鈴木一人のレビュー一覧

  • 資源と経済の世界地図

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    ロシアのウクライナ侵攻やアメリカの自国優先主義により、国際秩序は大きく揺らいでいる。エネルギーや資源の確保をめぐる競争が激化し、日本の物価高や経済不安もその影響の中にある。本書は、そうした世界の動きを「地経学」という視点から読み解き、資源・経済・安全保障が一体化している現実を示している。中東や半導体問題など具体的な事例を通して、国際社会の相互依存の危うさを実感した。終章の対談では、今後の世界秩序を見通すための思考の枠組みが提示されており、不安な時代を生きるうえでの指針となった。

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    2025年10月13日
  • 武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか

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    政府による支配を回避しようとしたグローバリゼーションが、実際は政府の介入を受け易い世界を作ってしまったのだ。ファーウェイやTSMCを巡るアメリカの嫌がらせについても詳しく説明されている。
    情報と金融のネットワークを使ったアメリカによる脅しは中国よりも日本に効くし、我々銀行員に日々負荷を掛けているよ。きぇー

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    2025年10月10日
  • 半導体ビジネスの覇者 TSMCはなぜ世界一になれたのか?

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    半導体は世界的な分業、水平統合の極みになっている。かつて日本が席巻した日も今は昔。
    台湾では国家プロジェクトのごとく「護国神山」としてTSMCを育てた。
    資源の乏しい国がいかに世界と伍していくかのモデルと言える。

    更に、創業者の精神も素晴らしく効率を求める一方、人間的な働き方と文化を確立している。
    脈々と価値観が継承され「やるべきこと」と「やってはいけないこと」が明確で軸がブレない。
    加えてチャレンジや学びの機会があり楽しさもある職場環境、利益還元の制度と社内のモチベーションはいかほどか。
    そして、半導体製造に欠かせない電力や水の確保のためインフラにも投資を欠かさず、持続可能性を高めている。
    こんな好循環なTSMCにライバルと言える存在はいるのだろうか。

    世界各地にTSMCの工場が建ち半導体サプライチェーンが再構築されているが最先端は常に台湾にある。
    国レベルでやるべきことがはっきりしている。

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    2025年03月16日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    何年か前の本とは思うが勉強になる。最近の米露の関係性とトランプ大統領のウクライナに対する決断の意図がなんとなく想像できた気がした。ロシアは歴史的にアメリカに対する劣等感や敵対感が国全体にわたって刷り込まれていて、ウクライナ侵攻とその結果も今後の米露の関係に多大な影響を与える。アメリカ側としてはロシアとの溝を深めることは不本意で、今ここでウクライナという”小国”を見捨ててでもアメリカ国内の今後の平和のため、ウクライナに降伏を進めているのではないか。自分の認識している道理だけだと、ウクライナは侵攻されている側なので、静止するのであればロシア側だろと思うので。またロシアのウクライナ侵攻を中国は今後の台湾併合の参考として見ているという話にゾッとした…。

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    2025年03月06日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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     ロシアによるウクライナ侵攻、また今後起こりうるといわれる台湾有事の予測など、昨今の国際情勢について、著者が複数名の専門家と対談する。本書は主にアメリカとロシア、中国の関係を中心に語っており、それによると、ロシアと中国は日本を半植民地と見なす、つまりアメリカと同盟国を結んでいることは完全な主権を確立していないと考えている。また日本のロシアに対する性善説は江戸時代末期からあり、実際に日露戦争の直前、桂太郎が英国と同盟を結ぶことに対し、伊藤博文は日露協商を唱えるという事例があった。さらに2022年のウクライナ侵攻時に、ロシアに経済制裁を実行したが、これは短期的に見ると効果は現れないが、相手のコストを上げるという利点があるので、制裁期間が長引くほど、ロシア側は戦争の継続が厳しくなり、そこから停戦交渉が行われると指摘する。
     一方で台湾有事での中国の動向についてだが、これは明確な時期は不明であるが、中国人は周年を大事にする文化をふまえると、人民解放軍100年でかつ習近平国家主席3期目の終わりである2027年に注意すべきだという。また米ソの冷戦と異なり、アメリカと中国間には安定した対話の枠組みがないことが懸念される。それに加えて、もし台湾有事が起きた場合、日本はウクライナ侵攻におけるポーランドと同じ立ち位置になること、同時にロシアと北朝鮮の動向に注意すべきなど、他人事でないことがわかる。このように、今後の世界情勢はアメリカ一強の時代ではなく、18、19世紀のような帝国主義、多極的な世界へと変貌する。

