浦沢直樹のレビュー一覧

  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 11

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    何てことだろう、グリマーさんも511キンダーハイムの出身だなんて。女装するヨハン。一目見て気づかないほどの綺麗なヨハン。なんかそういう姉弟おったよね?誰か忘れたけど…テープの声が上書きされてる演出などかなり怖い、痺れる。実写の映画を浦沢先生にとって欲しい、あるいは連続ドラマか。凄い面白いドラマが出来そうな気がするけどな、気になる引っ張り方は漫画家の先生は上手いように思う。

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    2018年11月28日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 10

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    またしても良いキャラの登場グリマーさん。その本当の姿は超人シュタイナーか、はたまた東側のスパイなのか、一巻丸々グリマーさんでこの人が良い人だというのは分かった。とても人間が出来ている。しかしその周りをうろつく美人の女殺し屋とニナの存在が気になる。まさか殺していないよね?どうなるのか?続きが気になるところ。Monsterももう半分読み終えた。ここから一気に佳境に入るか、どうなる?今後、楽しみ。

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    2018年11月28日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 7

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    まさかのライヒワン先生がリヒャルトの意思を継いでヨハンを追い詰める捜査をするようになるとは。そしてそのライヒワン先生を殺しにロベルトが直接乗り込んでそれに段々と気付いていくシーンは背筋が凍るような、心臓を握り潰されそうな緊張感を感じただろう。逃げ切ったあとの白のソーセージが見えた瞬間に本当にホッとした。より美味しそうに見えた。しかしシューバルトを現役復帰させ業績を瞬く間に回復させるヨハンの手腕は見事だが、その真の目的は一体何なのか?気になる。そんないとも簡単に人や会社や世の中を操ることが出来る悪魔にテンマ一人が立ち向かうことなんて本当に出来るのだろうか?物語はもうすぐ折り返しに差し掛かる。刮目

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    2018年11月22日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 6

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    ルンゲ警部を実写化するならば誰になるのか、松重豊さんはどうか。それとも少し歳はとり過ぎてるけど橋爪功さんはどうか?背丈が違いすぎるか。物語中終始酔っ払っているエヴァは誰か、浅野温子さんか、はたまた松金よね子さんか?ヨハンは?谷原章介、一択。そんな事を考えながら読んだ6巻。「ミュンヘンの吸血鬼」シューバルトの息子を巡るストーリー、本当の息子はだれか?そしてヨハンの真の目的とは何か?1/3を読み終えて今後の展開がますます気になります。

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    2018年11月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 5

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    テンマと大学の同級生の犯罪心理学者ルーディーがユンゲルスの事件を追って地下室に降りて行き状況を逐一テープに吹き込みながら徐々に真相に迫っていくシーン。とても怖かったがすごく惹きつけられる名シーン。ユンゲルスの性犯罪者の猟奇的なキャラクターも実在してそうなほどリアルだった。ストーリのオチも秀逸で映画的。

    フライハムへの旅。テンマとディーターをヒッチハイクで乗せたイギリス人の元警官の老夫婦。悲哀と後悔に充ちた人生を送る2人がテンマと出会う中で、殺人の罪を犯した息子とその責任の一端を感じていた自分たちの、これからの人生や息子との向き合い方が少し見えた時、老夫婦は互いに手をとり一歩前に歩き出した。

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    2018年11月16日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 4

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    ヨハンの妹ニナ登場。そして初めて明かされる組織の人間たちがヨハンに期待すること。そしてニナが知るヨハンの秘密。物語がいよいよ本格的に転がり始め佳境に向かおうとしている。その予感。そしてロッソさんの優しい顔に隠れた悲しい過去。優しい笑顔を見せれば見せるほどこの後に悲しい結末が待っている気がして怖くて読み進みたくない気持ち。けれど物語は残酷に進んでゆく。

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    2018年11月15日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 3

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    551キンダーハイムのハルトマンの優しい顔と怖い顔のギャップが夢に出てきそうなほど不気味。優しい顔が出来る人ほど真逆の怖い顔も迫力がある。たけしの振り子理論ではないだろうか。日本ではその役が出来そうなのは小日向さん一択だと思う。日本のケビン・スペイシーと呼びたい。ペトラとシューマン、ペトラとハインツの話は良く出来た落語のようなストーリー。自分の出世のために手術をやめさせるか母親の命を助けるために犯人を逃すかという葛藤。もちろんハインツ(バカ息子)は何も考えずに手柄を立てようとするんだけど。自分を見てるようで情けない。シューマンの顔がジョン・グッドマンとエリツィンを足したような味のある顔。浦沢直

