西尾潤のレビュー一覧

  • 審美

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    戦争を体験した人は生きるエネルギーがすごいのが伝わってくる。その人の一生を本にまとめようとするとサラッとするのは仕方がないけどもっと深くまで心情を知りたいと思った。
    美のカリスマと言われた菊男、養子となり社長にまでなったが同じ施設からきた義妹に座を奪われそれでも美を求め続けた人生はうらやましい。
    何かに打ち込むものが欲しいと思っていたらGO MAというアーティストを扱ったテレビ、点描の作品を観て涙が出る。この本を読んだ後だったので余計に感動したのかも知れない。

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    2026年02月08日
  • 愚か者の疾走

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    映画を視聴して3人のその後が気になり購入。

    爽やかなラスト!

    ただ全体的に心情描写等は浅く脚本的だったのと(なので映像的でライトに読みやすい)勘のいい人なら序盤からなんとなく展開を予想できてしまうかもしれない笑
    個人的には必読とまでは言えないかな

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    2026年01月31日
  • 審美

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    全く興味なかったけど
    たまたま手近にあったので読んでみた

    「その生涯、あまりに壮絶」って
    帯から、重厚なやつを想像してた

    そんなことなかった
    読みやすかったし、
    サラッとしてんなと思った
    そっからの話、知りたかったのに…
    ってなって残念だった

    全体通して印象がまちまちなのが
    ちょっと気になった
    でもそんなこと思ったり
    「残念」って思ったりしたのは
    結構おもしろかったからだと思う

    星はフツーの3つ

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    2026年01月29日
  • 愚か者の疾走

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    『愚か者の身分』の続編。
    前作のようなハラハラした展開があるのかと思っていたが、マモルの話まではのんびりと時間が過ぎていた。
    物足りないと思う反面、やっと手に入れた幸せな時間を大切にしてほしいと思った。
    梶谷の話ではしっかりヒヤヒヤとする場面があり、やはり過去からは逃れられないのか‥と。
    罪を犯して生きていたことには変わりない。
    逃げたからといって、過去は変わらない。
    大きな代償を負ったとしても。

    でも、それでも、これからは、
    半グレ組織には見つからずに
    3人とも平凡な人生を送ってほしい。

    由衣夏、この人は肝が座っていて、先のことを考えていて、かっこよかったなぁ。
    由衣夏がそばにいるから梶谷とタクヤはきっと大丈夫だ。
    それと同様に梶谷がいるから大丈夫。
    梶谷はきっと皆を守ってくれる。

    そして、マモル。
    マモルとタクヤはきっと再会できるのだろう。
    そのことを想像しただけで涙が出てきた。

    2026.1.15(木)

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    2026年01月15日
  • 愚か者の疾走

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    「愚か者の身分」の後日談
    過去の犯罪は無かったことにはならない
    だけど、幸せに暮らしてほしいと思う
    タクヤとマモルは再会できるんだろうな

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    2026年01月09日
  • 愚か者の疾走

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    前作は「これから面白くなりそう」というところで終わってしまい、不完全燃焼感があった。
    本作はそのアフターストーリーにあたり、前作のその後の展開を知ることができる。登場人物それぞれが自分の人生を生き続けていることが描かれていて、読んでいて安心感があった。

    本作は3話構成で、それぞれ主人公が異なるが、前作と同じ登場人物たちの物語が描かれる。
    前作では作中で失明するキャラクターがいたが、今作では盲目のキャラクターが複数登場する。
    視覚を失っても、他の感覚でものごとを捉え、生きていく強さが印象に残った。
    また、登場人物たちが奇妙に交錯していく構成は、読んでいて純粋に面白く、もどかしさがあった。

    前作同様、「貧困層が戸籍を売る」という重いテーマが軸になっているため、重厚なストーリーを期待していたが、本作もページ数がかなり短く、会話主体で物語が進む。そのため全体としてテンポがよく、2時間程度でサクッと読める一冊になっている。
    腰を据えた長編というより、短編・ショートストーリーを求めている人向けの作品と感じた。

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    2026年01月04日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    オーディブルにて。目をくり抜かれた男、絶対死んだと思ったけど生きてたな...半グレはヤクザのような組織じゃない(全国的ネットワークがない)ぶん上が捕まったら都会に近づかなければ追手は来なさそうで良かったなと...。読み始めはこれ全員死んだわ...という感じなのに予想外にある意味ハピエン要素もありびっくり。臓器売買系裏社会小説ならやはりテスカトリポカが頭ひとつ以上抜けているので裏社会ものとしてのインパクトは少なめ。

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    2025年12月22日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    「愚か者の身分」映画→小説→今作「愚か者の疾走」の順で、映画の主人公であるタクヤ、マモル、梶谷3人がその後どうなったのか、ドキドキしながら読みました

    まずは、とにかく3人が生きていてくれたことに安堵しました
    自分らしく、生きがいや幸福を感じながら日常を過ごす事ができているのは、それぞれが、自分が犯したことにしっかりと向き合い、他者を想い、生きることを諦めなかったからだと思います
    裏切るのも人だけど、救ってくれるのもまた人だということを強く感じ、出会った人との縁がどんどん繋がっていく様子にじんわりと心が温まりました
    梶谷の腹の括り方がかっこいいです
    タクヤとマモルの未来を思わせてくれる終わり方で、“その瞬間”の光景を考えずにはいられません
    どうかこの穏やかな日常が、末永く続いてほしいです

