三戸政和のレビュー一覧
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人生100年時代と言われるようになり、老後の生活資金をどう調達・確保するかということがこれまでの日本社会にはなかったテーマとして存在しています。
本書ではこのような状況下でこれまでになかった選択肢(少なくともメジャーな選択肢ではなかった)、つまりは定年退職後に向けた個人による企業のM&Aを提案しています。
最後まで読むと「300万円で買う」というのはややキャッチーな表現だったことがわかりますが、こういった選択肢を普段意識しない私としては新鮮な感覚で読み終えることができました。
中小企業は大企業のマネジメントノウハウでたやすく業績を改善できるといった話や、終盤のM&Aによる収支シ -
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サラリーマン絶滅世界を君たちはどう生きるか?同著者の感想。サラリーマンは何故現代にそぐわないのかが理解できた本。少品種大量生産に日本型雇用システム。環境変化に変わらず結果非正規雇用の増大。コロナの影響で加速。ソニーの給与格差に始まり、目に見える貢献成果のみで評価するさらば平等時代へ。
サラリーマンという生き方=普通だから。と考えず受け入れてきた今までから、環境変化を鑑みて自立する社会人へ。雇う雇われるは有限から富を得るか無限から富を得るか。エッセンシャルな世界に無駄営業サラリーマン排除。アピールできなければ消えていく弱肉強食の世界がもう始まっている。 -
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•タイトルで手に取る人は多いはず
→マーケティング上手い
•概ね賛成というか時代読めばそうなるのは必然
•かんぽ生命営業活動やめたら余分な経費掛からず増益
は話のネタに使わせて貰います
•人脈=名刺の数と捉えているようにも思えますが、
欧米亜でも人脈は大事でそれは信用に根付くもの、
決して名刺の数ではない。名刺は過去一年500程度
貰い、5年程度は有効と考えれば2500枚はあります
が、いったい継続的に必要なのは何枚か?また、人脈
として機能するのは何枚か考えれば、名刺の意味は何
だろうか? それより、世界各国に信用できる友1人合
計10 人いれば十分。
•少数精鋭小商 -
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営業はいらない 三戸正和
セールスフォース等の営業管理テックが伸長する現代において、営業職という存在は不要になりつつある。それは究極的な意味で戦略(戦いを略すこと)が求められる社会になりつつあることを示す。筆者はチャンキムのブルーオーシャン戦略から発展したブルーポンド戦略を掲げる。競争が激化しないニッチな業界で圧倒的なシェアを取ると共に、ユーザーを感動させる商品でファンをつくり、その商品から逃げられなくする。開かれた海ではなく、閉じた池にしてしまうような感動体験の提供を行う戦略である。代表的なものとしてバルミューダやテスラモーターズを挙げている。バルミューダは利便性とは一線を画し、「田舎のあ -
購入済み
独立起業より中小M&A
いままで脱サラして独立起業というキーワードに憧れの想いを感じていたが、この本を読んで中小企業のM&Aの方がリスクが低いことを実感じ、いままでよりも会社を持つという事が現実に近くなった。
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元営業マンとしては見過ごせないタイトルだったので、思わず購入。
【ザっと内容】
海外ではフィールドセールスと呼ばれている、いわゆる外回り営業が10年後になくなるという結論の下、その根拠と現在の営業を取り巻く環境について辛辣に述べられている。
営業を取り巻く環境として、米テスラや名刺を介したコミュニケーションアプリであるSansanが紹介されている。
【こんな人にオススメ】
・現営業マン
・普段の仕事で営業と関わることがある人
・社内で営業部のパワーが強い会社に所属している人
【感想】
文のテンポが良く、面白かった。一気読みできる1冊。
本書の意見の大枠は賛成できた。例えば、今後10年で不 -
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購入済み
個人が会社を買う
前著の個人で中小企業を買い事業承継のノウハウを会計の面から論じてます。まさにざっくり数値が見れれば良いとの通り、読みやすかった。
あとは、まあ、自分が行動に本当に起こせるか、なんですけどね〜。