西尾潤のレビュー一覧

  • マルチの子

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    ネタバレ

    軽い気持ちで読み始めたけど、めちゃくちゃ惹き込まれた。誰もが1度は何らかの形でマルチ商法に関わったことあるんじゃないかな?そういう意味ではとても身近だけど遠い世界って感じの作品でした。まるこが客観的に見ると絶対ダメな方ばっかり選択してしまうことにヤキモキしながら、堕ちるところまで堕ちてバッドエンドか…と思いきやエピローグで少し持ち直してて安心したのもつかの間ただの被害者ではなかったことがわかり、最後まで裏切られた。あとがきまで含めて読み応え抜群でした。

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    2025年11月09日
  • マルチの子

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    ネタバレ

    人物描写、背景が巧妙でリアルすぎて、嫌悪感から読み進められなかった…すごい……
    主人公が悪意なく、生き甲斐と善意からマルチビジネスに没頭していくところが気持ち悪い

    終盤でライバルの女から、「無意識的に自分の都合の良いように記憶を塗り替えて、嘘を本当のことに思い込んで語る根っからの嘘つき」呼ばわりされているシーンで主人公の気持ち悪さを的確に言語化してくれたので気が済んだ。

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    2025年10月13日
  • マルチの子

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    ネタバレ

    なぜマルチにハマるのかというものが主人公の心情とともにわかりやすく描かれていると感じた。
    マルチの世界は自分に縁のないものだと思っていたが、繋がる人によってきっかけさえあればどんどん沼にハマっていく可能性もあるのではないかと思った。
    とにかくリアルに感じるし、大阪の地名もたくさん出てくるためイメージがしやすかった。
    物語がエンディングかなと感じたところからの伏線もとても良かった。最初のページに戻りました。

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    2025年10月12日
  • 無年金者ちとせの告白

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    ちとせさんみたいに一生懸命に、自然体、正直、誠実、慈愛深く、友達に恵まれて、生きることは、素晴らしい。それなのに……。

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    2025年02月11日
  • 無年金者ちとせの告白

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    これは、なんとも驚いたという…。
    なんて言ったらいいのか、すべてが予想外のことで。
    まぁ、何を予想して読んでたか、と言うのもおかしな話しなんだけど。
    とにかくゆる〜い老後の話ではなく、かと言って慎ましく生活を切り詰めて、という堅実に生きる話でもなかったわけで…。


    梨元ちとせ73歳は、同僚の古田中栄75歳と同じ職場の坂田パーキングエリアに膝の痛みを抱えながら通っている。

    年金も医療保険もないひとり暮らしで老骨に鞭打って働き続けなければならない毎日である。

    この職場の駐車場の車の中で遺体が見つかったあと次々と起こる出来事。

    そのうち死亡した元夫の保険金が入るかもしれないと連絡が来てから思

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    2022年09月13日
  • 無年金者ちとせの告白

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    何とも切ない物語。
    年老いた女性、引きこもりの中年、認知症の親と障害者の姉を車上で介護、
    不幸せながら前向きに生きていく、力強い主人公の明るさが良かった。
    大藪春彦新人賞受賞作家の3作目、また、こんな路線の作品を書いてくれることを楽しみにしています。

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    2022年07月30日
  • 無年金者ちとせの告白

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    坂田パーキングで働くのは、ほとんどが高齢のパート職員。無年金、低賃金に悩みながらも毎日必死に生きている。無料駐車場では、行き場のない訳アリ生活者が集まる。車上生活者の絶望と、完全犯罪に手を染める老女達のお話。

    気が滅入りそうな内容なのに、読みやすかったです。将来の事を考えて、生活しないとなと考えさせられました。

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    2026年05月20日
  • 愚か者の疾走

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    前作から無事に生き延びていることに安堵した。生き甲斐を見つけたので、平凡ではあるが特別な日々を過ごせるようになって欲しい。今度は芸術の世界で憧れがそのまま続く。

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    2026年05月07日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    映画を観てマモルがひとりぼっちで終わってしまったことがどうも寂しくて本屋で続きがあることを知り読んでみた。
    こちらも明確な未来は描かれぬままではあったが、それぞれのしあわせの形を見出せそうで、よかった

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    2026年04月28日
  • 愚か者の疾走

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    映画「愚か者の身分」がとてもよかったので、これは読まなければいけないと。