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    2018年11月14日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 2

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    最初の事件から9年後、20歳になったニナ(アンナ)の元にヨハンが現れる。ちょうどその少し前のタイミングで新聞記者のマウラーと共にニナの育ての親の元に駆けつけたテンマだったが間一髪で殺されてしまう。ものすごい密度の高い上質なサスペンス。ページをめくる手が止まらない。一瞬のスキをついてニナを連れて逃げたテンマだったが自身は殺人の疑いで警察に追われる身となってしまう。どうなるのか続きを早く読みたい。

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    2018年11月10日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 1

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    昔読んだことがあったモンスターをそういえばと思い出して再び読むことにした。改めてすごいヒキを作るのが天下一品の浦沢先生やなあと思う。天才。ドクターテンマの元に9年前助けた双子の兄ヨハンが姿を現し人を殺すところを目撃する。ドクターテンマの悪夢のようなストーリーが始まる。

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    2018年11月09日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 18

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    ネタバレ

    ◆思いっきりネタバレがありますので未読の方はご注意ください


    冷戦下の東欧の「闇」が舞台というのがあまり馴染みがなくておもしろかった。グイグイ引っ張っていくストーリーテリングやその間にインサートされる本筋とは直接は関係ないサイドストーリーもさすが。とくにテンマが銃を習う元傭兵と少女の話や殺人を犯した息子に面会するための旅を続けている老夫婦の話など。

    キャラクターではなんといってもルンゲ警部がいい。冷徹なコンピューターそのものといったかんじ(カタカタと指を動かすあたりもいい)ながら、徐々に事件の真相に迫っていく。最初はヨハンはテンマの頭の中にしか存在しないと思っていたのが、最後には「ヨハンは

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    2019年04月03日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 1

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     手製の投石機とか、ウェットスーツの描き方とか、いい感じ。
     主人公にライフワークがあって、そんでその他の生計建てる系の副業は聖なる占ひとしての一面のみであった「博奕なるもの」の一環の末裔であると説明され、まだ謎の「ロイズのオプ」で「考古学者」であるをっさんが保険に関するいろいろを探る。
     うんうん。
     チンクエデアって使へるんだなの次に、投槍器っていろいろあるんだなの次に、旧約でも機会による占ひがあったけど、多分ウイグル自治区の関係でもイスラム的な社会での、機会による裁判はあってもいい筈。

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    2018年09月18日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 5

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    コーギーのもふもふがいい感じ。後その飼ひ主の関係と、彼女によるキャラクターの説明と、ナニが面白い。
     エルザ・ランチェスターの関係は 気持ち悪くてよい。
     ケルトの人は豚といろいろ昵懇の間柄で、ウェルシュケルトも確か そんな感じで、なのでフォークランド紛争へ行ったをっさんが、さういふ「ナショナリズム」に満ちたタームをみっちみちにした童話から出てきた英雄が、ああいふ感じでも別に、いいとおもひます。

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    2018年09月18日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 13

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    読書録「MONSTER13」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p74より引用
    “患者を善悪によって助けるかどうか、選択
    する権利なんか医者にあるのか!!”

    目次から抜粋引用
    “怪物のラブレター
     脱獄囚
     弁護士
     目撃者
     決意”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     ヨハンの過去を追い、チェコで調査をして
    いて身柄を拘束されてしまった主人公・テン
    マ。しかし彼に命を救われた刑事・スークは、
    テンマに話を聞くために、怪我の身でありな
    がら行動を起こす…。

     上記の引用は、ヨハンを助けた事に対する
    テンマの言葉。
    勤めを果たしたけれど、それによって悪い事

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 12

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    読書録「MONSTER12」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p56より引用
    “この宇宙にとっては、地球の片隅で生まれ
    た命なんて、
    存在自体ほんの一瞬にもならないわ。”

    目次から抜粋引用
    “長い休暇
     少年探偵団
     一番残酷なこと
     国境の街
     バラの屋敷”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     仕事一筋に生きて来て、初めての長期休暇
    を取ったルンゲ警部。彼が休みを取って向
    かった先は…。

