【感想・ネタバレ】地図と読む日本の歴史人物のレビュー

あらすじ

誰もが知る日本の歴史人物の足跡を、地図とともに読む。 いつ、どこで、何を成し遂げたのか。そこに至るまでにどんな道筋やドラマがあったのか。 地図とともにたどることで、お馴染みの歴史人たちの輪郭がより鮮明に、より臨場感を持って浮き上がる。 本書に登場する人物…聖徳太子、源義経、武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、忠臣蔵、伊能忠敬、新選組、西郷隆盛、坂本龍馬、渋沢栄一、津田梅子 大河ドラマ監修などでお馴染みの小和田哲男はじめ、各人物研究のエキスパートが執筆。

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Posted by ブクログ

学生の頃から馴染みのある帝国書院の地図をもとに歴史人物が、あの時こんな動きをしていたんだという解説本。情景が目に浮かんでとても面白い。やはり地理と歴史はセットで学ぶとより一層興味が増幅するな。
あとがきは津田梅子編の著書の方で、この本のまとめとするにはあら?という感じだがまぁそれも良しとする。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

聖徳太子から渋沢栄一といった歴史上の人物の軌跡を地図をあわせて簡単に解説した一冊。人物ごとにその妻や娘などの大きく影響を与えた女性についても紹介している。
そこまでボリュームの大きい本ではないので各人物についてより詳しく知るなら別の書籍を読んだほうがいいだろう。

こうして地図上で辿った道や史跡などを見るとかなりの長距離を移動していたことがわかる。
いまでこそ電車や車があるのに同じ地域にとどまる人が大半だと思うが、徒歩や馬でここまで移動できたことは信じられないほど苦労が伴ったように思う。

また、度々女性についても紹介しつつ津田梅子の章で締められていて、なかなか焦点を当てられてこなかった女性を意図的に前面に出して解説している。
実際、教科書では名前すら出てこない女性も多い一方で、その女性たちによる偉業も多い。
本書のように女性に焦点を当てた歴史書が増えていくことを望む。

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2024年08月05日

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