佳奈のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
名著。
下手な自己啓発本を読むよりもよほど有益だと思う。
なぜ働くのかは,なぜ生きるのかであり,もっと言えば,「どのように生きていけばよいのか?」を考えることに通じているのが良く分かる。
主に中・高生向けに書かれた内容だが,その分情報に過不足がなく,とてもシンプルにまとめられていて分かりやすく,なおかつ普遍的・中立的な観点に立つように徹底して意識されており,筆者の人生経験談などの寄り道や脱線話による余計なノイズが混ざっていないところが特に良い。
中でもクランボルツのプランド・ハプンスタンス理論,「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「冒険心」の5つが大切という教えは胸に迫った。
現代社会ならではの観点である,AIとの関わり方や,「働くこと」だけに留まらず,人生全体を通した"学び"の意義,「コミュニケーション能力」とは本当はどういうものなのかについてや,人間関係における様々な悩みごとへの視座,友人は大切ではあるけれども,1人の時間を持って自分と向き合うことがいかに大切であるのか,など,気付きや再確認をできる項目が多く,大人が読んでも得るものは多いと思う。
読めて良かった。
あと個人的なこととして,最近はまたもや読書から遠ざかっていて,再び自信を喪失しそうな感覚があったのだが,(漫画のパートもふんだんに盛り込まれている内容の本とは言え)この本を最初から最後まで通して,楽しく読み切れたことは,まだまだ自分も本を読めるんだ!
読者とはこれほどまでに楽しいものだったのか!!という感覚を呼び戻すのにうってつけな,最高の経験となった。 -
Posted by ブクログ
メイン層は10代に向けた本だと思うが、これから就活を始めるというタイミングで読んでよかった。
周りの大人が言っていた通り小さい頃からやっていた小さなこと、基礎が大事で、それは今にも繋がっているのだなと思った。
働くことを見つめなおすことは自分の人生を考えることなんだなと。
間近に迫った就活で、早くいい会社に勤めてたくさんお金を稼ぐことに囚われていたけどそれが大事ではないと改めて気付かされた。
自分に自信がなくなって昔は良かったなんて思うことも増えたけど、昔の私と今の私は繋がっていて、未来の私は今の私がなにかをしなければ変わらないと思った。
自分の人生を後悔なく、より自分らしく幸せに生きるために「なぜ僕らは働くのか」よく考えたい。 -
Posted by ブクログ
「なんで働かなきゃいけないの?」「幸せってなんだろう?」
そんな疑問を抱きながら、本書を手に取りました。
この本は子どもでも読めるように工夫されており、図解が多く分かりやすい内容でした。そのおかげで、スラスラと読み進めることができました。
また、実際に働いている人たちのリアルな声が多く紹介されており、働くことに前向きになれずにいた自分にとって、大きな励みになりました。
本書を読んで、まずは今の仕事に一生懸命取り組んでみようと思えました。人生100年時代、何かを始めるのに遅すぎることはない。取り組んでいくうちに、新しい可能性が見つかるかもしれない。そんな前向きな気づきを与えてくれる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
この本を読んでいる中で小さい頃親に言われて引っかかっていたことや、子育てのやり方、学生時代に将来に対して感じていたことや、新社会人のころの気持ちを思い出した。
親には普通で良いと言われたがじゃあ普通でない選択は悪いことなのか。
お絵描きが好き、漫画が好き、だから将来は漫画家になりたいと私が言えば、そんな不安定な職業より公務員や資格のある仕事の方が良いと言われた。
親だから不安定な仕事を心配する気持ちもわかるけれど、私の気持ちを否定しないでほしかったな。
働く理由や社会の仕組み、そして働く自分の幸せついて改めて気付かされる考えさせられる本だった。
もっと早くこの本を読んでいたら人生の選択も変わっていたのかなぁ。と思いつつ、でも過去はどうにもできないのでこれからを今より一生懸命に働いていこうと感じた。 -
Posted by ブクログ
【結論】
お金の「全体」の勉強をしたい人はこの本を手に取るべき!中高生向けと書いてあるが大人用の本でもあると思う。
今年読んでよかった本上位に入る。
【感想】
本書はお金の歴史から始まり、お金の意味や投資、保険などなど現代社会を生きていくために必要なお金のことが詳しく、そして分かりやすく説明されている。
値段も他のビジネス本と比べると高く分厚いため読む前は少し躊躇うが読み始めると最初から最後まで自分の無知さを痛感させられる本だった。
5時間ぐらいの「お金の講習」をイラストを使用して書籍化したレベルでたくさんの内容が書いてある。
来年のお正月、自分の親戚のお子さんにプレゼントしたい。 -
Posted by ブクログ
中高生向けということもあって、読みやすくわかりやすいし、漫画絵も好きだな。
お金は「ありがとう」の代わりというのは素敵な考え方だ。ひねくれてる自分は、売り手が「ありがとう」の大きさを決めてると思ったら、嫌な世界になったけど^^;
人生の目的は幸せな生活を送ることで、お金はその手段で、仕事はお金を稼ぐ手段の一つとわかっているけど、何で仕事でこんなに悩んだり苦しんだりしないといけないのか。
学校の金融教育がどんなものか知らないけど、お金の使い方は親が教えなきゃいけないと思ったし、子供にもこの本を読んでもらいたい。
んで、妻にも読んでもらって、子供にいい大学に行く事を目標にさせることをやめて欲しい。
漫画のお父さんのように転職できたらいいけど、踏み出せないのは、子供がまだ小さくお金に不安があるからなんだよなぁ。やっぱりお金なんだよなぁ。 -
Posted by ブクログ
「好きなことを仕事にして、認められたい」と最初に思うのは誰しも、と思いますが、この本では
「どうやって仕事を好きになっていくのか?」
「行動して、仲間(協力者)を作って、実行する」など、具体的にためになるお話が、実話(小林由美子さん)をベースに描かれているので、とても心に刺さります。
特に社会人になりたての20歳代などの方に読んでもらいたいです。
小林由美子さんのような方は、どこにでも居る訳ではありませんが、きっと「自分の小林さん」は身近にあるはずです。
また、歳を経た私などは「誰かの小林さんにならねば、」と背筋が伸びる思いであります。
街の小さな本屋さんの良さが十分に伝わりますね。
心温まる印象深い一冊でした。