西尾潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「愚か者の身分」映画→小説→今作「愚か者の疾走」の順で、映画の主人公であるタクヤ、マモル、梶谷3人がその後どうなったのか、ドキドキしながら読みました
まずは、とにかく3人が生きていてくれたことに安堵しました
自分らしく、生きがいや幸福を感じながら日常を過ごす事ができているのは、それぞれが、自分が犯したことにしっかりと向き合い、他者を想い、生きることを諦めなかったからだと思います
裏切るのも人だけど、救ってくれるのもまた人だということを強く感じ、出会った人との縁がどんどん繋がっていく様子にじんわりと心が温まりました
梶谷の腹の括り方がかっこいいです
タクヤとマモルの未来を思わせてくれる終わり方 -
Posted by ブクログ
マルチ商法にハマる20代女性を主人公に、承認欲求や自己顕示欲を埋めながら借金を膨らませていくプロセスを描いている作品。自爆営業や名義貸しによってローンが増えていき、気づけば数百万円もの借金を背負わされている。手もとに残されたのは効果の定かではない健康器具やサプリメントなど、正価の何倍もの値段で取引される怪しい商品である。
鹿水真瑠子は新卒で入った職場に馴染めず、辞めてバイトで食いつなぐ毎日だった。友達も少なく張り合いのない生活を送る中で、バイト先で目にした「磁力と健康セミナー・無料開催」に参加することでその人生が転落し始める。高額なマットレスを購入し、それを紹介しながら下部組織を拡大していく -
無料版購入済み
犯罪者集団の話
足許を見られて犯罪の手先にされている若い男女が出てきます。戸籍等を買うのが仕事のようで、複数のスマートフォンを駆使して複数の人間としてやり取りしているようです。
ただ敵味方の区別等もこれだけでは分かりにくいし、あまり感情移入できるような出来栄えではありませんでした。