西尾潤のレビュー一覧

  • 無年金者ちとせの告白

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    底辺なのか、自業自得なのか、分かりませんが、なんだかなという気持ちになりました。

    それでも、必死に生きようとしているのはたしかに感じました。

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    2024年07月03日
  • 無年金者ちとせの告白

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    現実に起こりそうな恐怖を感じる作品だった。

    物語の舞台は山梨に位置する坂田パーキングエリア。
    清掃部で働く73歳の梨元ちとせと75歳の古田中栄、二人の老女を中心に物語は展開する。

    このパーキングエリアには訳ありな人達が集まって来る。
    貧困による車上生活者やネグレクトの母親、介護に明け暮れる男性。

    中でも金の匂いを嗅ぎ付け近づいて来る寄生虫の様な男が一番質が悪い。

    ちとせが犯した罪。それを無かった事にする為に老女二人が企んだ完全犯罪。

    終盤は目が離せない展開だ。
    社会の闇の中で逞しく生きる老女の姿が眼前に浮かんで来る一冊。

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    2023年02月18日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    1本の長編として読んでたら、連作短編集と解説にあった。このまま続編が続いてもおかしくない、というか続きが読みたくなる流れ。タイトル通り、堅気と極道のはざまに生きる「愚かな」登場人物たちへの作者の目線がやさしいおかげで、けっこうな修羅場もわりと安心して読めマス。

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    2022年07月24日
  • マルチの子

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    ダークなストーリーと思いきや、マルチにのめり込んでいるようで、タイトル通りマルチの子という軽快感もあった。

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    2025年12月28日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    オーディブルにて。目をくり抜かれた男、絶対死んだと思ったけど生きてたな...半グレはヤクザのような組織じゃない(全国的ネットワークがない)ぶん上が捕まったら都会に近づかなければ追手は来なさそうで良かったなと...。読み始めはこれ全員死んだわ...という感じなのに予想外にある意味ハピエン要素もありびっくり。臓器売買系裏社会小説ならやはりテスカトリポカが頭ひとつ以上抜けているので裏社会ものとしてのインパクトは少なめ。

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    2025年12月22日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    「愚か者の身分」映画→小説→今作「愚か者の疾走」の順で、映画の主人公であるタクヤ、マモル、梶谷3人がその後どうなったのか、ドキドキしながら読みました

    まずは、とにかく3人が生きていてくれたことに安堵しました
    自分らしく、生きがいや幸福を感じながら日常を過ごす事ができているのは、それぞれが、自分が犯したことにしっかりと向き合い、他者を想い、生きることを諦めなかったからだと思います
    裏切るのも人だけど、救ってくれるのもまた人だということを強く感じ、出会った人との縁がどんどん繋がっていく様子にじんわりと心が温まりました
    梶谷の腹の括り方がかっこいいです
    タクヤとマモルの未来を思わせてくれる終わり方

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    2025年12月11日
  • 愚か者の疾走

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    「愚か者の身分」の続編というか後日談的な感じ
    それぞれの視点で物語が進んでいって、最後はいい感じに閉じた
    読み終わった後の余韻がいい感じ

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    2025年12月10日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    劇場公開もされた「愚か者の身分」続編です。
    あの事件からタクヤ、マモル、剣士が
    どう生きて行くのか、どうなったのか
    気になっていたので、単純に続編は嬉しいです。

    どのように繋がっていくか楽しみにしていた分
    徐々に近づいていく過程が
    ハラハラしながらも読む手を止められませんでした。
    現実には、そんな都合よくいかないのでは?と
    思うシーンも多々あれど、タクヤとマモルが
    笑顔で再会出来る日もきっと近いと思うと
    自然と微笑みながら読んでいた。

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    2025年12月08日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    半グレだけど、実はいい人で、半グレになったのも事情があって…
    みたいな。で、目がなくなっても才能があって、周りが暖かい人ばかりで…。
    まぁ、そんなにうまくはいかないんだろうけど、割とよかったね。見つからないか心配だよ。って思った。

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    2025年12月08日
  • 愚か者の身分

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    ネタバレ

    話題になっているから読んだら再読だった。
    再読しても、2000万恭子にとられた江川がかわいそう…まぁ、本人は悪銭身に付かずと諦めているから(
    諦めるしかないから)。

