スズキナオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルからして、深夜バスで移動する時のあれやこれやで話が進むのかと思いきや、深夜バスそのものの話が冒頭あるくらいであとは全然出てこなかった。
にしてもなんで、こんなただ散歩してる感想だけ見たいな本がこんなに面白いのかな。
そこに自分もいるかのような風景は勝手に想像できるのだが、そこに流れているはずのニオイのようなものはあまり伝わってこなかったのだけれど、ともかくこの著者が、本当にそれ美味かったんだろうなとか本当にその場所気持ちよかったんだろうなというのが分かって、自分もこういうことやれたらいいだろうなと思いつつ、本当にやることは、まぁないだろうなと思い…
にしても、交差点の向こうで微笑んでい -
Posted by ブクログ
「酒の穴」という、いかに面白くお酒を飲むか、と
いうテーマで飲みのスタイルを実践し、それがエッ
セイにまとめられています。
「チェアリング」と称して、つまりキャンプ用のイ
スを持ち歩き、河原などでお酒を飲むという、コロ
ナ禍では非常に有効な飲み方であったスタイルを提
案していたのも彼らです。
署名の「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで」
とは、閉店した商店の店先などで不要な食器が並べ
られていることがあります。そいうシチュエーショ
ンを見つけるまで、という縛りです。
他にも「冷やし中華」があるなら、他の「冷やし◯
◯」を試そうと考え、冷やし牛丼や冷やしマクドナ
ルドに挑戦したりします。 -
Posted by ブクログ
すごく面白いじゃないですか〰️。パリッコさんは、酒のほそ道でよく登場するので、以前に天国酒場をよんでお気に入りになってたのですが、年末年始でゆっくり家で飲める機械が増えて、改めていろんな作品を読み始めたところです。
自分もお酒を飲むのはもちろん好きですが、あわせる食事やつまみを常に模索するのが楽しいタイプなので、この深堀り、かなり共感できます!
個人的にはストーンプレートもいつも気になって購入を迷っていましたが、59の記事でストンと購入欲消えました。スッキリしました。お礼の申し上げようもありません。
この頃に比べるとずいぶん自由な世の中に戻りましたが、家飲みの楽しさも変わらず極めていこうと思い -
Posted by ブクログ
ネタバレこばやし、船場センタービルなど、スズキナオさんの別の著作で読んだことがある気がする内容がところどころにあり、あれ?使いまわしか?と一瞬思ってしまったものの、自分がスズキナオ本を読むのは、何かを学ぶと言うよりはスズキナオ節を味わうためなので、内容はあまり関係ないのだった。
夢洲、舞洲、咲洲に関しては、近場ということもあり夢洲以外は行ったことがあるのでかなり共感力高く読むことができた。でも咲洲コスモタワーの年間パスポート、いるかなぁ…w
スズキナオ本を読むたびに、自分はアルコールほぼダメなので飲み屋とか酒場とかそういうのが縁がなさすぎて内容の半分くらいななめ読みになるのだが、人々が楽しく酔っ払 -
Posted by ブクログ
連載記事を下敷きにしており、媒体掲載時の1回分程度の分量の章が重ねられた体裁で、非常に読み易い。(冒頭の方や末尾の辺りは、この書籍を纏める際に書き起こした文章だと思った。)
筆者は何年か前に首都圏から大阪に移り住み、大阪で主に活動している。御自身は大阪育ちということでもない。そして大阪以外の地域の人が思い浮かべる「“大阪”…」ということでもない「普通の人達が普通に暮らす街」としての「大阪」に親しむようになったのだという。言わば「平熱の大阪」ということだ。
この「平熱の大阪」の色々な話題を取上げようとする訳だが、2020年頃から感染症の問題で「色々な様子が随分と?」というようなことになっていた。