西尾潤のレビュー一覧

  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    「愚か者の身分」の西尾潤の作品なので読んだ。自身の体験に基づくネットワークビジネス、つまりマルチ商法に関する小説。流石に作者の実体験に基づくだけあって描写がとても詳しい。へえ、こうやってランク上げたり人増やしたりするんだなって思うんだけど、こいつらの言ってる「ビジネス」って他の人誘うことだろ?仕事かこれ?アホなの?って思いは捨てられなかったな。興味深かった。

    でも、まずマルチにハマってく主人公に全く共感出来ないのよね。特に光るところもハッとする描写もなかった。実体験からマルチを詳しく描いてる点だけが評価できた。愚か者シリーズと比べると物語としてはかなり劣るなあって印象。

    そう言えば20代前

    0
    2026年01月31日
  • 審美

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真美はありのままの美。
    審美はそれを選び取り判断する眼
    真美は自然
    人が作る化粧も着物も建物も音楽も誰かの選び

    若い頃は他人からどう見えるかばかり考えていた。今は自分が自分をどう受け止めるか
    鏡に映る自分を、時に変えようとし、時にただ眺め、時に問いかける

    0
    2026年01月29日
  • 愚か者の身分

    Posted by ブクログ

    Netflixで映画版を先に観て、とても印象に残ったので原作を読んでみた。映画は2時間の限られた時間しかないので、原作→映画よりも映画→原作の方ががっかりしないのかもな。

    映画では描かれなかった人物の視点も含めた群像劇で、視界が広がりとても良かった。それぞれの視点にもミステリ的な要素があって、真実に迫っていく描写はスリリングだし、小道具や舞台の描写がスタイリッシュで現代的でありながら、貧困や無戸籍やさまざまな生い立ちみたいなテーマも扱ってた。

    その中でも多分作者が言いたかったのは、真の悪と、悪ではないのに悪をすることでしか生きられない者たち、ということなのかな。そこに対してこの作品には明確

    0
    2026年01月29日
  • 愚か者の身分

    Posted by ブクログ

    戸籍売買や臓器売買をする反グレ集団、その中にいるマモルとタクヤ。怖いもの見たさで読んだ、もちろん犯罪行為はよくないが無知ゆえに本来福祉に繋がれるはずが隙間に落ち、それをなんとかしようともがいた挙句とは辛くなる。義理や人情を忘れないところは一般の人よりきっちりしてる。綺麗事かもしれないがそういう人たちが働ける場があれば違うだろうな。誰もが1歩先どころか半歩先もわからない時代だ。まだ若いマモルとタクヤが幸せになれる世の中だといいのに。

    0
    2026年01月23日
  • 審美

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦後を生き抜いた美容家の凄絶な一代記
    ※本作はフィクションです。

    輝山マムの歴史は華々しいものではなかった。
    長崎の原爆から始まり、最初は原爆と爆弾の後遺症の恐ろしさを知る。
    そして、妹との再会も感動的!
    まず、スタートから涙なしにはいられない。

    一瞬、本作を読んで「国宝」を思い出した。
    しかし、本作は「国宝」よりはわりとスラスラ物語が進んだ印象。

    「美しさって、なんだろう…?」
    輝山家の人たちは、みんな「美」に囚われている。

    この本のタイトルにもなっている「審美」。

    ● 「真美は、ありのままの美。 審美は、それを選び取り、判断する眼」
    (文中の言葉を引用)
    このセリフが印象に残っ

    0
    2026年01月22日
  • 審美

    Posted by ブクログ

    ものすごい生涯を生きた美容家の物語を堪能しました。長崎での被爆体験の辛く悲しく涙なくしては読めませんでした。妹と東京に行くシーンでは悲しみいっぱいでした。東京に着いてからの辛く悔しいシーンも辛いです。養子にもらわれた後の美容への道はやったーと思いました。妹との再会も感動的で、ラストでの意外な真相もびっくりしました。この作品はドラマ化して欲しいと思ってしまいました。ぜひあなたも読んで涙して下さい。感動して下さい。

    0
    2026年01月20日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    実際にマルチにハマった経験のある作者による
    マルチにハマっていく女、マルチの子の話。
    (推しの子みたいwwww

    読みやすいし、やたらリアル。
    それは作者の実際の経験を織り交ぜているからだと思う。

    漫画を読むかのような感覚で読める。

    0
    2025年12月28日
  • 愚か者の身分

    Posted by ブクログ

    戸籍売買仲介、買う、売る、騙す、探す、運ぶ者達の目線で章が構成されている。
    各章完結してる訳でもなく、最終章で完結するわけでもなく、その時の人の行動を切り取ったような感じなので「ほーこういう世界もあるのか…」と感じて読むのが良!

