海保眞夫のレビュー一覧

  • ジーキル博士とハイド氏

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    内容は有名なので内容は知っていました。映画や舞台ではジーキル博士を主人公としているものが多いですが、原作では前半は友人のアタソン弁護士からの第三者目線での「善良なジーキル博士と、悪行のハイド氏の関係は?」という謎の物語、そして後半は2つの手紙によりその謎の回答となっています。
    私は内容は知っている状況で読んだのですが、知らずに読んだら前半はアタスン弁護士と一緒に謎を不思議に思い、後半はジーキル博士の焦燥感を感じながら読んだだろうなあ。

    ※※※以下ネタバレしています※※※

    私が知っていたのは「薬により、善のみのジーキル博士と、悪のみのハイド氏に分かれる」ということだけだったので「もともとジー

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    2024年09月26日
  • 宝島

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    大変有名な作品で、子供の頃に児童文学として読んだことがあるが、その内容はすっかり忘れてしまっていた。
    今回再読して、初めて出会う作品のように新鮮な気持ちで読むことができた。

    イギリス人のスティーブンソンが書いた、冒険物語。
    フリント船長の宝の地図を手に入れた少年ホーキンズが、地主さんや医師の先生と一緒にヒスパニオーラ号に乗って、宝島へ宝探しに行く物語。
    途中で船乗りの反乱にあいながら、戦い冒険しながら島に埋まった財宝を探す。

    読み進めやすい文体ではなく、ストーリーの奇抜さもないが、しかし歴史に残る名作の雰囲気はたっぷりで、ぜひ子供の頃に読んで欲しい作品です。

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    2024年08月31日
  • ロビンソン・クルーソー

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    航海をしている途中で嵐にあい難破してしまったクルーソー。
    ついた無人島での厳しい環境の中で闘いながら、生き抜いていくお話です。
    僕はこの本を読んで、このロビンソンクルーソーのように厳しい環境でも生き抜けるような強い人になりたいと思いました。

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    2019年11月17日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ジーキル博士とハイド氏。二重人格、解離性同一性障害をテーマにした不朽の名作。二重人格者や解離性同一性障害者を表すとき、いまだにジーキル博士とハイド氏と言葉が使われていることにこの小説の偉大さがわかります。100年以上も前のお話だけれど、全然古臭くない。むしろ現代に通じる内容です。

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    2018年01月18日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    弁護士アタスン氏の古い友人である医者のジーキル博士には恐るべき秘密が隠されていた。
    アタスン氏の住むロンドンの街では不気味な人物ハイド氏に関する奇妙不可解な事件が起きていた。アタスン氏は友人であるジーキル氏とハイド氏に謎の接点があることが分かってくる。
    アタスン氏はついに友人のラニョン医師の手記とジーキル氏の陳述書から真実を知ることになる。

    この『ジーキル博士とハイド氏』は従来より人間心理の二重性に触れた作品として知られている。ジーキル氏は資産家の家に生まれ、幼い頃より努力と徳の節制した生活をしてきた。しかし、彼は欲望に旺盛であり、そういった欲望を節制により抑圧してきたのである。
    だが、のち

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    2016年03月30日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    だいぶ前に読んだ本ですが…笑

    精神分裂という概念をはじめて表した話だそうですね(父曰く)。
    ジキル博士の恐怖を想像すると、同情します。。

    ストレスコーピングって大切ですよね。いい子でいなきゃ!と思って、溜め込んで溜め込んで…。

    薄いし、手軽に読めるので、
    おすすめです( ^ω^ )

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    2013年08月15日
  • 宝島

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    中学男子が「男のロマンを感じる本読みたい」と言うので岩波少年文庫で読んでみました。死人の箱には十五人 ラム酒をひとびん、ヨーホーホー・・・。ジム少年、荒くれ者の海賊達にまじって宝捜しの旅へ・・・。よかったです。私も中学生の頃読みたかったなあ。中高時代の読書量の不十分さをちょっと後悔してます。

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    2013年03月04日
  • ロビンソン・クルーソー

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    ネタバレ

    再読は子ども時代以来。(つまり「フライディと私」を書く時には再読しなかったのね。)
    最初の方は航海に出るまでの半生を綴っていて、読みながら何度か寝落ちしたが、ようやく最後まで読んでどうやって島から帰還したのかが分かった。すごく面白かったというのとは違うけど、ノスタルジーとご恩があるので★5つ。

    遭難してからロビンソンが作る砦はヨーロッパの伝統的なモットアンドベイリー形式を踏襲しているが、一人で作ってしまうところがやや偏執気味。イーストなしで作ったパンというのはどういうものだったのか、チャパティのようなものだったのだと思うが製法書いて欲しかった。(でもブドウがあるんだから天然酵母手に入ったと思

