ドゥーガル・ディクソンのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
2億年後、そこにはもう人類もAIも存在しません。人類が滅んで1000年後に現れるナウシカたちも既にいないようです。
***
そこはまるで原始時代。
2億年後、地上では体重8トンの巨大なイカ[メガスクイド]が闊歩しているのだそうです。
イカに支配されている!!(((;゚Д゚))))
***
こうして1億年単位でみてみると、地球って結局、生物が繁栄して滅んで、また繁栄して滅んでを繰り返しているだけのようにも見えてきます。
だとすれば何のためにそんなことをするのでしょうか。何のために地球は存在するのでしょうか。
答えはきっと出ないと思いますがそんな不思議を考える本でした。
-
-
-
-
Posted by ブクログ
人類が絶滅した後の世界。あなたは想像したことがありますか? 自分は、少し方向性が違うけれど、あります。生命の基本、進化の基本、あるいはイレギュラーを考慮し、現実ではありえない多彩で多様な動物たちを考えだしました。
そんな自分の思考に、この本は実に衝撃的で斬新なアイデアを与えてくれました。いや、自分の浅さを思い知らされたと云うべきでしょう。発想自体はSF的で、突拍子もない部分もありますが、しかし奇妙に説得力がある。どこまでも科学的で、それでも願望的な部分があり、進化・変化の可能性には納得させられる説得力があります。生命のもつ無限の可能性、それを想える人間の発想力に大いに感心できるでしょう。 -
-
-
Posted by ブクログ
元ネタはよくわからんのですが、とりあえず人類滅亡後、地球上の生物が気温の変化、環境の変化に伴いどう進化しているのか?という感じ。
著者の妄想なのか、データに基づいた予想なのかは定かではないですが、おもしろいです。
身近にいるあんな生物がもの凄い進化を遂げていたり。
500万年後、1億年後、2億年後に分かれていて、それぞれにショートストーリーが盛り込まれています。
未知ゆえに興味深い。
実際に2億年後、どうなっているのか確認するすべもなく、また本の通りに進化を遂げたとしてもこういった本が存在したという事実は、そのとき宇宙の塵の如く消え去っているだろう。ということがとても残念。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-