岩田温のレビュー一覧

  • [新版]人種差別から読み解く 大東亜戦争

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    人種差別だけで大東亜戦争をしたわけではないが、影響は強いと納得する本。リンカーン大統領は黒人と白人を平等と考えて無かった。とか色々記述されている事の1つづつ納得。

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    2025年09月01日
  • [新版]人種差別から読み解く 大東亜戦争

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    タイトルの「大東亜戦争」に右翼が語る歴史修正主義による内容かと思い身構えたが、全くそのようなことはない。
    本書は「人種差別」の視点から「大東亜戦争(太平洋戦争)」を解きほぐしている。
    欧米諸国の植民地主義が引き起こした有色人種へのあまり酷い仕打ち。歴史上有名な思想家アリストテレスや哲学者モンテスキューが人種差別を肯定し、白色人種が有色人種を奴隷として酷使することは当然と考えていたこと。驚くべきは奴隷解放で有名なリンカーンは人種差別主義者であり、英首相サッチャーも植民地主義を完全には否定していない。
    誰もが知る豊臣秀吉は宣教師が日本人を奴隷として売り買いしている事実を知ったことから「伴天連追放令

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    2025年08月25日
  • [新版]人種差別から読み解く 大東亜戦争

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    戦前までの世界での人種差別がいかに酷いものであったのかがよくわかる。人種差別に対しての日本の対応も知られていない。

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    2025年08月21日
  • バカも休み休み言え!

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    バカも休み休み言え!。岩田温先生の著書。私は岩田温先生のご主張に賛成するところは少ないけれど岩田温先生のように自分の意見をはっきりとわかりやすく主張することは素敵なことだとは思います。日本人は主張下手で話下手でディベート下手。まわりくどくて何を言っているのかわからない話し方の人が多い。周りからどのように思われても構わないから自分の意見をはっきりと言うこと。嫌われても少しも怖くないという気持ちが大切。

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    2025年04月20日
  • 偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る

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    偽善者の見破り方というよりも、見せかけとか言行不一致というかそういう感じの社会的地位、責任のある、あった人についての客観的、論理的な検証のように捉えます(著者自身、見破り方といってますが。。)、人の振り見て我が振りを見つめることもできるように思います、しかしリベラルの意味とか定義とか範疇がいまだよくわからない。。一番響いたのは死刑の問題、もっと現実的思考も必要、重要で、いろんな立場から検証する必要、重要をあらためて思う、よい本(著者)でした。

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    2019年06月14日
  • 「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

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    現代日本で奇怪な言説を振りまく、「リベラル」と称する人々の反知性主義的な主張をあらゆる点から批判した一冊です。私自身も、日々Twitterを見ていて「あのような頭のいい人がなぜこのような陳腐な発言にいいね!をしているのか」といった「リベラル」の知識人たちを見ていて不思議に思ったことから本書を手に取ってみました。本書では、「リベラル」と呼ばれる日本の知識人の言説を取り上げその批判をしています。特に印象に残に残った「リベラル」の言動についての批判は、第4章にある従軍慰安婦に対しての奇怪な議論です。韓国の言いなりになり謝罪をし続けろという「リベラル」の言論を取り上げ、彼らには「和解」の思想が欠けてい

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    2019年01月07日
  • 「リベラル」はなぜ凶暴なのか?

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    歴史教育や特攻隊、核武装、LGBTQについてなど、わかりやすく理解できる説明になっている。リベラル化、左傾化した言論空間にいる方は抵抗があるだろうが、そういう方にこそ読んでもらいたい。
    ただ、ウクライナ戦争については、100%ロシアが悪という見方はちょっと違うと思う。マイダン革命からの歴史が踏まえられていないことは残念。しょうがないがナチス政権の見方もまあ完全な悪。まあ、これはほとんどがそうではあるが。
    全体的にはとてもいい本です。

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    2025年09月28日
  • [新版]人種差別から読み解く 大東亜戦争

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    先日本屋さんに立ち寄った時に見つけた本です、様々な切り口からの歴史を振り返っている本を読んできましたが「人種差別」という観点から書かれた本に初めて出会って興味を持ちました。私よりも20歳近く若い学者さんですが、多くの文献を読まれてこの本を執筆していて、彼の集大成を数時間で読ませてもらう贅沢な読書ができました。

    小学5年の時、担任の先生が「戦争が始まって晴れ晴れとした気分になった」と言われた意味がずっと気にかかっていましたが、この本で少しはわかった気分になりました。

    以下は気になったポイントです。

    ・現在、日本国民の多くが大東亜戦争を支持したという事実が忘れ去られ、まるで日本国民は一部の戦

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    2025年08月19日
  • [新版]人種差別から読み解く 大東亜戦争

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    人種差別の定義としては人種的偏見により、ある固定の人種を差別することとあり、この撤廃・排除に向けては、国際社会が長らく様々な会議を経て議論してきた課題である。Wikipediaで人種差別を検索してみると、その撤廃に向けた経緯において、本書にも登場する牧野伸顕の写真が掲載されているのを見つける。この現代社会においては、その存在すら既に否定されつつある人種差別がかつての世界においてはごく普通になされてきた事実、特に白色人種のヨーロッパやアメリカ、オーストラリアによって日常的に存在した考え方である事は、歴史上誰も否定できない事実だ。例を挙げるなら、ヨーロッパの列強はアジアやアフリカ諸国を植民支配し、

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    2025年07月06日
  • 自民党が消滅する日 左傾化と迎合の病理