    ↓以下ネタバレです。









    疾走っていうか、疾走したあとの話。

    1章は初登場の探偵事務所の話。戸籍を奪われたネカフェの男・「晴翔」の知り合いが登場。最後、探偵事務所が突き止める事が、この本の結末だろうと思いきや、これはこれで終了。だが、プチトリックがあって面白かった。しかし、マモルからもらった2千万また騙し取られるとはねえ・・・?
    2章は、マモル。経験値の少ないマモルが少ない選択肢の中で選んだ真鶴での生活はのんびりとして地元民との温かい絆が描写される。希沙良がタクヤに成り済ましたメール。
    どう考えてもなり

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    2026年04月19日
  • 愚か者の身分

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    東京で半グレ組織の末端として戸籍売買に手を染める若者2人とその周辺の人たちの群像劇。皆、淡々とし何か冷めた様子で、物語は粛々と進む。そこがリアル。結局、どの人物も幸せになれたかどうかも分からず、オチらしいオチもなく??な結末だが、なぜか読後感は悪くなかった。

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    2026年04月05日
  • 審美

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    長崎で被爆した美容家の物語。前半はグイグイ引き込まれたけど、最後はもうちょっとお話を進めてもらいたかった。ちょっと消化不良だけど、いいお話だった。

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    2026年03月23日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    映画『愚か者の身分』をみてマモルとタクヤの続きが気になり読むことに

    足を洗って頑張って生きていく中で不安や恐怖を感じながら生活を送る日々

    前作の原作は読んでないが映画で見たようなヒリヒリする感じはなくやや物足りなさはあったが、組織を抜けて普通の生活を目指しているからこれでいいのかな

    2人が今後再開できたらいいなと思いました

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    2026年03月21日
  • マルチの子

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    マルチにはまり転落していく女性の物語

    心斎橋や谷九でこんなことが繰り広げられてるの?とびっくり。夫の友達もマルチにはまり会社を辞めてしまったと聞いたし、意外と身近にマルチの罠は潜んでいるのかもと恐ろしくなった。なんとなくマルチこわーい、くらいの印象しか無かったけど、絶対に足を踏み入れてはならないものだと強く思った。
    承認欲求、まじこわい

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    2026年03月20日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    愚か者の身分という北村匠主演の映画を見て、続編があるというので読んでみた。元々小説が元になっている映画なので、映画には出てきていない登場人物も出ているらしい。一緒にビジネスをしていた女の子はまだ闇の中にいてマモルにお金が欲しいと連絡してくるシーンが印象的だった。誰かに追われているかもしれないと頭の片隅で思いながら生活するというのは、私が考えるよりずっと不安なことなんだろうな。どこまで現実と近くて、日本に住む人のどれだけがこういったことに関わっているのかは想像がつかないのだけど、みんなが幸せで生きていける社会であればいいなと思う。でも多分こういう映画や本に感化された翌日にはもう自分が思ったことを

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    2026年03月02日
  • 愚か者の身分

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    連作短編集。読みやすく面白かった。
    ノワール好きにとっては、いやいやいやいやんなわけ……と思うところあるんだけどこれはこれでいいかな。
    クライムノベルと言われればその通りだし。
    ノワールはちょっと……な人にも薦められる作品。

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    2026年03月02日
  • 愚か者の疾走

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    いい終わり方

    3人が明るい未来に進んで、
    その先で再び交われそうなのが胸熱

    タクヤとマモルが
    本当の兄弟にしか思えない

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    2026年02月24日
  • マルチの子

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    「儲け話があると人に言ってくる奴は詐欺か馬鹿」と言っていたのは誰でしたっけね。儲かる話なら自分だけの秘密にしておきたいのが普通だろうと。確かになぁと思いました(笑)。

    もともと仲が良くて信頼の置ける人と一緒にビジネスをやってみたいということならともかく(それも乗り気にはなれないけれど)、そうではない人と始めるビジネスの話には思いっきり抵抗があるから聴きたくもない。

    何十年も前、「久しぶりに電話をかけてきた友達と飲みに行く」と言って出かけた弟が、「マルチの勧誘だった」とがっかりして帰宅したことを思い出します(泣)。

    著者の実体験がモチーフになっているそうで、「マルチにハマりやすい人の3つの

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    2026年02月23日
  • 愚か者の身分

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    文字でも目を逸らすような描写があって映像は絶対見ることはできない、、、、
    この世の中に実際でもある話だと思うと怖い、続きも気になる

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    2026年02月21日
  • 愚か者の身分

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    映画を先見た

    んー完全悪ではなくグレーな職業始めてしまうのはちょっとした出来心
    または家庭環境なんかもなぁ

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    2026年02月12日