仁藤敦史のレビュー一覧
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フラットな視点からのまとめで、こちらの頭も明るくなった。
疫病という要因はあるにせよ、聖武・孝謙はああしかならなかったものかPosted by ブクログ -
「藤原さん!あなたは何者なんだ」
これまで沢山の藤原氏に関する本を読んできた。
百済王、新羅人、物部氏、小豪族……
真相は霧の中だが、想像するに興味が尽きない。
今回は藤原仲麻呂。藤原不比等、長屋王、藤原四子、橘諸兄、そして仲麻呂の時代がくる。
この後時代を経て平時忠が「平氏にあらずんば人にあらず」...続きを読むPosted by ブクログ -
権力争いが続く時代、対立関係にある人物たちの争いの様子、また仏教による国の統率など、当時の情勢が掴めました。巻末に、この時代のザッと総ざらいのようなまとめがあったので、良かったです。匿名
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国ができ始めて権力争いなどが引き起こされる時代、誰が権力の座を狙っているのか、また何処が対立関係にあるのかなど、わかりやすかったです。途中の系図などの説明もあり、整理できました。匿名
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歴史を学ぶ機会が無いと思い、読み始めました。
かつて受けた歴史の授業の内容を、一から細かく描いていて、歴史の流れ、当時の人々の思いなどが読み取れました。匿名 -
面白かった!
幕末の日本で起きていた様々な事件、争い、暗殺、交渉。ぼんやりしていた相関関係が、ややクリアに。
当時の人々が置かれた立場と知識と先行きを見通して、それぞれが最善を選択していた。
倒幕か、攘夷か、開国か、交渉か、拒否か。
この時代に生きる面白さと困難さは想像もできない。当時の、未来の日本...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸幕府が開かれ、江戸時代が始まるまで。
海外との外交、大名支配の仕組み、ポルトガルとスペインとオランダと清と、付き合い方に差があったのはなぜ?シャクシャインの戦いってなに?なぜ起きた?
など、三代将軍家光の頃までをマンガで丁寧に説明してくれているので、ものすごくわかりやすい。子どもが小さかった頃に...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の子供に歴史に興味を持ってもらうため読んでみました。
漫画にストーリーがあって読みやすく、細かい解説を飛ばしても大まかな流れが分かるのが◎。
表紙はジョジョの荒木飛呂彦氏。
私自身はジョジョを知っていたので表紙でニヤリとしたが、ジョジョを知らない子供は、怖そうな漫画だと思って読むのを躊躇って...続きを読むPosted by ブクログ -
藤原氏が権力を持ち続けた理由を探る。他氏排斥と外戚化か。一千年に渡る藤原氏の存続で日本文化の重要な骨組みができたとも言える。Posted by ブクログ
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幕府体制でもない、宮廷体制でもない、新しい国家体制を作ることを選んだ明治の先駆者たちの中の一人、大久保利通は政府と一体となった官僚組織を創出することで日本の近代化を進めることが可能となった。Posted by ブクログ
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歴史のTerning Point。なぜ日本は戦争にのめりこんで、米国を相手に戦うようになってしまったのか。精神力で国力の差が12倍ある米国に勝つと本当に思っていたのか?Posted by ブクログ
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戦前は二大政党制が実現されていた。しかし党利党略にかたより軍部の進出を抑えることができなかった。その政党政治の源流をたどる。ここに現在の政党の性質の大元をみる。Posted by ブクログ
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武士がどのようにして権力を得ていったかをターニングポイントを中心に鎌倉幕府、室町幕府について解説。公家・天皇から武士の時代へ。Posted by ブクログ
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綱吉の治世や寛政の改革は批判的に扱われがちだが、今の日本人の道徳観を形作った、素晴らしい面があることを知れた。Posted by ブクログ
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明治時代の後編。
条約改正と日清戦争・日露戦争、韓国併合あたりを1~4章に。
最後の章は産業革命。
政府の苦悩がよくわかる。Posted by ブクログ -
日本にはこんなに長い歴史があるんだと感心しました。時代によって、様々な違いがあって、面白かったです。Posted by ブクログ
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戦後日本史をきっちり論じる。
岸信介や中曽根康弘のような、主義主張をもった人が、どういうスタンスで政策をすすめ、妥協せざるをえなかったのかわかりやすかった。Posted by ブクログ -
南北朝分裂が我が国特有の天皇を中心とした権威に
大いなる揺らぎをもたらした
天皇の権威の失墜は、そのもとにある公家も権威がなくなり、その庇護にあった武士も頼る者がなくなり、税金の徴収システムが綻び始めて、困窮の時代が来ます
29.4.30再読Posted by ブクログ -
時系列を細かく分けて、その都度、家系図を示してくれていたのがよかった。難しい言葉をほとんど使わず簡潔にまとめられていたので、とてもわかりやすかった。
今までよくわかっていなかった、保元の乱での藤原氏の人間関係のことが明確に理解できた。同シリーズの近現代史のものも読んでみたいと思う。Posted by ブクログ