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    2012年02月04日
  • 宝島

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    読み応えあるお話でした。最初は名前もなかなか頭に入ってこないし、海賊なんてのも苦手だし、荒々しいし、ページをめくるのも遅くて(結局3時間くらいかかって読んだ)読み終えられるかかなり不安だったけど。半分くらい過ぎた後からハラハラの連続。ジムも最初は臆病なただの少年だったのに、次第に勇敢な行動力ある人間へと成長していく。冒険好きの男の子は読み終えて大きな満足感が得られると思う。

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    2012年10月30日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    いや、面白かった。
    古い本だし、読みづらいのは仕方あるまいと高をくくっていたのだが、そんなことはなかった。
    読みやすく、しかもリズムのよい展開、ひきつけられる巧みな心理描写で、即座に読み終わった。
    数時間だったと思う。中島敦はあんなにかかったのに…笑

    有名な話なので結末を知ってしまっていたから、後半に向けて謎がとかれるワクワク感は少なかった。(十分に楽しめたけれども)
    もし知らずに読んだら、結末にどれほど驚愕しただろうかと思う。

    人間のこころの闇をとらえている。
    ひとは誰でも彼のようになりえるのだろう。

    もっと専門的な内容かと思ったが、そんなことはなく、エンターテインメント的だった気がし

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    2011年03月14日
  • 宝島

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    私が最初に読んだ、無人島を舞台にした小説です。「無人島」という言葉を聞くと最初にこの本が頭に浮かびます。地図を頼りに宝島へ辿り着く主人公一行ですが、一部の船員が反旗をひるがえし、主人公たちに襲いかかります。宝の争奪戦、島でのサバイバル生活、そして、語り手である主人公ホーキンズの成長を描いた物語で、彼らの冒険の世界に引き込まれる作品です。主人公たちの奮闘を、きっと肌で感じることができるでしょう。

    (九州大学 学部生)

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    2010年09月29日
  • 宝島

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    古典の部類になるのでしょうか、冒険物の児童文学です。
    ドキドキ、ハラハラして、話の展開が面白くあっという間に読みましました。
    それにしても、海賊シルバーは良い人なんだか悪い人なんだかハッキリ分からずじまいですが、あのキャラクターはこの物語においてとても重要で、主役級だと思います。
    途中から仲間に加わるグレーは目立たない存在ですが、妙にカッコ良くって七人の侍の久蔵を思わせます。

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    2010年07月22日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    こんなに悲しい話だなんて思わなかった。
    自分じゃない自分に支配される恐怖。ジーキル博士が死んだのは命が終わったときじゃなくて戻れなくなった瞬間なんだろうな。
    あー泣きそう

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    2013年02月07日
  • 宝島

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    中学時代、テスト前にうっかり読んでしまい、
    とうとう徹夜で読みふけってしまった本。
    後にも先にも、この1冊だけです。
    初めて読んだ冒険小説。しかも読みやすい。
    あの時代(思春期)に読めて幸せだと思う。

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    2009年10月04日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    「山月記」同様
    なぜか複読してしまう本の一冊です。
    潜在的にひそむ自分。
    「山月記」同様主人公は変わってしまいます。
    とても暗い小説ですが
    なぜか引きこまれます。
    理由は自分でもわからないですが
    なぜ複読してしまう


    追記
    もしかして私にも潜在的に現実逃避願望があるからかな?

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    2009年10月04日
  • ロビンソン・クルーソー

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    ある無人島に漂着したロビンソン・クルーソー。彼はサンタルチア号の船長であったが、船員に裏切られ、ボートで漂流していたのだ。"フライデイ"という名を付けられた若者とロビンソンとの生活が始まったのだった。そして15年後、固い絆で結ばれた2人にある運命の波がおしよせる…。

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    2009年10月04日
  • 宝島

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    海賊・フリント船長が埋めた孤島の宝を探しに、 スクイア、医者のリブゼイ、ジム少年は、 帆船をチャーターして…

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    2009年10月04日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    有名な「ジキルとハイド」。しかし、実際読んでみた人は案外少ないのでは?私も、内容も知っているし今さらなぁ…と思いつつ読んだのですが、驚くほど面白かったです。ページ数も少ないので、すらっと読めますよ。

    色々な出版社から出ています(自分がどこの出版社の作品を読んだか忘れてしまったので、画像のあるものを選びました)

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    2009年10月04日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    おすすめされて読んだ本。
    いわゆる名作ってなかなか手が出せずにいたけど、これはおもしろかった。
    流石時代を超えて読み継がれて来ただけある。
    謎の答えを知ってるのにこんなにドキドキしながら読めるってすごい。途中で、ん?と思ったところもちゃんと回収されてて、天才ってすごいと思いながら読み進めた。

    楽な方に流されたり、ダメだなと思いつつ抑えられないときの自分と重ね合わせながら、あるよね…と思いつつ読んでたので、その後のハイドに侵食されてくところがリアルに恐怖を感じられた。

    これがプロの手でどう解釈されてるのか、論文とかも読んでみたいかも。

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    2025年03月13日
  • 宝島

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    おもしろかった
    最小の方は読みづらく登場人物に感情移入できなかったが、最後の方になっていくにつれおもしろく感じている自分に気づいた

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    2025年02月14日