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    登録者数19万人超の人気ユーチューバーで保守派の政治学者・岩田温氏が劣化した自民党を一刀両断。大反響を呼んだ産経新聞、雑誌・「正論」の寄稿などの傑作選ついに書籍化。

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    2025年05月01日
  • 「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

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    日本の「リベラル」な政治家の中に、現実的に考えられる人が出てくることを願う。
    ソ連の黒いところと言うと、スターリンが思い浮かぶけど、この本の言う通り、そもそも論、親玉はレーニンだし、個人がやったこと云々じゃなくて、共産主義っていう思想そのものにも問題があるってことを改めて実感した。テレビでも新聞でもネットでも、間違った情報、考えに流されないようにはやっぱり「過信と鵜呑みは禁物」だよなぁ~。

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    2021年08月12日
  • なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか

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    人は自分自身の主体にならなけらばならない、という入り口が、なぜ、自主的に絶対独裁者に盲目的に従わなければならない、という結論になるのか、その論理の飛躍が全く判らない。
    というより、そんなものに従う人間がいることが理解できない。
    彼の国で洗脳に近くはまあ、あるのかもしれないが、我が国においても積極的に取り込まれようというのは何だ。

    とはいえ、それが現実にあって、思想研究会がさまざな場面で影響力を持っているというのはクラクラする。
    そんな勢力があったのか。

    多少、エビデンスは何よ、と思うところがあるのだが、暗澹が広がる。

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    2020年07月01日
  • 偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る

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    著者がいろいろな媒体で発表した評論集。

    保守らしい保守の主張は切れ味があり、小気味良い。

    巻末の死刑制度にかかる考察は考えさせられるし、「彼ら(リベラル)は善く生きようと思ってはいない。善く生きているように思われたいだけだ。」とは至言だろう。

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    2020年04月02日
  • なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか

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    ネタバレ

    チュチェ思想について一般人に分かりやすく説明するとともに日韓において浸透する経路を解説しています。

    チュチェ思想が危険というイメージがありつつ、危険だからこそ浸透するわけがないという日本の一般人に対する警鐘が示されています。特にチュチェ思想研究会の活動については、怖さも感じます。

    一方、朝鮮学校の生徒が芸術祭で出した反安倍政権の作品が、指桑罵槐的に独裁一般を批判しているという指摘、組織化を企図する人の経歴がインターネットにより簡単にバレる時代である点を示すなど、煽られる危機感ほどには浸透していないのではないかという印象も受けました。

    ここからは個人的な考えですが、公明党ですら宗教法人の意

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    2020年01月06日
  • 「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

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    「リベラル」というと響きはいいが、日本でリベラルを名乗っているのはただの「反知性主義」。
    理想というか信条というか、スローガンというか。
    それのみを掲げて、過去も現状も顧みない。
    なのに、ただリベラルとレッテル貼ると、その言葉から全く違う存在のように周りが勝手に考える。本人もか。
    保守、というレッテルもそうだな。別に懐古主義でもなければ軍国主義でも、増してやファシズムでもない。
    所謂ストローマン的なことをやりたがるのも、「リベラル」な気がするな。
    左翼、についても、「ガラパゴス左翼」とバッサリ。
    共産主義が何故ダメなのかに付いても、簡潔に、明快に論じてあって、すっきりした。

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    2019年10月25日
  • 「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義

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    著者の観察、分析は正確で、的を射ている。

    我が国の不幸はまともな野党勢力がいないことだ。

    しかし、河合栄治郎が出てくるとは思わなかった。

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    2019年05月27日
  • 政治学者が実践する 流されない読書

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    よく知識人の読書本かと思いきや、なかなか納得のいく論点が並ぶ。ショーペンハウアーの『読書について』をゆがんで導入したヒトラーの読書法など。政治学者であるから、政治関係の本が多くて、知らないものも多く興味深い。
    「流されない読書」という、一本筋の通ったタイトルに惹かれるが偏屈な理論家肌の知識披露ではない。

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    2018年11月08日
  • [新版]日本人の歴史哲学-なぜ彼らは立ち上がったのか-

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    第2章までは基礎的な歴史哲学について必要となる知識について説明しています。 これまで考えていない視点での思考展開などがあり、かなり読み返しや参照すべき文献で少し理解を深める必要があり、読み進めることが大変でした。
    3章・4章は日本近代史における2つの例をとって具体的に日本人の歴史哲学に対する変化や現在までひきづる歴史哲学の課題を提示していただいております。本書を通じて関連する文献を確認する作業はより我々の歴史哲学を深めるにはよきアプローチなのかもしれません。

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    2025年09月20日
  • 政治学者、ユーチューバーになる

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    不登校や学習の遅れの対策として、YouTubeなどのオンラインを活用した教育法を提唱されています。
    これについては、そういう学生の教育の手助けになるのではないかと思いました。

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    2024年03月30日
  • 偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る

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    「流されない読書」「リベラルという病」に続く岩田氏3冊目の本です。
    今回は、日本で活動する「リベラル」の正体を手際よく暴露していく痛快本です。
    保守論客としては櫻井よしこ氏が代表格でしたが、岩田氏にももっと活躍してほしいものです。
    さて、本書では、池上彰、石破茂、枝野幸男、岡田克也、小沢一郎、小池百合子、小泉純一郎、小泉進次郎、志位和夫、玉木雄一郎、鳥越俊太郎、野田佳彦、鳩山由紀夫、前原誠司、村山富市、森達也、蓮舫など具体的な名前をあげながら、その言動の矛盾について指摘していきます。
    捨て章無しの力作ですが、特に第4章は必読です。
    とはいえ、死刑制度を論じた最終章には一抹の不安を感じました。

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    2020年01月29日