大橋歩のレビュー一覧

  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上春樹さんの小説は一冊も読んだことがないのに、エッセイばかり読んでいる。少し軽いタッチで読みやすいからかもしれない。これが最終巻とのことで、残念。

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    2017年01月02日
  • 今日のわたし

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    かわいいイラストとともに大橋歩さんの日常生活がとても楽しく書かれている。
    ずっと夫婦仲良く健康でいることの大切さ、いいことも悪いことも全て良い経験、
    寂しくても 哀しくても つらくても せつなくても年をとった今の自分がいい…
    お手本にしたい生き方です。

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    2009年10月04日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    なんだか、いいなあ。知らない人の知らない人生の知らない思考を見ちゃっていいんですか。物事を見る角度が面白いなあ。カフェラテ片手に読みたくなる本でした。、

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    2025年11月27日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    自然体で描かれている文章たち。
    こんなエッセイ描きたいなと実感しました。
    ありのままの風景を着飾ることなく、表現できる
    ことがすごいなと、小説とは違った視点で楽しめるとと思います。
    ゴルフが嫌いなエピソードや、すき焼きが好きだったりとか、著者の知られざるイメージが知れます。

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    2025年11月27日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ananに連載していた「村上ラヂオ」のエッセイを1年分まとめたもの。
    一つ一つのお話が短くて読みやすい。
    毎回最後に「今週の村上」という一言メッセージのようなものがついてるのも良い。
    『水洗トイレに「大小」というレバーがあるけど、あれは「強弱」じゃいけないんでしょうか?』
    とか、何気ない一言なのに笑ってしまうし記憶に残る。
    大橋歩さんによる挿絵も味わい深かった。

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    2025年11月08日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    相変わらず余計な事ばかり考えていて、それがとても面白いし新しい発見がたくさんある。日常のちょっとした隙間にこうした本があるとなんだか心が安らぐ。

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    2025年09月30日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    「村上ラヂオ」のシリーズは3冊出ている。
    2「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」
    3「サラダ好きのライオン」

    なんと、2と3は9年ほど前に読んでいる。しかもこれが初・村上エッセイで、その発想力にいたく感動していた。
    「村上春樹って、超ベストセラー作家だけど、私には理解できないかもしれないな」と、ずっと思い続けて何年だろう、「サラダ好きのライオン」を読んで、あら?面白い発想の人なんだ?!
    と、村上エッセイのファンになったのである。
    その後買っておいた本書を今読む。
    2000年頃にアンアンに連載されていたものらしい。
    アンアンの読者が、このエッセイを毎回どんなふうに読んでいたのかに興味はある。

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    2025年06月16日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    「人はときとして、抱え込んだ悲しみやつらさを音楽に付着させ、自分自身がその重みでばらばらになってしまうのを防ごうとする。音楽にはそういう実用の機能がそなわっている。」

    I really resonate with this part. I believe music, memory, and emotions are deeply connected. To keep my mental health in check, I sometimes listen to songs I used to play during better times.

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    2025年06月15日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サラッと読めてよかったです!一話が3ページほどで、内容も全く緊張しないほんわかとしたお話ばかりなので、電車や空き時間でサッと読めて隙間時間のいいお供でした!

    話もしっかり面白く、確かになぁと思ったり、それはどうなんだろうと一緒に考えたりしながら読んでいました。
    村上春樹の人となりを少し知る事ができ、なるほど、この人ならこの作品を書けるかもなと思いながら楽しみました!

    2や1もまた読んでみます

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    2025年05月11日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    村上春樹さんの着眼点や心の声が面白かった!そして知識が増えた!
    本を読むと無駄な知識と教養が増えるとはこの事だなと感じさせてくれる1冊だった。50のエッセイなのでとてもひとつが短くて、なかなか1冊読みきれない人にはおすすめ。

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    2025年04月04日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    けんかをしない、の題がいちばん心に響いた。
    開き直る、ひどい人間の割には結構検討してるじゃん、見当違いの褒められ方をして駄目になる人もいるのだから褒められなくてホクホク、などの考え方が参考になった。スキヤキに続いてスシという曲がでたけど売れなかったとか猫の自殺とか豆知識がふえた。

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    2024年11月15日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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     今回も著者が体験したことや思ったことを書いていく。日本のみでなく、いくつかの国々で生活したこともあってか、日本国内外の話についていくつか言及している。ワシントンDCに住んでいたころ、ホテルのシャワーを利用しようと並んでとき、右派ロビイストから横から割り込んで色々と言われたが、自分の後ろにいた白人男性が抗議するという経験をした。著者はアメリカ人について考えるとき、常にその二人を思い出し、力と金がすべて、あるいは公正を信じる人という図式は、どこの国にも当てはまるのだろうという。この経験から、日本にいる外国人がもしなにか困っているときは、助けるようにしている。本書はほかにも、複数の国で過ごした著者