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    2024年10月02日
  • 資源と経済の世界地図

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    現在の経済安全保障課題が忖度無く分かり易い言葉で説明されている。読みやすい。旧ソ連崩壊以降、「市場経済が民主化を招く」という思い込みが間違いの始まり。リーマン以降、中国の「国家資本主義」も頼もしく感じたものだが、、、。資源のない貿易立国日本、今となっては仕方がない。米中両国への依存は解消不可能。どちらからも儲けさせていただきましょう。まいど!

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    2024年08月20日
  • 武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか

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    中国やロシア等に対し米国が繰り出す経済的制裁の、力の力の源について大変理解できた。チョークポイントを押さえる手段をここまで見事に活用していた事に驚かされる。
    とはいえ、大国となった中国とロシアが結託している現状では、その威力は大きく削がれている。このままいけば、隙間をついて自力での技術開発等で制裁の効果が更に効かなくなるが懸念される。

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    2024年07月31日
  • UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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    各分野の碩学による評論集。

    ロシア−ウクライナ関係そのものではなく、今般のロシアの暴発を受けて欧州、米国、中国、中央アジア、中東等の対外政策がどうなるのかを考察する。

    紛争地である欧州にどうしても一つ目が向く中、周辺地域の動きが俯瞰できて興味深い。

    共通して言えるのは、今般の紛争が世界の変化を方向付けるのではなく、すでに多く起きつつあった変化を加速するということだろう。

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    2023年04月12日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    従前から意識されていた米・中ロの対立構造がウクライナ戦争で先鋭化。

    民主国家対専制国家の構図は必ずしも前者に有利ではない。
    以前は全世界の7割を超えたG7のGDPは4割程まで低下し、グローバルサウスと呼ばれる発展途上国はむしろ後者との関係を深めている。

    アジア随一の民主国家である我が国がかかる状況に目覚め、自国防衛力を確保するとともにグローバルサウスなどとの橋渡しをすべき、との論考。

    個人的には小泉悠氏があまり他では語らない逸話を披露しているのも面白かった。

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    2023年03月31日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    とても面白く読めました。
    米中露の関係性の中にいずれも関わる日本の立場とこれからの在り方について、現実的な状況分析からのアプローチをしている。
    現実を見てしまうとこういった理論展開しかないよなと思わざるを得ないのですが、一方で理想論左派的な立場を塗り潰すのは違憲のコントロールという面でリスクが高すぎるとも感じる昨今です。
    普通にぶつかれば理論が勝ってしまうように見えるのですが、両方飼っていて良いのではないかと。
    ともあれ、現実的な検討をする上での論点について、さらには各国の文脈について多くを知れる本でした。

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    2023年01月26日
  • UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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    ウクライナ戦争について、各地域の国々の考えとそこにいたる歴史や背景(特にロシア及びアメリカとの関係)の考察が興味深かった。日本の報道だと、欧米各国の反応はよく報じられるが、中央アジアや中東等はあまり触れられないので、勉強になった。
    (誤字脱字等が多かったが、急ぎ出版したので仕方ないのかなと思う)

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    2023年01月25日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    時間かかっちゃったけど、専門家によって書かれた本で深く考えさせられる。ウクライナはまさに対岸の火事ではなく、台湾問題に飛び火しかねず、中国も虎視眈々とそれを見据える以上、日本人もいままさに防衛について、国際貢献についてアメリカ頼みでなく、主体的に考えなくてはいけない。

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    2023年01月18日
  • UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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    ウクライナ戦争についてのジャーナリスト的な本はたくさんでていて、どれも役にたつものだが、これは一味違った視点を与えてくれるものであった。

