マニャ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ#novel
最強の吸血鬼、第四真祖に変身した主人公が太平洋上に作られたメガフロートの学究都市・魔族特区での事件を解決。厨二設定山盛りだけど、どこか飄々としているカウンター・ラノベ続編。
今作は王家の血筋と秘儀の術式を悪用した人造擬似天使が相手。またまたうなるほどの厨二設定。を、また逆手にとっているのが面白い。
展開的にはますますハーレム化促進。でも吸血鬼の王なわけで、側室はいっぱいいても問題ないんでしょうそうなんでしょう(笑
しかし日本人は本当に吸血鬼好きですよね。
・三雲岳斗「ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫)」 -
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Posted by ブクログ
“「まぁ僕はいつでも本音で行動するけどね」
「おっと、それは聞き捨てならないな」
達哉は今まで見せた事がない真剣な面持ちでアシュータに詰め寄る。
「帰る場所があるかだって?あるに決まってるじゃないか。必ず誰かが覚えていてくれる。そんな人がいれば誰だって帰りたいとは思うはずだ」
「達哉......」
そう言う達哉を立花は一時、感心したように見つめる。だがしかしすぐに我に返った。
「どうした、頭でも打ったか?突然、まともな事を言い出しおって」
「いやいや、俺だってまともな事を言うのは稀によくある」”
ちょきんと終わっちゃった。
世界観のまるで違う人達が一緒に話し合ってるって場面がなかなか好きだっ -
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Posted by ブクログ
“「そういえば立花たちはこっちへ移転してきてからどれくらい経つんだよ?」
出し抜けに名前を呼ばれて立花は思わず頬を赤くする。
「な、何を言うのだ、いきなり!!そ、そうだな……。もうすぐ二年くらいか、私やお爺様にはまだ元の世界の記憶はあるぞ。しかしシティ『花形』住民の中にはすでに記憶がなくなり始めている者もいるようだ」
「ふ~~ん、おすか。そりゃ大変だな」
さして大変そうとも思っていない様子で達哉はそうつぶやいた。そしてすぐにランドゥへと向き直ると尋ねる。
「それでおっさんは?こっちに移転してきてから何円くらい経ってるんだよ?」
「忘れたよ」
ランドゥはつっけんどんに言い返す。
「忘れたって、何 -
Posted by ブクログ
“「こっちに来てから一週間くらいだとすると、まだこの世界の流儀は知らねえだろう」
「この世界っていうと、パッチなんとかワールド?」
「パッチワークワールドだ。坊主。少なくとも連中はそう呼んでいる。その名前は知っているという事は、連中と会った事はあるんだな」
その言葉に達哉はぽんと手を打つ。
「そうそう、シティファーザーズって奴でしょ?ファーザーズでボゥイって言うのに、金髪ツインテールの女の子だったんだけど。普通はあれだ、ファーザーって『モテモテじゃよー!』とか言う変態を想像するもんな。なぁおっさん」
何やらまくし立てる達哉に、男はうんざりとした顔をする。
「うるせい、坊主。俺が聞いた事だけ答え -
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ネタバレ 購入済み
残念…
今までのAPPENDと違い連作短編ではなく、本当に短編集でした…
今までAPPENDと比べると内容が圧倒的に薄いです。
連作でないなら、せめて短編ならではの普段は出来ない話を期待するも、かなり微妙…
単なる特典小説詰め合わせセットでした…
本当に残念…
どうせなら本編完結後を書いて欲しかった… -