門馬司のレビュー一覧
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虚実取り混ぜた力作
現在でも社会に大きな害を及ぼしている麻薬が、もっともはびこったのは清朝末期からこの作品の時代の中国だそうである。その時代 世界を題材に史実とフィクションをうまく交えて力作に仕立て上げている。ストーリー展開もいいし、時代考証が絵柄もとてもいいのだが、グロい絵がやや苦手。
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Posted by ブクログ
ネタバレ洋子をかくまう勇のもとにチンバンの刺客・周が現れる。辛くも周の目をかいくぐった勇は洋子と共に、洋子のふるさとへと向かう。
満映では疾走した李の代役として麗華が潜り込み、俳優・池山大二郎をはじめ、満映スタッフをアヘンで次々に廃人化していく。
勇と洋子はチンバンに付けられていた。洋子を連れ去られた勇はアヘンを取引材料として単身、周のアジトに乗り込む。時限爆弾がさく裂するどさくさにまぎれ洋子を救出する勇。
二人を救出した麗華たちは、高品質のアヘンをプロパガンダする映画の作成に乗り出すのだった。
史実をずらし、最初のほうは息もつかさぬ展開だったけれど、ちょっとリアル度が落ちてきた。勇のアヘンを -
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展開が速い
展開が速く飽きない。ただ、そのテンポの良さのため、少し詰め込みすぎで展開にご都合主義な部分が若干気になった。青幇との駆け引きや恋の行方など読者が気になるところで次巻に続く。。。次巻が待ち遠しい。
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こういう時代もあったんだろうな
実際に華族の身分を捨てて・・・というのは難しいまでも
こういう時代だったんだろうな・・・という史実としてはおもしろい。
恋愛というより歴史物として本棚に保管・・。 -
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激動の時代の満州の漫画化
20世紀初頭の満州で、日本人青年と青幇のボスの娘が組んでアヘンの密売を行うことになるが、主人公の青年とその家族以外は善人か悪人かも分からずどのような展開になるか全く想像もつかない。つかみは良いので次巻以降で星を増やすか減らすか判断したい。
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題名と表紙絵がインパクトあり
題名と表紙絵がとてもインパクトがある。明治初年まで斬首刑を行っていたという浅右衛門一家の史実を下敷きにしているのだろうがストーリーの設定としてはなかなか良いと思う。話の展開や絵柄には少々雑なところも目につくが全体的には勢いがあってよいのではないと思う。
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ワンパターンだけど...ハマる
最初はタイトル通りのストーリーだったが、基本的には推理サスペンスの内容。
ストーリーのテンポが良く、数巻ずつでストーリー区切りがあるのであっという間に読み切ってしまう。
絵も柔らかく上手で、読んでいて疲れない。毎回変わるヒロインが美人! -
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世界観を変えるには世界に出よ
ただのラブコメになるのかと思いきや、あれ、なぜ、そこに行くのか主人公!?
あー、そっちで世界観を変えるのね??
でも、愛しい人は雲行きが怪しいよ!?
続きが気になる終わり方でした。 -
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良い意味で想像と違う
タイトルが直球すぎて、ストーカーしてそれを見つかって反省だか更生だかするのかな、と思いきや中身はまさかの推理モノ?
主人公の振り回されっぷりとかはある種ラノベを読んでるような気分で楽しめました。