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■OKRとは?
OKRは、Objectives and Key Resultsの略。目標の「O」(Objectives)と主な結果の「KR」(Key Results)を設定する最も注目されているフレームワーク。大きな目標「O」と具体的な数値目標「KR」を組合せることで、目先の数字に振り回されず、やる気が出て、生産性が断然上がります。
■前半は物語、後半はノウハウですんなりわかる!
本書の構成
<前半>シリコンバレーのスタートアップの物語
高級レストランなどに高品質の茶葉を販売するスタートアップ「ティービー」が舞台。資金調達は成功したものの、売上が伸びず、創業者同士がぶつかり、社員の不満が募る。そのときにエンジェル投資家の勧めで、ティービーに導入されたのがOKRだ。OKRの設定や運営でつまづきまくるが、やがて社内の全員が変わってくる――。
<後半>
OKRの設定から運営まですべてのノウハウを紹介。成功の法則、よくあるOKRの失敗例も紹介。
■OKR「成功の法則」
・目標「O」はひとつ、主な結果「KR」は3つくらいにする
・KRは「難しいが不可能ではないもの」にする。簡単すぎると意味がない、不可能ではやる気がなくなる
・OKRはポジティブな表現にする。チームを脅してはダメ。
・3カ月単位で運用、でも毎週の振り返りは必ず!
・月曜日に進捗をチェックしてコミットしよう
・金曜日の「ウィン・セッション」で成果を見せ合えば、ほかの人の仕事も理解できるし、来週のやる気にもつながる!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
OKR = Objective + Key Results
= 1つの目標 + 3つの主な結果
P1 やらなければならないこと、P2 やるべきこと
を、マトリックスの4つの箱に書いていく、シンプルな
目標管理方法です。
・KPI とは、ちがって、目標そのものを管理していることでシンプル、項目数をしぼることで分かりやすく、継続もしやすい。
・私感ですが、PDCA でプロセスを重視しているのにたいして、目標に、焦点を当てている点が大きく異なっているとおもいました。
・時間がかからないですが、深堀りはむずかしく、別の機会を必要とするので、サマりとしての道具かと。
Posted by ブクログ
OKRは表面的にはチュートリアルやRPG、ミッション型のゲームのようだ。
「村を助ける」という目標があり、「洞窟の最深部で怪物を倒してくる」ことができれば、報酬として「ゴールド」が手に入る。
OKRとはObjectives and Key Results(目標と主な結果)の略で、目標と目標が達成できたかどうかを判定する指標がある。
そして、それらが極めて容易に理解できるように、忘れ去られないように短い言葉や明確な数字で定義し、週次で「やるべきことを洗い出す」、「評価する」、「報酬を与える」というサイクルをこなすようになっている。
これだけでは、多くのツールや方法とさほど変わらないが、OKRの1番の意義はモチベーションを維持してやるべきことにフォーカスすることで、短期間で成長を促すところにあると感じた。
そのために目標はストレッチ・ゴールでなくてはならず、達成できなかったことが失敗とは言い切れない。
本書では、最初にOKRの設定方法についての物語があり、非常にとっつきやすい。
また、OKRの仕組みや失敗例などが端的な表現で説明されており、具体例も豊富で分かりやすい。
企業や組織向けの内容になってはいるが、1番おすすめなのは、解説の方も仰られているように個人で導入すること。
この本で学んだことを実践して、スキル向上に役立てたい。
Posted by ブクログ
会社でチームのマネジメントをする立場になり、本書では参考になる部分がいくつかあった。
今の会社では、KPIを用いて半期ごとに個人で目標設定を行い、それに対する評価面談を行っているが、いつの間にか皆が期首に立てた目標を見失っていることが多い。
日本の多くの会社でも同じような感じかと思う。
そしてOKRとは「達成すべき目標と達成のための主要な結果」という、一見KPIと似たようなフレームワークだと最初は感じたが、目的やプロセス、目指すべき達成度などが異なることが理解できた。
OKRの目的は、目標を達成することではなく、チャレンジングな目標に対して会社全体で挑戦していくことで、個人やチームのモチベーションを保持すること。
KRを自信度50%(頑張れば達成できそうなストレッチした目標)に設定し、四半期後に結果が出なくても評価に関係しない(逆に100%達成してしまうと設定が甘かったことになる)点が、達成度100%を目指し、人事評価にも影響するKPIとは特に異なる点だと思った。
そして、アイゼンハワーのマトリックス「緊急ではないが、重要なタスク」に時間を割くようにしようというのも出てきたが、目の前のタスクだけではなく、本来達成すべきミッションを常に意識するためにOKRの手法は有効だと感じた。
また、毎週月曜日にチームで行うチェックイン・ミーティングは取り入れたいと思った。
4つの枠(OKR自信度、今週の優先事項、今後4週間の予定、健康・健全性)をもとに毎週共有することで、目指すべき目標と現在の状況をチーム全員が把握できるという取り組みである。
これにより、チームでやるべきことが常に明確になったり、チーム内での風通しが良くなったり、色んなメリットがあると感じた。
毎週金曜日に各個人の成果を発表し、それをみんなでお酒やお菓子を持ち寄ってお祝いをするウィン・セッション。これも面白い取り組みだと思うが、なかなか普通の企業では難しいと思われる。しかし毎週金曜日の退勤時に状況報告メールを送るという取り組みは実践できそうだ。
最後に、本書でもしばしば述べられていたが、OKRのフレームワークは仕事だけでなく、個人の生活でもかなり使えると思った。
年始に張り切って立てた色んな目標がすでに実行できていないので、本書を参考に組み立て直してみようと思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。