二木夢子のレビュー一覧
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MBO(Management by Objectives)、目標による管理。このコンセプトは2つの基本原理に基づいている。
1.伝えるべきは、どうやるか。ではなく、何を求めているか。
2.パフォーマンスは結果で測る。
OKRとは、Objective 目標、KR Key Results 主な結果。つまり、Oは成し遂げたいこと。KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標。
やり遂げられない理由
1.ゴールに優先順位をつけていない。
目標ら一つだけ。その目標を測定するKRは三つだけ。
2.熱意を持ち、もれなくゴールを伝えていない。
3.やり遂げるためのプランがない。
意思力に頼らない。
4.重 -
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ネタバレチーム毎に運営ルールをカイゼンし続ければいい。
カイゼンの数だけ愛着が湧き、それが日々の行動力になる。
弊社では、週末のWin-Sessionでは自分の、チームの「できたこと、よかったこと」などポジティブな、褒めてもらいたいことを共有して互いの一週間をねぎらう。
互いのしていることを理解して興味を持つまでの儀式みたいなものです。
週末は自身、チームの一週間を厳しい目線で振り返って、問題解決のためのインプットと仮説を時間の許す限り行い、週明けのチェック・イン・ミーティングで仮説を共有し、メンバーの意見も取り入れて今週の計画を決めている。 -
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目標管理システムOKRに関する数少ない書籍。本書は、前半では目標管理にまつわるシリコンバレー起業家の物語を、後半ではOKRフレームワークを紹介する。
OKR(Objective & Key Results)はインテルで始まったシステムで、これまでにグーグル、ジンガ、リンクトインなどが導入して迅速かつ継続的な成長を実現している。
従来型の目標管理MBO(Management By Objectives)の課題を克服する形で生まれた。MBOはチームや個人の目標が、会社や部門の目標と結びつかず、個人の目標達成が部門の求める課題解決に繋がらないことがしばしばあった。
OKRは3つの理念の -
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メモ同士をリンクさせる。
様々意識しなければならないため、習慣化するには時間が必要か。
どのようなスキームか
①走り書きのメモ
思いついたら何でも書く
②残したいものを永久保存メモ
メモに採番しメモ同士関連があれば枝番
③書籍情報を記し文献メモ
本に書かれていることを自分の言葉で
関連メモに枝番リンク
④索引メモ
検索性を高める
キーワードを考えリンク
今後どのようにメモるか
・メモ同士にリンクを貼り思考を拡張
・メモから自分の言葉でアウトプットし思考や
アイデアへ
・単なる記憶から思考の断片へ
複雑な状況下での意思決定は熟考よりも直感がものを言う。直感とは単なるひらめきで -
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メモ取りが単なる情報の記録ではなく、知識の整理と新しいアイデアの創出にどう貢献するかを掘り下げています。
この本を通じてツェッテルカステンというメモ術を知りました。
特に印象的だったのは、メモをただ取るだけでなく、それらをどう関連付けるかが重要であるという点です。自分の言葉でメモを書くことが、理解を深め、覚える上で非常に効果的だと感じました。
ただ、実際にツェッテルカステンをどう実践すべきかについての説明は少し不足していると感じました。
デジタルツールの利用やアナログ手法のバランス、そして具体的なメモとメモのリンク作成方法など、もっと詳細なガイドラインがあれば、このメモ術をさらに効果的 -
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ネタバレ「ツェッテルカステン」というメモ術を解説した本。
ツェッテルカステンとは、ごく短いメモ同士をリンクさせることで、情報を管理したり、新たな発想を生むメモ術のようだ。ちなみに「ツェッテルカステン」という名前は、ドイツ語に由来するらしい。
本書は日本で数少ないツェッテルカステンの解説書という点で、意義深い。ツェッテルカステンの考え方も、とても興味深い。
ただ、惜しいのは、本書ではツェッテルカステンの具体的な手法が最低限しか解説されていないように感じられたこと。本文の大半はツェッテルカステンの背景にある考え方やメリット、留意点に充てられており、具体例はほとんど出てこない。
また、話題があちこちに -
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ゲームの歴史と行き着く先
単に平面上で反射神経を競っていたブロック崩しやインベーダーから始まり、ゼビウスのようにスクロールする世界に発展し、今ではAR、拡張現実の中で人工知能と会話し、ネットで多くのプレイヤーとつながる。電源をオフにしてもゲーム世界は消えない。ゲームの没入感は現実との境が曖昧になる程だ。
この調子でさらに発展した世界において、現実と仮想現実の違いはどの程度のものになるんだろうか。いやそれどころか、我々はひょっとしてすでに仮想現実の中に住んでいて気がついていないだけではないだろうか。
という映画「マトリックス」的世界観について、1 デジタル技術、2 量子物理学、3 宗教のおも -
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OKRのストーリーと解説の本
ストーリ仕立てのビジネス本は海外が主流かな。イメージしやすくて良い。短いけどもとがシンプルなのでしょうがない
objective:成し遂げたいこと、 key results:できたか判断するための指標
達成できない理由①ゴールの優先順位がない②ゴールを伝えてない③プランがない④時間を用意しない⑤再挑戦しない
難しいが不可能ではないKRを作る
①今週の優先事項:やるべき仕事を3,4個
②今後4週間:周囲に知らせるべき予定
③OKR自信度状況:自信度50%からの変化
④健康健全性指標:結果達成の間に守りたいもの -
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これはプロダクトチームのメンバーとなる人の必読書。
勉強になった。
最善を尽くしたにもかかわらず、あるチームメンバーについて、成功への道筋がイメージできなくなることがある。この段階に達したら、決然と行動するのが重要である。
多くのマネジャーにとっては、この原則が最も実践しづらい。コーチングとは人を育てることなので、必然的に問題点を成長の機会として見ることになる。それ以上に、部下に仕事ができていないと伝えるのは、精神的に最もきつい会話の1つだ。いっそのこと、目を背けてサボったほうが気が楽だろう。
しかしそうすると、マネジャーも、チームも、本人も傷つく。まず、マネジャーは他の人を犠牲にして