西尾潤のレビュー一覧

  • マルチの子

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    ネタバレ

    マルチ、怖すぎる…
    それよりも、被害者ヅラして、自覚のないウソつきだと最後に明かされる真瑠子のサイコパスぶりがヤバすぎる。

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    2025年10月29日
  • 愚か者の身分

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    一章はせつない

    戸籍売買に加担することになってしまった者、またはもちかける者、ハメられる者たちの短編で続く物語。
    ちょっとした隙から闇の世界に手を染め抜けられなくなる恐怖。
    読み終えた今は正直グロくて疲れた。
    グロすぎて疲れたけれどもやはり気になって読んでしまった。

    加担した者、ハメられた者、ハメた者…それぞれ全員「愚か者」ということになるのだろうが、それぞれどうなるのか…

    北村匠海のイメージで読んだので、もう本当になんだかわからないけれど疲れた。
    「悪い夏」より辛く、しんどい。が一気読み。

    映画化はどんな感じになるのだろう。

    そしてもうすぐ続編が出るとのこと

    次はもう少しグロくし

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    2025年10月22日
  • マルチの子

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    面白かった.主人公まるこの弱さ,人間臭さに,かなり共感してしまった.そして,自分が教えている行動経済学の視点からも,納得!と思わせられた点がいくつもあった.あとがきを読んで,著者の実体験に基づいた話と知り,なるほど,どうりでこの洞察力優れた心理!

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    2025年10月12日
  • マルチの子

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    マルチにハマりやすい人の特徴が、生々しく描かれた作品。こんなリスクを背負って、なぜ手を出すんだろうか?と理解できなかったが、主人公の目線から追体験することで、なんとなく分かった気がする。物語のテンポは良く、楽しくマルチについて勉強できた。

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    2025年10月12日
  • マルチの子

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    一気読みでした。
    新規セミナー、新規勧誘のシーンでは、35年前の日々を思い出しました。
    アムウェイ全盛のなか、バブルスター、エリナといったMLMの話を聞いた事を思い出しました。
    バブルスターは高額で貧乏学生には荷が重く購入すらしませんでしたが、エリナはちょっとやりましたが、学生時代の先輩との同級生の言葉で、のめり込むことはありませんでした。
    そして、15年後ネットワークの沼にハマった友人が「俺が払うから名前だけ貸して」と言ってきた時の事が頭の中で何度も何度も蘇ってきました。
    今もなお、町のカフェで勧誘を受けている人をみますし、副業でニュースキンを紹介している方(本業仲間)もいますが、わたしがこ

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    2025年10月07日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    映画を観る前に原作読んどこう…!と意気込んだものの、もし映画でも同じ描写があるのであれば、私はきっと目を背けてしまうだろう…
    軽い気持ちで犯罪に手を染めるのがいかにいけないことか、戸籍がなくなるなんて想像しただけで怖い

    マモルとタクヤの話かと思いきや、タクヤと梶谷にスポットライトがあたってからはそっちがメインに思えた
    タクヤと梶谷のその後が気になる

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    2025年10月06日
  • マルチの子

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    こんなどっぷりマルチ商法の本は初めて。
    多分、だいぶ真実なんだな。
    やっぱ下は儲からないんだなと思う。
    良かったわたし、こういう商売に関わりがなくて。と思った。
    すごい世界だなー、面白かった。

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    2025年10月05日
  • マルチの子

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    マルチに引っかかる人ってどんな人よって思ってたけど、なんかこの本読んで納得した。あとがき含めすごく興味深い内容だった。

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    2025年10月03日
  • フラワー・チャイルド

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    真相を知りたいと、夢中になって読んだ。
    ラストシーン、あぁ良かった!と安堵して、良い本を読んだなぁ、と思ったのだけど…
    他の方の感想を見て、そういえば曖昧なままの部分が結構あったのだと気がついた。
    その部分も知りたかったなぁ。

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    2025年07月09日
  • マルチの子

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    マルチ商法にハマって堕ちていく様子がリアルに描かれてる。
    アム◯ェイにメチャクチャ誘ってきたあの子を思い出して懐かしく楽しく読めた。
    セミナーや勉強会の誘い、夢を叶えるだの当時かけられた言葉まんまでリアル過ぎて笑えた。

