森本あきのレビュー一覧
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ネタバレ同棲生活を始めた谷本紅葉と恋人・龍。
官能小説家でもある紅葉は、以前はエッチシーンがエロくないと言われ続けていたが、龍との甘いエッチのおかげで上達したようだった。
そんな紅葉は、エッチ三昧のラブラブ同棲生活を満喫していたが、舞い込んできた仕事は「SM小説」。
何とか紅葉は自分なりのSM小説を書こうとするが、うまくいかなくて、恋人に頼むことにするが……
という話。
基本的には、龍も紅葉も相手にメロメロで、紅葉は基本的には素直なので龍に「好きだよ」って言いまくってるので、まぁ、人によっては胸焼けしかねない勢い。
作者様があとがきに書いてらっしゃるように、話が終わったら「何事もなく平 -
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ネタバレ福永英樹は、母から見合いをするように迫られていた。
「家を出て行くか、お見合いをするか」の二択を迫られた英樹は、金持ちの家に生まれた世間知らずで、アルバイトをしたこともなければ、何一つ家事はできない。
そんな英樹が、家を出て行けるはずもなく、渋々お見合いに同意した英樹の前に現れたのは、あろうことか男だった――。
「死が二人を別つまで。ずっと相手を愛し続ける。それが結婚……」
そんな風に夢を描いていた英樹の夢はその時にもろくも崩れ去ってしまった。
「男同士で結婚するなんてありえない!!」
と親に抗議する英樹をよそに、英樹の母親は無情にも「婚前の一週間の同棲生活」に入るよう告げる。
「この -
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ネタバレ谷本紅葉は、官能小説家。
誰に強制されたわけでもなく、昔読んだ官能小説に影響されて、自分もそんな小説が書きたいと思ったのが始まりだった。
けれど、紅葉はどうしてもエッチシーンがうまく書けない。そしてそれは、自分の経験不足が原因なのかと思い悩む。
それというのも、紅葉にはエッチの経験がまったくない。
好きな人以外とエッチをするなんて紅葉は考えられなくて、けれど紅葉の好きな人は、高校の同級生で男。報われるはずのない想いに、紅葉は諦めていた。
けれど、その彼、桂龍は高校を卒業してお互い社会人となった今も親友で、週1回紅葉の家にご飯を食べに来ていて、紅葉の作品の一番の読者だった。
そんな -
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ネタバレ里見海音は、逆らえないくらい怖い姉がいる以外は、ごくごく普通のサラリーマンだった。
その姉に頼まれて、見合い会場に断りに出向いた時から大きく変わってしまった。
見合い相手の若山宇一は、金髪碧眼・容姿端麗のお金持ち。
どうして見合いをするのかわからないぐらい。
ところが、意外なことに海音は宇一に気に入られてしまい、「結婚相手はお前でいい」と言われてしまう。
どうやら宇一には、この見合いを引き受けなくてはならない事情があるようで……?
事情を聞いた海音は、宇一のために嘘の花嫁となることを了承する。
ところが、敵の罠にはまり、食事に媚薬を盛られた海音は宇一と身体を繋げてしまって……? -
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ネタバレ同性間の結婚が認められて早一年。
小野緋鳥・18歳は、倒産寸前の父親の会社を救うため、ライバル会社の甲斐田物産の一人息子に嫁ぐことになってしまった。
相手の明央は、かっこよくて頭も良くてしっかりして……と非の打ち所がないけれど、どういうわけだか、緋鳥にはイジワルばかりのムカツクやつ。
けれど、その明央に丸め込まれた緋鳥は、とりあえず明央の実家で花嫁修業をすることになって、毎朝五時起きで明央の家に向かうことに。
最初は、明央の花嫁になると言って周りを騙していることに罪悪感がうずいてしょうがなかった緋鳥だが、次第に意地悪じゃない明央の一面を知っていくうちに……
というようなお話でし -
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ネタバレ落ちこぼれ悪魔のリルは、次の任務を成功させなければ消滅させられてしまうというピンチに直面していた。
悪魔の仕事は人間と契約しその命を奪うことだが、優しいリルは一度も人の命を奪えたことがなかった。
そんなリルに与えられた最後のチャンスは、由緒正しき公爵家の長男・九条直次の命を取ること、だった。
というのが、リルの事情。
で、直次とは言うと、公爵家に有りながら父が異国の女の人との間に生んだ息子で、本家からは厄介者扱いされ、幽閉のように、豪邸に閉じ込められて生活をしていたのだった。
そんな直次には誰にも言えない望みが、一つだけあり、それをリルが見つければ命をリルにあげる、という約束を -
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ネタバレストーリー展開は思った以上に普通でした。
森本さん=世界観が異常なイメージ(おいおい)
でもまぁ、年の差カプ好きとしてはわりと好みな二人だったかと。
攻めキャラの青嵐はかっこよかった。
へたれ攻めではなかったけどうん…ビジュアルが好き。黒髪~。
あとあれね。この方の本は例のシーンがいつも長い。
だらだら続けられて半分くらいはいつもそんな感じで
この本も例外ではなかったんですけど。
その辺はもう…あぁそんな感じね。ぐらいの描写でいいと思うのが本音。
今回の受けキャラ。の胡桃だっけか。
嫌いとまではいかないけど、あんまり好きではなかった。
どうもあぁいう子はちょっとうーん?な疑問を抱かずにはいられ -
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カフェ物語シリーズ完結作です。
ついにオーナーが登場!!
お相手はシェフの勝野さんです。
この3部作は全て、受け側の熱烈片想いから始まるのですが、前2作が結構胸の痛い話だった分、この作品は本当に幸せな物語でほっとできます。
それゆえに、やはり前2作を読んでから読まれることをおススメします。感動が全然違うと思います。
2人が前2作品のカップル達の良いお手本になればと思います(実際この2人に憧れてるのかなと思わせる描写は結構あります)
オーナーが千里と舞川くんの話を聞いて舞川くんを捨てちゃえば良いのにって思うシーンがあるのですが、同感です(笑)
おまけで高岡さんと衣音くんのその後の物語も -
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「カフェ物語」という3部作の1作目です。
可愛いカフェに通ってる可愛いサラリーマンが主人公です。
見ているだけで満足だった憧れの人と偶然接点ができてしまい、恋の楽しさ・苦しさに翻弄される…といった物語。
攻めの舞川くんがカフェのギャルソンなのですが、もうヒドい男です(笑)
千里(主人公)は好きになったら一直線!なので、それでも良いみたいですが、考え直した方が良い気もする(笑)
しかし森本先生は心理描写がすごく巧みなので、うっかり泣いてしまいそうになります。
心理描写がしっかりしている作品を探している方にはかなりおススメです。
純愛って感じなので濡れ場はかなり少なめです。 -
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