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    2025年12月07日
  • マルチの子

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    読みやすくてすぐ読み終わった。マルチだとわかっているけどもう引き返せない、家族にだけは知られたくない、、という主人公の心理がよくわかる。そこをついてくるんだろうけど。面白かった。こんなんマルチってわかるやん、、って思いながら読んでたが、マルチにハマりやすい人の特徴全てに自分が当てはまってて笑った。

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    2025年12月06日
  • マルチの子

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    マルチの仕組みがよくわかる。一旦入り込んだら引けない世界であることもわかる。
    著者は最後に書いているマルチにはまりやすい人の特徴は「自分に満足できてない人」 「勉強熱心な人 」「自己評価の低い人」若者がはまりやすい事がよくわかる。

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    2025年11月30日
  • 愚か者の身分

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    映画が凄いよかったので珍しく原作本を買って読んでみたら新人とは思えないけど、そこまで唸るほどではなく脚本家の向井康二が映画に落とし込み力が凄かったんだなと感じた。

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    2025年11月29日
  • マルチの子

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    ネタバレ

    恐るべしマルチ商法。世の中そんな上手い話があるわけないじゃん、というところに尽きる。マルコの幸せを祈るよ。最後にある作者のあとがきを読むと、ホントに怖いと思うし、自分も含めて誰でもハマるリスクがありそうに感じる。

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    2025年11月27日
  • 愚か者の身分

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    生まれは選べない。「半グレ」にしか居場所がなく、金銭を稼げない人たちが日本にいる。
    映画作品よりもストーリーが多く、より込み入った人間関係が見れた。実際はこんなにも登場してたのね。映画でちょこっと出てた人の正体が分かったりして、答え合わせ的な感覚だった。終わり方は原作でも曖昧。というか原作の方が曖昧。護は?仲道は?恭子は?希沙良は?

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    2025年11月29日
  • マルチの子

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    ネタバレ

    人間追い詰められると、こうも見たいものしか見ず、信じたいものしか信じなくなるものなのか、と思って読んでいたら……と言う話。

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    2025年11月22日
  • マルチの子

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    マルチにハマり、マルチの中でしか生きられない、そしてそれを悪とは感じない女性の話。
    承認欲求、競争心、高揚感や一体感、人間がアドレナリンをたくさん感じるであろうシーンがたくさん。
    まあ、そうなるわな。という結末ではあるけど、マルチを知らない世代が知るにはとても分かりやすいと感じた。


    誰かの努力や頑張りの上にしか成り立たない自分の成功なんてない。
    「そんなんで儲けられるなら、世の中みんなお金持ちやわ!」が私の答えかな!

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    2025年11月18日
  • 愚か者の疾走

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    映画を観て監督のSNSで続編があると知り読んだ。

    うーん、映画が良かっただけに微妙かもしれない。

    ラストは幸せ?なのか?
    一度裏社会に入ってしまった以上、完全に足を洗うことはできないので、一生いつ殺されるかビクビクしながら生きていかなければならないのでは?

    常にビクビクしながら生きなければいけないのは裏社会に入ってしまった人間へのペナルティ。そのペナルティを抱えながらこれからどう生きていくか。

    マモル、タクヤ、梶谷にはどうにかして幸せになってほしい。

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    2025年11月16日
  • マルチの子

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    承認欲求という言葉が台頭してきたのはいつ頃からだろうか
    喫茶店に行くとパンフレットを広げる人たちが目につく。夢中に話す人たちはMLMという中毒性のあるビジネスの虜になっていたのだとわかった。仲間や、誰かと一緒に、夢を掴む、幸せなどの単語、高揚感や連帯感はこのビジネスのキーワードなのだと感じた。これだけのエネルギーを違うことに活かせばられれば別の輝きがあったのではないかと思わざるを得ない。

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    2025年11月15日
  • 愚か者の疾走

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    ネタバレ

    タクヤ、マモル、梶谷の三人の行く末がどうなったのか。闇から抜け出し、生まれ変わることは出来たのか。

    ドキドキしながらページをめくり、少々ご都合主義は感じたものの、彼らが無事にあの後の人生を歩み始めることが出来たと分かってほっとした。
    選べなかった環境、一度は誤ってしまった選択。たくさん傷付きながらも今度こそ自らの意思で選んだ先で、夢を見つけ、誰かの夢となり、誰かの夢を守ることが出来た彼ら。
    数年後に出所するジョージや佐藤のことを考えると、不安は残るものの、今までの人生と比べたらよっぽどいい。
    これからも彼ら三人、そして彼ら三人が愛する人々に愛と希望が降り注ぎますようにと願わずにはいられなかっ

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    2025年11月14日