナ禍で制限された
    日々さえも楽しく、おもしろおかしく過ごすことが
    出来ます。

    今回も「面白うそうだな。ちょっとやってみよう」
    と背中を押される提案がいっぱいの一冊です。

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    2023年01月12日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    こういうありふれた日常や、つい見逃してしまいがちになるお店や人の奥深さに気づく喜びを忘れずに噛み締めていきたいと思った。
    ナオさん最高〜!

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    2022年10月15日
  • 遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ

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    ‪遠出をしなくても、近い日常の中に素敵なことがたくさんあるんだと信じさせてくれる本。読んでいるだけでも癒されるし、自分もそういうのを見つけにいきたいと思えた。

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    2022年06月14日
  • 「それから」の大阪

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    ネタバレ

    こばやし、船場センタービルなど、スズキナオさんの別の著作で読んだことがある気がする内容がところどころにあり、あれ?使いまわしか?と一瞬思ってしまったものの、自分がスズキナオ本を読むのは、何かを学ぶと言うよりはスズキナオ節を味わうためなので、内容はあまり関係ないのだった。

    夢洲、舞洲、咲洲に関しては、近場ということもあり夢洲以外は行ったことがあるのでかなり共感力高く読むことができた。でも咲洲コスモタワーの年間パスポート、いるかなぁ…w

    スズキナオ本を読むたびに、自分はアルコールほぼダメなので飲み屋とか酒場とかそういうのが縁がなさすぎて内容の半分くらいななめ読みになるのだが、人々が楽しく酔っ払

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    2022年05月07日
  • 「それから」の大阪

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    連載記事を下敷きにしており、媒体掲載時の1回分程度の分量の章が重ねられた体裁で、非常に読み易い。(冒頭の方や末尾の辺りは、この書籍を纏める際に書き起こした文章だと思った。)
    筆者は何年か前に首都圏から大阪に移り住み、大阪で主に活動している。御自身は大阪育ちということでもない。そして大阪以外の地域の人が思い浮かべる「“大阪”…」ということでもない「普通の人達が普通に暮らす街」としての「大阪」に親しむようになったのだという。言わば「平熱の大阪」ということだ。
    この「平熱の大阪」の色々な話題を取上げようとする訳だが、2020年頃から感染症の問題で「色々な様子が随分と?」というようなことになっていた。

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    2022年04月08日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    ネタバレ

    スズキナオさんの2冊目。
    やっぱりこの本の中に流れる空気感が好き。
    ナオさんにしか作れないんだよなぁって思う。
    ほのぼのするんだよね。
    いつでも読める、すきま時間に読める感じが好きです。

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    2022年04月08日
  • 深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと

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    きっと描かれているのは数年前の風景なのに、失われつつある社会がそのまま描写されているような…失われる前に自分の目で見てみたいな…

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    2022年03月06日