     上記の引用は、母親を探していた子供に対
    しての、変装したヨハンの言葉。
    いつ始まったかもはっきりしない、宇宙の歴
    史と比べれば、せいぜい100年位の人一人の
    人生

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 11

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    読書録「MONSTER11」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p154より引用
    “話では、そこは素晴らしい環境だった……
    ……
    過去のある子達を、将来の共産主義を背負っ
    て立つエリートに育てあげる理想的な教育の
    場……”

    目次から抜粋引用
    “二つの闇
     怪物の残像
     録音再生
     悪夢の扉
     一番恐いもの”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     ヨハンとニナの過去を追い、チェコのプラ
    ハにやって来た主人公・テンマ。三匹のカエ
    ルの看板の下、当時の様子を知る現地人から
    話を聞くが…。

     上記の引用は、甥を実験施設であった孤児
    院に入れるための手続きをした、元

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 10

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    読書録「MONSTER10」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p76より引用
    “社会が要求する人間を、創り上げることが
    教育ではないかね?
    どういう教育をほどこせば、要求通りの人間
    を創り出せるか……
    教育とは実験なのだよ。”

    目次から抜粋引用
    “ピクニック
     511の亡霊
     新たなる実験
     極秘調査
     大切な物”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     旧東ドイツの孤児院における問題を、立証
    する資料を探して取材するジャーナリスト・
    グリマー。元々は東側のスパイだった彼が、
    自国の暗部を暴こうとするその行く先は…。

     上記の引用は、孤児院の元院長の言葉。

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 9

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    読書録「MONSTER9」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p149より引用
    “ある場所に誰かがいた……
    痕跡を残さずに、そこから立ち去ることがで
    きる人間などいない。”

    目次から抜粋引用
    “さらなる怪物
     混沌の怪物
     なまえのないかいぶつ
     蟻たちの饗宴
     我が目の悪魔”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     ヨハンの企みを阻止するため、息を潜めて
    その時を待つテンマ。ヨハンの命を救ったと
    きや幼少の頃を思い出しながら、静かにその
    時を待つ…。

     上記の引用は、事件現場を捜査中のルンゲ
    警部の言葉。
    痕跡がしっかりと残っている間に、それを
    しっかりと

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 5

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    読書録「MONSTER5」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p20より引用
    “たいていの人は、連続殺人犯がすべて内向
    的な人間だと誤解しているが、それは大間違
    いだ。
    彼らの中には、知能が高く社交的で、話のう
    まい人間もいる。
    彼らは、大嘘つきなんだよ。”

    目次から抜粋引用
    “怪物の深淵
     カーニバルのあと
     フライハイムへの旅
     幸せな休日
     復讐の銃口”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     連続殺人犯の精神分析を受け持っている、
    大学時代の同級生の元を訪れた主人公・テン
    マ。追われる危険の中、彼に会いに来たテン
    マは、ヨハンの残したメッセージを見せる

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 2

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    読書録「MONSTER2」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p46より引用
    “姿を消す頃には、ほぼ完璧に二か国語をあ
    やつれるようになった……
    たった12歳の子がね……”

    目次から抜粋引用
    “ハイデルベルクの少女
     白馬の王子様
     失踪事件
     戦慄の誕生日
     惨劇の館”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     大学の法学の講義、教授の質問に返答が無
    く沈黙が流れる教室。静寂を破ったのは、遅
    刻常習者が扉を開ける音だった…。

     上記の引用は、主人公が命を助けた後、病
    院から姿を消した双子の男の子の方に、英語
    とフランス語を教えた老人の言葉。
    天才というのはこ

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    2018年02月19日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 1

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    読書録「MONSTER1」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p18より引用
    “病院は政治の世界だからな。
    上手に世渡りしていかなきゃ、いつまでたっ
    てもうだつがあがらない…
    それが病院ってもんだ。”

    目次から抜粋引用
    “ヘルDr.テンマ
     ころして
     転落
     兄・妹
     殺人事件”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     真夜中から日が高くなるまで、困難な手術
    を無事に終えた主人公・テンマケンゾウ。
    彼が受け持った患者は助かったのだが、もう
    一組の患者は…。

     上記の引用は、主人公・テンマの同僚の言
    葉。
    お医者さんは政治家では無いのですから、患
    者の治療に

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    2018年02月19日