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    2024年09月07日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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     村上ラヂオシリーズの第2弾。前回と同様、著者が体験したこと、思ったことを書き綴る。オリンピックの開催地は、発祥の地アテネにするべきといい、その理由として広告代理店、土木工事など費用が無駄にかかるからだという。また日本のメディアは、選手がメダルをとれるかとれないかということに関心を持ちすぎだと批判する。このような理由からオリンピックはあまり好きではないらしい。
    著者は健康的な生活を送っていることで有名であるが、この習慣をつけるようになったのは、作家としてデビューした30歳ごろで、それ以前はたばこを吸う、夜更かしを
    するなど、現在とは真逆の生活習慣を送っていた。
     ほかにもアイスランドの旅行で見

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    2024年09月07日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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     著者が日常で体験したことをまとめたエッセイ本。酒のつまみとして最適な柿ピーの柿とピーナッツのバランス具合が絶妙であること、イタリア本場のパスタがおいしい反面、イタリア国境のパスタはまずい、うなぎやすき焼きがおいしい、ちらし寿司が関東と関西では別物であるなど、食に関するエッセイは割と多い。また著者のデビュー作『風の歌を聴け』が群像新人賞をとった当時について言及している。授賞式のために用意したスーツは、青山のVANのショップに行き、バーゲンで買ったという。受賞が決まり、出版社に向かって担当の編集者と会うが、そのとき編集者から「君の小説にはかなり問題があるが、まあ、がんばりなさい」と直接言われた。

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    2024年08月16日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上先生の小説はとっつきにくいイメージが勝手にあったのでためらったが、そんなのは杞憂に終わるくらい読みやすかった。
    独特な見方、そしてそれを面白可笑しく言語化してしまうのが尊敬。
    ユーモアたっぷりで一つ一つのお話が短めなので隙間時間にぴったり。
    次作も読んでみたい。

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    2024年08月03日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    読むたび好きになる。
    読むたびに彼がどれだけ洗練された文章を紡ぐ作家か身に染みる。

    ほんとに、怒りっぽかったのかな?
    イメージつかない。

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    2024年03月31日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイ好き。
    私は人と群れるよりもひとりで音楽を聴いたり読書したりする方が圧倒的に好きなんだけど、それを肯定してくれるような静かな世界が広がっている。

    ジャズとか食べものとか旅行とか。
    そういうものについての描写は読んでいてとても楽しい。

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    2024年03月29日
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

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    一遍の量がとってもちょうどいい。
    家事の合間、お風呂入る前、職場での昼休憩、、
    どんな場面でもすぐにふっと別の場所に連れて行ってくれる。

    そして何よりくどくない。
    ユーモアを2.3滴混ぜながら彼の追体験をさせてくれるんだけど、押し付けがましくないというか、
    距離感がちょうどいいというか。

    時々憑依の如く文章に引き摺り込まれて
    胸焼けする、、という作品もあるじゃないですか。

    彼の作品にはそれがない。

    彼のこの魅力的なスタンスこそが
    小説に見え隠れする美しさなのかな〜とも思ったり。

    あんなに苦手意識があったはるきの文章なのに
    エッセイにまで手を出しているという。。苦笑

    彼の作品について

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    2024年03月23日
  • 村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―(新潮文庫)

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    重い小説、難解な小説の後は村上春樹さんの脱力エッセイがおすすめ。中でも、村上ラヂオ2.3はかなり面白い。
    ・オムレツを作ろう
    ・献欲手帳
    ・死ぬほど退屈な会話
    ・とんでもない距離、ひどい道
    ・いちばんおいしいトマト
    がお気に入り!

    特に、村上春樹さんが学生時代、北陸を徒歩旅行した時に、農家の方がトマトをくれた話が心に残る。
    能登半島の善意が沁みてくる。
    太田幸司さんが決勝戦で18回を一人で投げきり、それでも0対0で決着がつかなかったあの夏の出来事だ。

    春樹さんの話を読んでいると、走りたくなる。
    そして
    シューベルトの「アルペジオール・ソナタ」を聴きながらオムレツつくりたくなる。

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    2024年02月09日
  • 村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)

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    小説の村上春樹もいいけどエッセイの村上春樹はさらにいい。
    クスッと笑えるエッセイに、今週の村上というおまけ付き。
    今週の疲れがどどっと出て、テレビの画面を見て思い切り受け身で過ごそうと思ったけど、この本読んでたら疲れが抜けていった!
    あまりにも可笑しくて、ばかばかしくて、脱力感。
    本人曰く、ビール会社が作るウーロン茶。
    これがまた味わい深い。
    実際のオリンピック、ドイツとパキスタンのホッケーの試合を観て純粋にスポーツの醍醐味を味わったり、メジャーリーグの試合を観戦し、Aロッドの一挙手一投足を観察したり、毎度のことながら視点が面白い。ヒノマルの数とか結果とかに無縁な観戦姿勢が村上流。
    最後は真面

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    2024年02月03日