    0
    2025年12月21日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    マルチは思ったより身近にあって尚且つ日常に紛れているんだなと思った。内容がスラスラと入ってきて、作者の実体験を元に書いたとあってリアルすぎた。心理学や経済学などを上手く使って会話し、他人の欲にするりと入って、こっちの世界に引きずり込む。だからこそ、人は簡単に騙されるし騙しやすい生き物なんだと思った。

    0
    2025年12月19日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    最初の方はマルチなんて興味ないしやりたくないって思ってたのに最後の方はどんどんやりたくなってる自分がいた
    私はあとがきに書いてある通りの人間だった

    0
    2025年12月12日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    サクサクと読めてしまった。自己肯定感が低いことで自分を犠牲にして誰かのためにと動いてしまう。いいようで悪い循環が生まれる。まずは自分を大切にすることで、被害は少なくなっていくのかなと。

    0
    2025年12月08日
  • 愚か者の疾走

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続きが欲しい。とにかく続きを恵んでください。
    確かにあの頃よりは幸せになってて安心出来たけどまだ安心しきれてないので!!

    0
    2025年12月01日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    もともとマルチの仕組みをあまり理解していなかったが、読み終わる頃には裏側まで理解できたように感じた。本を読んでみると、マルチで得をしている人というのは、本当のトップ数人だけであるように感じた。仕組み自体は犯罪性のあるものではないが、のめり込みすぎると人生が狂わされるのだと思った。

    筆者が実際にマルチをしていた過去もあったようで、内容は実情を捉えたものになっていた。そのリアリティだけでなく、小説としての伏線回収が気持ちよく繰り広げられており、大変面白い内容だった。

    0
    2025年11月24日
  • 愚か者の身分

    Posted by ブクログ

    映画がとても良かったので原作もと思い。

    映画では描かれない梶谷や谷口の生い立ちなど細かいところまで書かれていてなるほどなとなりました。

    西尾さんが仰っていたように、愚か者だけど自業自得だと突き放せない。現代社会はこの子達と向き合う必要があるのだと感じました。(勿論本当のクズもいるが)

    0
    2025年11月23日
  • 愚か者の身分

    Posted by ブクログ

    映画を見てから読んだから尚更情景が浮かびやすくて面白かった。最近夜職とか闇バイトとかそういうものがもっと身近に感じる。キラキラしたものにさえ思えてしまうけど、そうじゃない現実を覗ける本。

    0
    2025年11月22日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    著者が実際の体験に基づいて書いており、マルチのリアルな手法が知れる。
    構造的には一部の人しか儲からない古典的なビジネスモデルにもかかわらず、今でもこれだけ普及してしまっているのには、承認欲求などお金とは別の魅力があるからなのかもしれない。

    0
    2025年11月22日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    マルチをやってる人から何回かお誘いを受けたり、カフェなどでそういう話が聞こえてきたりと、身近っちゃー身近なネットワークビジネス。とても面白く読めました。
    ラストの展開も好きでした。

    0
    2025年11月08日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マルチ、怖すぎる…
    それよりも、被害者ヅラして、自覚のないウソつきだと最後に明かされる真瑠子のサイコパスぶりがヤバすぎる。

    0
    2025年10月29日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    面白かった.主人公まるこの弱さ,人間臭さに,かなり共感してしまった.そして,自分が教えている行動経済学の視点からも,納得!と思わせられた点がいくつもあった.あとがきを読んで,著者の実体験に基づいた話と知り,なるほど,どうりでこの洞察力優れた心理!

    0
    2025年10月12日
  • マルチの子

    Posted by ブクログ

    マルチにハマりやすい人の特徴が、生々しく描かれた作品。こんなリスクを背負って、なぜ手を出すんだろうか?と理解できなかったが、主人公の目線から追体験することで、なんとなく分かった気がする。物語のテンポは良く、楽しくマルチについて勉強できた。

    0
    2025年10月12日