浦沢直樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやいや、この漫画は売れてますね。出版されたその日に速攻で買って読んだのだけれども、本屋には平積みで沢山、この本が置いてありました。
「20世紀少年」は、全22巻(だっけ?)をほぼ一気読みしたのであるが、「21世紀少年」の方は上巻・下巻と発行されるたびに買って読んでいた。そのため、少しなんだか臨場感(というと変だけど)が薄れる感じがあって、「20世紀少年」を一気読みした時ほどの面白さはなかった。「ともだち」の正体は?というのが1つの焦点だったわけであるが、こちらの方は、少し無理のある展開だったような。でも、文句なし5点。ただ、これは、こちら側の事情であって(歳をとると記憶力が薄れ、数ヶ月前に読 -
Posted by ブクログ
これほど夢中になって漫画を読んだのは、子供の頃以来ではないか、と思う。それほど面白かった。
物語は、「現在」とその現在の状況をつくりだす元となった時期(それは大阪で万博が開催された時期であるが)を行き来しながら進む。
万博の開催は、ケンヂたちが小学校5年生の時、という設定のようなので、彼らは私よりも、1学年下ということになる。彼らが遊びでつくった、「よげんの書」がどんどん現実のこととなり、悪夢のような時代が出現する。彼ら、および、その仲間達がその悪夢のような時代に立ち向かう、という話だ。
子供が1〜5巻を買ってきて、それを私がたまたま目にしたのであるが、途中で読むことをやめることが出来なくなっ