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浅田アサ、飛びます!!
時は1959年9月、名古屋――
大嵐の夜 走る少女・アサは、謎の男に誘拐される。
「あたしはアサ。浅田アサ!」
嵐が去った翌朝、二人が扉を開いた先に広がっていたもの…
それは、未曾有の災害・伊勢湾台風によって一変した世界だった!!
絶望した男は、戦時中の飛行機乗り。
「勇者があきらめるんか!!」
すべては失われてしまったのか。
絶望の淵から、アサは男と共に大空へ飛び立つ!!
眼下に広がる壮絶な風景と、決して捨てることない希望。
しかし、家族の姿を必死に捜すアサが機上から目撃したのは、あるはずのない巨大な“足跡”だった――!?
「おっちゃん、飛んどる… あたしが飛ばしとるんか……」
「なんてったらええかね、こんな気持ち… 初めての飛行機なのに、むかーしから乗っとったみたいな……」
相次ぐ急転直下の事態の中、12歳にして飛行機との出会いを果たしたアサ。
昭和の名古屋を舞台に生き生きと逞しく暮らす人々を巻き込みながら、アサの人生が今、大きく動こうとしていた――
浦沢直樹が描く“ある名もなき女性の一代記”。
浅田アサが初めての空を飛ぶ……伊勢湾台風編完結の第2集!!
そして物語は1964年、東京オリンピックへ向けて大きくうねり始める――!!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
アサと飛行機
アサがトラブルに見舞われて飛行機を操縦する際のスリルがすごかった。もう少し引っ張るかと思ったら時が流れて5年後になったが、今度は怪獣絡みで伏線がつながりそう。次巻が楽しみ。
巧いなぁ
浦沢作品は冒頭のバラバラなエピソードが後々全部繋がってく様にいつも圧倒されるのですが、今回も本当にワクワクさせられます。物語の構成が巧いんだろうな。映画見てる感覚になります。
アサが操縦捍握るおっちゃんとのやり取りに涙が出そうになりました。おっちゃん生きててよかった!
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