    東京大学出版会からの本で、主として東大の教授などが中心となって執筆した論文集。

    ロシアの侵攻に対する国よって異なる考えがあることがさまざまな地域の専門家が冷静に分析してある。

    複数の視点をもつこと、価値観を共有することが難しい多極的な世界をどう理解するか、どう捉えるか。

    と言っても、価値ニュートラルな相対主義的な世界にとどまることは、今回の戦争は倫理的に許されないという感覚がある。

    そのあたりをしっかり考えるのに役にたつ。

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    2023年01月16日
  • 資源と経済の世界地図

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    地経学についての本
    現在の状況を受け入れて最適解を得ようとするとこのような考えになるということは理解できる
    戦争も解決策になってしまいそうなので好きな考えではないが

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    2026年05月10日
  • 資源と経済の世界地図

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     日本が置かれている経済安全保障の概要を知っておくために読み始めた。ESと経済安全保障についての考え方を知るためにはタイパの良い本。経済を用いた戦いの具体例は2章と3章に集約されている。
     2章の中東に関しては予備知識がほぼ無かったので最初は難しかったが、エネルギーを欲しい日本と日本の貿易相手のアメリカと板挟みにされてるという話に終着している。ただ、サハリン2も継続するらしいので、なんだかんだアメリカも許してくれそう。

     3章については半導体について。こちらは結構予備知識があったので理解しやすかった。簡単に言えば半導体画ある限りアメリカは台湾も日本も守るしかないし、チャイナは技術で世界一を獲れない。
     オランダのASMLという会社は恥ずかしながら本書で初めて知った。調べてみるとこの会社の技術にも日本の技術が必要不可欠らしい。半導体の生産量が少なくなって覇権を南朝鮮に取られたと悲観する人間を多く見るが、そういった方々は思考が短絡的すぎる。半導体の唯一無二のスキルは日本が握っている。

    本の結論としては、「大国は力を持っているが秩序を守る責任を果たしていない、日本は国際秩序守るために努力し続けよ。」と言っている。だがそれは力あるものだけが可能な生き方ではないかと思う。力がない我々が鍛えるべきは筋肉よりも技術力、強い者とのコミュニケーション能力ではないかな。

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    2025年11月14日
  • 地経学とは何か―経済が武器化する時代の戦略思考―(新潮選書)

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     財務真理教と同じぐらい罪深いのが、この、経団連です。彼らの会議において、シンクタンクに所属する人はいかなる価値観を持つのか。試しに読んでみたいと思い立ち、読んでみた次第です。
     結果、「やっぱりな」と苦笑いすることもありましたが、ネイサンロスチャイルドと情報獲得の優位性を伝える歴史(ナポレオン戦争の戦費について)を例に挙げていたり、納得できる言い分もあり、大変面白かったです。
     グローバリストへの警戒を確信した人にこそ、経団連はどう主張しているのか。その一端を知ってもらうための良い一冊であるとお薦めいたします。




     ※
     以下、ネタバレを含みます。
     印象深い場所を箇条書きにまとめました。




    ・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・




     

     半導体製造機の技術において日本は世界の気象重要であり、地経学的にも強い武器を持つことになる

     表現の自由を守るため、誤情報や陰謀論はどこまで許されるのか。ワクチンになんらかの陰謀があることを政治的立場に就いた人物が強く主張する時代になった

     宇宙のゴミ・デブリが衛星に衝突することや、海底ケーブルの破損など、事故に見せかけた挑発行為は判断が難しい。事実上、国連の制裁は機能していない

     海底ケーブルは、アメリカ、フランス、日本が大きく3分して受け持ってきた。ここに参入しようと言うのが中国である

     信頼するが、検証せよ
     Truth but verify
     とはロシアの諺に由来する
     
     イラク戦争の経済制裁において犠牲になったのは、フセインではなく、イラクの国民である。国民の自由と権利を脅かすことなく、いかにして、独裁者へ制裁を成すのか。未だに明らかな有効打はない





     いやはや面白かったです。
     陰謀論をどこまで許すのか、の例で、トランプさんやイーロンさんの主張をあげていましたが、ワクチンが話題に上がることもある…との紹介については、「だからワクチン懐疑説は誤情報だ」とは言い切っていないのです。令和7年11月現在において、厚生大臣が、mRNAワクチンの効果は承知してございません(効きません)とはっきり明言したことや、ファウチを追求するRKJの政策に共感する人が増え、さすがに医療利権の忖度よりも、事実を元にした議論をせざる得ないと、経団連も少しずつ変わっていっているのかもしれません。
    ビルゲイツ氏もグリーンエネルギーから撤退する兆しがあり、そうすると、シュワブやファウチ、ソロスを事実上の後ろ盾とする日本の環境ビジネス屋も、口を閉ざすほか無いのでしょう。むしろ、彼らは、あまり環境政策と地経学の実態を知らないのでは無いでしょうか。



