森本あきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森本さんの作品はメイドシリーズしか読んだことがなかった頃は
結構避けているほうだったのですが…
前回読んだ本が、わりとあたし好みのストーリーだったので
こういう作品もかけるんだーと驚いた反面。
他にも読んでみたいな。ぐらいの感覚で購入しました。
たまには一風変わったのを読んでみるのも悪くないかなーと
ファンタジー系はあんまし好んで読まないのですが…
思っていたよりよかったです!!
いやー。これは本当に意外だった…うん。
人間×悪魔って一体どうなってるんだー?とか思ってたのですが
落ち零れ悪魔のリルも必死で頑張る様子とかが可愛くて
ウザイ!とか思うこともなく…こいつ馬鹿だなー。ぐらいの
妙な親心 -
Posted by ブクログ
大学生同士・足立崇×前川美久
よった勢いでキスからHまでしてしまった居酒屋のトイレ。
そんな時、間違いメールがきっかけでメル友になったホークアイにだけ、真実の思いを綴る美久。
肩の凝らない楽しいモノを期待して購入。
森本氏の文体は、まさにその気分にはうってつけです。
Hシーンも多く詳細だったけど、あっけらかんとしてて厭らしさが薄いし、二人のお互いの隠し事をしているという悩みも、深刻さが感じられず、軽いから。
美久の母が登場するが、あまりに普通の人で、同性を好きになってしまったことに悩まない美久が不自然な気がする。家族は出てこなくてもよかったのでは…。 -
Posted by ブクログ
森本さんの作品にしては、ちょっと微シリアスかなぁと思いつつ、最後にはやっぱりラブが入っていました。
兄妹の会話に、ついつい突っ込みを入れたくなってしょうがなかったですね。
でも、この兄にしてこの妹なら、まあいいかぁと。
妹の手術が成功する為に願掛けとして、野田に抱かれる唯歩。
そしてそれをあっさりと受ける野田。
来るもの拒まずだとしても、ちょっと変わっているとしても、策略だとしても野田の性格が好きだなぁと。
攻受の掛け合いで、お互いがちょっとずれている辺りが、妙にツボにはいったりも。
お馬鹿というかちょっと天然入ってる受が、にくめなかったですね。
全体的に読んでいて、ラストが消化不良といえば -
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Posted by ブクログ
家族を次々と亡くし天涯孤独になった月彦。大天使バラキエルがやってきて、「三つのお願い」の契約をする。
家族が死んだのは自分のせいだと、自責の余り引き篭もって暮らしていた月彦を保護していたのは姉で、その姉も飛行機事故で亡くなって。代わりに天使がやってきて。
なんか閉じた世界の話だなあと思って読んでた。テレビも新聞もインターネットも姉の検閲無しには(父や母の死がトラウマになってて)見られないとか。
段々バラキエルと一緒に外に出たりするようになってるけど、でもそれバラキエルが天使だってことで、(月彦のせいで死んだりしない、ことを含め)いろんな事が保証されてるからだよね。
完璧に安全な外の世界、