    山田先生の件にはゾッとしました
    そして、希沙良ちゃんにもどうか救いがありますようにと願っています

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    2025年12月11日
  • 愚か者の疾走

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    「愚か者の身分」の続編というか後日談的な感じ
    それぞれの視点で物語が進んでいって、最後はいい感じに閉じた
    読み終わった後の余韻がいい感じ

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    2025年12月10日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    劇場公開もされた「愚か者の身分」続編です。
    あの事件からタクヤ、マモル、剣士が
    どう生きて行くのか、どうなったのか
    気になっていたので、単純に続編は嬉しいです。

    どのように繋がっていくか楽しみにしていた分
    徐々に近づいていく過程が
    ハラハラしながらも読む手を止められませんでした。
    現実には、そんな都合よくいかないのでは?と
    思うシーンも多々あれど、タクヤとマモルが
    笑顔で再会出来る日もきっと近いと思うと
    自然と微笑みながら読んでいた。

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    2025年12月08日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    半グレだけど、実はいい人で、半グレになったのも事情があって…
    みたいな。で、目がなくなっても才能があって、周りが暖かい人ばかりで…。
    まぁ、そんなにうまくはいかないんだろうけど、割とよかったね。見つからないか心配だよ。って思った。

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    2025年12月08日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    話題になっているから読んだら再読だった。
    再読しても、2000万恭子にとられた江川がかわいそう…まぁ、本人は悪銭身に付かずと諦めているから(
    諦めるしかないから)。

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    2025年12月07日
  • 愚か者の身分

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    生まれは選べない。「半グレ」にしか居場所がなく、金銭を稼げない人たちが日本にいる。
    映画作品よりもストーリーが多く、より込み入った人間関係が見れた。実際はこんなにも登場してたのね。映画でちょこっと出てた人の正体が分かったりして、答え合わせ的な感覚だった。終わり方は原作でも曖昧。というか原作の方が曖昧。護は?仲道は?恭子は?希沙良は?

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    2025年11月29日
  • 無年金者ちとせの告白

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    ネタバレ

    とにかくお⾦が無い梨元ちとせ73歳は、パーキングエリアの清掃員。そこに自転車や徒歩で通勤というのが意外、でも近所ならありえるのかな。車上生活者にいらないおせっかいをしたり、ギリギリの生活なのにヒモを囲ったり、掴みどころのないちとせ。そんな人いそうだなと思った。70代のふたりが体力的に死体始末
    ができるのか疑問はあるけど高齢貧困、無年金者、虐待、介護など盛りだくさん。

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    2025年11月06日
  • 愚か者の身分≪コミック版≫

    無料版購入済み

    犯罪者集団の話

    足許を見られて犯罪の手先にされている若い男女が出てきます。戸籍等を買うのが仕事のようで、複数のスマートフォンを駆使して複数の人間としてやり取りしているようです。
    ただ敵味方の区別等もこれだけでは分かりにくいし、あまり感情移入できるような出来栄えではありませんでした。

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    2025年10月23日
  • フラワー・チャイルド

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    2018年の大藪春彦新人賞の受賞作家。
    期待して応援していますが、今作は、インパクトに欠けダラダラと進む印象でした。
    次作を楽しみに。

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    2025年02月03日
  • 無年金者ちとせの告白

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    「マルチの子」ではじめて知った作家さん。
    車上生活者がいる小さなパーキングエリアでの話。
    高齢者や介護者の辛い生活がなんだかリアルに書かれていて読みながら辛くなる部分もあったけれど、普通なら脇役になりそうなパートで働く高齢者が主人公なところが何だか斬新だった。

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    2024年06月04日
  • 無年金者ちとせの告白

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    「マルチの子」が面白かったので、同じ作者ということで読んでみました。
    70歳過ぎても高速道路のPAとかSAとかで働かなければならない現実。
    老親の介護で離職したあげくの車中泊生活。暗澹たる貧困の状況が淡々と、当たり前のように描かれていく。お先真っ暗なのに、当事者は妙に明るいんですな。
    なんも考えてないから。
    考えてもしょうがないから。

    なんでこうなったん??って、にこ的に思うんですけど、こういう人たちって
    絶望的に金融リテラシーが低い。お金好きなくせに、必要なくせに知ろうとしない。

    こうならないよう、気をつけようっと。
    国が悪いとか、行政がーーとか以前の問題っすよ。

    話としては、にこの好きな身元のっとり系な側面もあったのですが
    登場人物たちの頭の悪さに辟易してムリでした。

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    2024年01月20日
  • 無年金者ちとせの告白

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    09月-02。3.0点。
    山梨のサービスエリアで働く老女が主人公。年金もらえず、SAで清掃業務。ある日、離婚した夫が亡くなり、生命保険がもらえるかもしれないという連絡が入り。。

    ありそうな話で、非常にリアル。何組かの底辺とも言える生活描写が上手い。

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    2023年09月05日
  • 無年金者ちとせの告白

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    坂田PAで働く ちとせ(73)と栄(75)の周辺で起こる様々な問題が描かれている。訳あって車上生活をする人達。介護、虐待‥果ては殺人にまで話が及ぶ。無年金がテーマの話かと思って手に取ったけど全く違った。ひとつひとつは重い問題なのにあまり深みを感じず。もう少し絞って掘り下げたものが読みたかった。

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    2023年07月10日