西尾潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。いかにマルチにはまっていくのかをリアルに描かれており、一気に読み終えてしまった。
作者がマルチにはまったという過去もあってシステムについて事細かに描かれているので、恐ろしさ、なぜやめられないのかがより伝わった。
売り上げを得るために借金を抱える矛盾、自由な時間を得られるはずがグループのフォローに追われ、毎月の返済をやりくりをしながらスポンサリングとミーティングに時間を埋められる毎日。
最初の頃の成功体験が忘れられず、後に引けない洗脳状態に陥っていき、家族の言葉も聞き入れない。
そしてマルチで横行する犯罪行為など、マルチで今まさに上を目指そうとする人々は決してフィクションでは片付けら -
Posted by ブクログ
昨日Netflixで『愚か者の身分』を鑑賞しました。フィクションなのに「どうか3人が幸せになりますように。幸せになってる姿が見たい。」との思いから、続きの小説のこちらを即購入して読破しました。
文章ですが、北村匠海さん・綾野剛さん・林裕太さんの3人の姿と声で、私の頭の中で続編の映画が上映されました。
ずっと穏やかな幸せな雰囲気で進んでいくかと思いきや、所々ヒヤリとさせる部分がありました。
このお話の続きは各々で想像するしかないんでしょうか!私は想像だけで号泣しています。マモルはタクヤの作った煮付けを食べられたかなぁ。
『愚か者の身分』だけみてモヤモヤソワソワしたものを抱えてる方はぜひ読んで欲し -
Posted by ブクログ
うーん、続編も良かった!あのあとどうなったか気になる3人の後日談よりも先に無関係そうな探偵の話から始めてそのエピソードのラストで引き込むのがうまい。そしてマモルと梶谷それぞれの再生の物語に繋がっていくんだけど、単なる再生だけではなくて、過去に追いかけられる怖さや不穏さがうまく描かれてる。
そんな中、あ、それがタクヤならいいな、2人が出会えたらいいな、と読者は気づいてそれを祈る。それははっきりとは語られないが、ラストで2人の再会が予告されて終わるのは本当に美しい。この作家が大好きになったよ。前作があってこその続編だと思うし、前作からのつながりが素晴らしくて、これで星5にした。
しかし人という -
Posted by ブクログ
映画を見て衝撃を受けた。
途中、あまりにもグロくて退出してしまった時間が生まれたのが悔しいけれど、それを含めて原作が気になり読んでみた。
映画だけでは語れないそれぞれの思いや、過去の出来事などが原作では鮮明に描かれてあって個人的にはやっぱり原作がいいなと感じた。
闇バイトや戸籍売買。
私には遠い存在でテレビやSNSでしか見たことのない世界。
よく聞く言葉ではあるが詳しく知らなかったし知ろうともしなかった。
この世界に足を踏み入れてしまった人たちの過去の苦しみ、この世界から抜け出せずに″今″を生きるために必死に、闇に染まってしまっている人たちの苦しみ。
なかには軽い気持ちで加担してしまった人も