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    2025年06月30日
  • マルチの子

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    ネタバレ

    最後また不幸になりそうで良かったです。
    自分に自信がないけどマルチだったら承認されるから続けてしまう。これ他人事じゃないで。

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    2025年06月16日
  • 愚か者の身分

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    何らかのきっかけで陥りそうな半グレをリアルにかつ、読みやすく書いた短編小説。
    どんでん返しがあるわけではないがとにかくリアルで
    背筋がゾクゾクした。

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    2025年05月28日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    戸籍の売買というあまり想像できない違法ビジネスの内情を知っていくと、明日は我が身のようなリアリティがあって引き込まれた。ヤクザではなくて半グレ組織というのがポイントで、様々な事情で切羽詰まった人々が、お金欲しさに気軽に犯罪に手を染めてしまう様子が描かれていた。始まりは出来心かもしれないが、抜け出すのは容易ではないのだ。
    一時期増えた押し込み強盗も、このような若者たちがやっていたのかもしれない。
    章ごとに語り手が変わるのがよかった。特に第四章でこれまでの時系列がわかり全体の話が繋がり、第五章で逃亡劇となるのが抜群に面白かった。
    第二回大藪春彦新人賞受賞のデビュー作。映画化も決まっていて、これは面

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    2025年05月26日
  • 愚か者の身分

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    あんまり期待せずに読んだけど、次々と人間関係が交差する群像劇で一気に読んだ。
    各章ごとにメインキャラが代わり、話の内容も結構違う。
    探偵物もあったりといろんな味を楽しめた。
    ちょっと文章的におかしな部分や、説明不足な点もあったけど、戸籍ビジネスを軸とした裏の世界がどんなものか知ることができた。

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    2025年05月25日
  • 愚か者の身分

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    面白かったけど、、
    この前に読んだ本含めて血なまぐさい描写が続いたので今食傷気味…
    とはいえ事件モノとかサスペンスとか好きなんだよね。
    荒んだ生活からのあったかご飯描写はズルい。2人が真っ当な人生を歩んでいけますように。

    欲に駆られて生きてもいいことないよね。地に足をつけて生きるべく、明日の仕事も頑張ろう。

    しかし、、あの持ってかれた金はどうなったんだろ。

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    2025年05月07日
  • 無年金者ちとせの告白

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    底辺なのか、自業自得なのか、分かりませんが、なんだかなという気持ちになりました。

    それでも、必死に生きようとしているのはたしかに感じました。

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    2024年07月03日
  • 無年金者ちとせの告白

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    現実に起こりそうな恐怖を感じる作品だった。

    物語の舞台は山梨に位置する坂田パーキングエリア。
    清掃部で働く73歳の梨元ちとせと75歳の古田中栄、二人の老女を中心に物語は展開する。

    このパーキングエリアには訳ありな人達が集まって来る。
    貧困による車上生活者やネグレクトの母親、介護に明け暮れる男性。

    中でも金の匂いを嗅ぎ付け近づいて来る寄生虫の様な男が一番質が悪い。

    ちとせが犯した罪。それを無かった事にする為に老女二人が企んだ完全犯罪。

    終盤は目が離せない展開だ。
    社会の闇の中で逞しく生きる老女の姿が眼前に浮かんで来る一冊。

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    2023年02月18日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    1本の長編として読んでたら、連作短編集と解説にあった。このまま続編が続いてもおかしくない、というか続きが読みたくなる流れ。タイトル通り、堅気と極道のはざまに生きる「愚かな」登場人物たちへの作者の目線がやさしいおかげで、けっこうな修羅場もわりと安心して読めマス。

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    2022年07月24日
  • マルチの子

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    マルチの仕組みがよくわかる。一旦入り込んだら引けない世界であることもわかる。
    著者は最後に書いているマルチにはまりやすい人の特徴は「自分に満足できてない人」 「勉強熱心な人 」「自己評価の低い人」若者がはまりやすい事がよくわかる。

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    2025年11月30日
  • 愚か者の身分

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    映画が凄いよかったので珍しく原作本を買って読んでみたら新人とは思えないけど、そこまで唸るほどではなく脚本家の向井康二が映画に落とし込み力が凄かったんだなと感じた。

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    2025年11月29日