日高ショーコのレビュー一覧
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蓉一の花のつぼみがほころびはじめましたね。他のBLと比べたら大した進展ではないかもしれないけれど、この作品に関しては大進展!萌えました。
そして蓉一の育ってきた環境も詳しくわかるにつれ、桜井に惹かれた理由もじんわりわかってきました。
桜井だけが、蓉一を父親の姿と比べたりしない存在で、彼自身を見つめてくれる大人だったんですね。
それが恋だと気づく過程も自然で、まっすぐで胸キュンでした。
ノンケの桜井と、恋はおろか他人との交流も苦手で何にも知らないまっさらDTが心を通わせて、次第に相手が好きだと気付いていく過程にものすごく納得できて頷けるのが嬉しい。突っ込みどころがありません。
蓉一はまだ10代 -
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蓉一も桜井もそれぞれに相手を想いぐるぐるしてるけど、二人ともそれを言葉にはしないからじれったいw蓉一は無知、無自覚、未熟故、桜井は大人の配慮とビビリ成分過多故。でも、ノンケ同士ならこれが自然な進展過程かも。終盤、やっと二人が向き合い始たのに、それを遮るかのような展開で続きが激しく気になる!変わり始めた蓉一がすごく可愛い!桜井はますます惚れるわな♪藤本も嫌なヤツではないようだ。それにしても、ノンケ男二人を虜にする蓉一って魔性のノンケ?蓉一だけでなく菖太も竹生も発展途上。彼らの今後も興味深い。
キャラがいっぱい出てくるお話だけど、生粋のホモがいないというのはBLとして珍しいかも(笑) -
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ネタバレ待ちに待った3巻がようやく出ました…長かった。けど待ってる時間も楽しいと思わせてくれるような作品なので喜んで待つけど。
3巻は2巻に比べて甘くなかった印象。でも、婚約者とのシーンがあったりなどビーエル的おいしい展開盛りだくさん。あまりに萌えすぎて2巻同様胸苦しくて途中で読むのを中断するくらい。
話が桂木視点で進むときの切なさがはんぱじゃない。キャラ数多いけど無駄なキャラは一人もおらず、それぞれがそれぞれの役割をきちんとこなしている感じですね。時代が時代なので、本当によくできたお芝居を見ているような気持ち。4巻までまた待ちます。 -
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高貴な家柄とお育ちのせいで高慢にもとれる茅島氏の言動ですが、素直で純粋だとも言える。
雨の夜、唐突に自宅アパートへ雇い主の茅島氏がずぶぬれで立っていてしかも執事にも断らずに勝手に来たとあっては驚愕して当たり前。
しかも、一介の庭師である自分を好きだと言われてしまい。
初めは只の世間知らずの我儘だと思っていた彼も茅島氏の真剣な
気持ちに段々気持ちが傾いて。
茅島氏の怜悧な美貌と淡々と主語抜きで語る口調が大好きです☆
後で、毎月定期健診に来る医者になる高倉聖司が淫らな集まりで嬲られているのには驚きました。
彼の兄との関係もなにやら含みがありましたし。
その状態を見て茅島氏が行動に出た、のですね~♪ -
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この作品を読んでいると必ず紅茶が飲みたくなります。
ティーポットから美しい花々の描かれたボーンチャイナの白い茶器へ
熱い紅茶を注いで。
少し枯れた色になってきた晩秋の庭でテラスから庭を眺めながら静かに過ごす一時は日本にいると難しいです。
茅島邸ならば可能でしょうね。
相変わらず頑に庭師を愛していて、自分ばかりが彼を愛していると思い込んでいる澄人さんの不器用さが可愛らしい。
高貴なお育ちからか、すこし風変わりな行動に出てしまう澄人さんが今回は黙って彼の故郷へ一緒の飛行機でついていってしまった事に子供っぽい執着を感じた。一緒にいたかったんですね、彼と。
ですがそれで彼の逆鱗に触れてしまい、空港でぶ