     その点、本書の筆者は、ロシアへの経済制裁を肯定したり、ロシアの海底ケーブルの陰謀であったり、ロシアの宇宙衛星破壊工作であったり、ロシア憎しのような主張を繰り返すのは、ヴィクトリアヌーランドのような、オリガルヒ関係者への忖度があるのかなと苦笑いはするものの、そうはいっても、ロシアからの安価なガス無くして、安定した経済活動は見込めないと、当たり前の事実をしっかり認めているあたりは素晴らしいと評価出来ます。
     国家の関係とは、安全保障の是非で問うなら必要なことですが、有力者の私怨に国民を巻き込むが如きは、大変に勘違い甚だしい過ちだと言わざる得ません。それこそ、軍国主義を批判する左傾の人たちには、企業や株主、政治的権力者に流されるまま、国民の利益が損なわれている今こそ、国民の立場に立ち、人権を主張して見てほしいものです。それでこそ一貫性でしょう。それなくしては、美辞麗句で人を騙す、二重基準・ダブルスタンダードの謗りを免はしませんもの。



     みなさんは如何でしたでしょう。本書を読んで納得できるところとそうでないところ、様々にあろうかと私は察しております。ぜひとも、みなさんの感想も読んでみたいです。いろいろ思うところを書いて見てくださいませ。


     ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

     あなたのこれからの日々が、
     明るく、やさしく、おだやかなものになりますように———

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    2025年11月02日
  • ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界

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    audible 。小泉悠が出てくるのでちょっと期待していたが、軍事オタク、戦争で飯を食う戦争屋のゲームブックだった。
    私はこんなゲームの登場キャラになることは断じて断わる。9条の精神は捨てない。

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    2025年05月22日
  • UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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    世界情勢などについて知識が浅い自分にとっては、こちらを読むのにかなりの時間を要した。
    この戦争に際しての各国の動きについて、ニュースを見ているだけでは知ることの出来ない部分を広く知ることが出来たように思う。
    どの章も客観的に冷静に話が進められており、特に偏った思考はなかったので、読んでいて感情的になることはなく、淡々と情報を得ていく感覚だった。
    読み解くのは大変であったし、内容が頭に入り切ったとは言えないけれど…。
    それでも読む前よりは視野が広がった気がするので、読んで良かったです。

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    2024年10月05日
  • 武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか

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    脅しというか、戦争の道具だな。

    ただ経済力というより、インターネットなどの情報が集中するハブになっており、それを極めて有効に利用できることに気がついた。
    ネットは、政府や既存の規制からの独立を期待していたのだが、結局のところ、さまざまな効率、費用、利益の点から結局一極集中になり、一旦集中すると動かすことが物理的に困難になり、結局、首根っこを、米国という既存の権力に握られてしまった。

    ところがこれが狙ってやったわけでなく、個別対応でこれいいじゃん、が積み重なって来たところもあって色々な思惑、力学が錯綜している。

    その舞台には、国家と同じレベルで企業が対等して来たりしたんだが、結局「権力」「規制」からは逃れられない。

    その一方で、Chinaという、米国に取ってかわろうというか、多分、取って代わるのではなく、本来天下の正当な支配者である自我の果てしない拡大を目指している異形の文明があって、まあ、大変なんですわ。

    それにしても、なんでこう、世の中の誰かのために働くのではなく、いかに金を儲けるか、権力を手に入れるかという動機が赤裸々な行動原理になるのかが、根本のところで理解できないのも、またボク自身の事実。

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    2024年10月03日
  • 資源と経済の世界地図

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    読みやすくわかりやすい地経学。
    ES(economic state craft)に基づき、だろう、はずだという思い込みではなくどういうロジックが各国家の行動背景にあるのかを読み解くことが重要。

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    2024年09月30日