浅原ナオトのレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    結構前に映画を見て号泣し、いつか小説の方も読みたいと思いやっと読み終わりました。
    だいたい映画の話と変わらないけどやっぱり映画では書けないところまで綴られていてよかったです。
    単なるボーイズラブの話だけでないので共感できる人も多いんじゃないかな。

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    2024年07月26日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    "生きる"って日常化していて、何だか当たり前のようだけど、"生きる"ことに意味を見出そうとして一生懸命になってる人もいる。
    命について改めて考えさせられた。

    短編のようにまとめられてて、読みやすかったです!
    エンドロールの最後の最後の終わり方、どういうこと、、、?ってなってますが、そこは深く考えないようにしておきます。

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    2024年07月25日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    読みやすかったのでスラスラ話が入ってきて、「死」について考えされられる作品だった。そして、生きる意味、愛する人を想う気持ち、主人公の不思議な能力の意味·····主人公の幼少期から大人になるまで描かれているのも面白かった!

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    2024年06月06日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    続編
    大阪へ引っ越した先でのお話
    登場人物が関西人になった事もあってかお笑い要素強めで、鬱々としたらパートも無く、爽やかな青春物語でした

    最後の章は前作で登場したファーレンハイトのお話
    大阪編とは180度変わって苦し過ぎる内容

    違うのは友達がいたって事かな
    と思いつつ引き金になったとは友達の反応
    もちろん異性であったり、同性からの好意、異性からの好意、等の違いはあるし
    そもそも友達、っていうか友達になり得たという感じかな
    事があってからの時間ってのもあるし
    前作で母さんが僕から父親を奪ったから〜という吐露がありつつ、今作では居ても〜、という事だったり

    結局MECEでは片付けられないのが人

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    2024年06月07日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    交通事故で死にかけた主人公が、人が死ぬ数日前に『海』が見える能力を手にしてから始まる物語。
    死が近づいている人達と関わることで自分と向き合っていく主人公の姿が描かれています。
    この小説には著者の死生観も現れており、勉強になりました。

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    2024年04月09日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    人を愛するということについて描かれている短編集。
    なぜ人は死ぬ間際に人との繋がりを求めるのだろうか。愛する人、親しい人。改めて自分の人生は自分だけのものではないと感じさせる作品であった。
    人が人を想うことはとても尊いことだと思う。

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    2024年04月05日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    主人公の成長物語
    特殊な能力を持った彼が人との出会いを通じて成長し能力について考えながら生きて行く
    婆ちゃんの自分の死期を教えてくれて嬉しい話と彼女の母親の話は良かった

    作者が若くして亡くなっている事を知り驚きました
    他の作品も読んでみようかな

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    2024年02月20日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    主人公は同じだけど
    周りの人の視点からの物語なので短編集のような感じでサクサク読める作品。

    こういう能力系の話って、結構隠して隠して、でもバレてしまってーから物語が大きく変わる作品が多いと思うがこれはそれとは違う進み方なので
    物語の本質が入ってきやすかった。

    帯に泣ける!と書いてある作品で泣けたことはほとんどないが、この作品は目頭が熱くなってしまう場面もあった。

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    2024年01月25日
  • 100日後に別れる僕と彼

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    ネタバレ

    上手くいかなかったのか…
    この作者さんの書く上手く噛み合わないとか、すれ違ってしまうみたいな描写が好き。
    長谷川は魅力的かもしれないけど
    好きになってはダメなタイプ

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    2023年12月15日
  • 御徒町カグヤナイツ

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    未読だったので、読んでみた。
    青春がたくさん詰まっているストーリー。
    浅原ナオトさんが好き。
    月の姫が浅原ナオトさんに重なり、涙が止まらなかった。
    中学生のヒロトが出会った少女は「月帰還性症候群」という病気で入院していた。
    ヒロトの仲間4人グループは、とても良い仲間たち。良い?悪いかも!
    「その人の前でカッコつけたくなるのが『恋』で、その人のためにカッコ悪くなれるのが『愛』。」
    彼女の病気は深刻だった。
    悲しい結末だけどヒロトには仲間がいるから大丈夫だと思う。
    可能性は無限大!

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    2023年11月04日
  • 100日後に別れる僕と彼

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    ずっと「当たり前」を願ってきた。

    私はずっと、女の子たちが当たり前に思う
    「理想」がない。

    ウェディングドレスも結婚式もしたくないし、
    結婚だってしなくていいと思ってたし、
    1人が1番の最適解だと思ってる。今でも。

    この本を読んで、その当たり前を勝ち取ることが
    当たり前じゃないを生かすことが、どれだけ難しいかを考えた。

    どの道を辿っても結局別れる2人。
    そもそも考えが合わない2人。

    同性愛とか異性愛とか関係ない。
    そもそもの方向性が違えば終わる。

    恋愛においての一般的な共通点は、

    「別れがくる」


    それだけだと思う。

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    2023年09月19日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    多様性とは何か、人を認める、好きになるとはどういうことか考えさせられます。
    多様性は私の最近のテーマです。

    話すこと、そして聞くことはとても重く時に人生のターニングポイントになるのだと思います。
    知らなかった自分には戻れないのですから。

    ただ、時に自己開示しなければ得られないこともあるのだと思います。それには傷を伴うこともあるでしょう。

    私は歳を重ねて、過去にもう少し頑張れば良かったなと思うことが増えてきました。
    若い頃の私は頑張っても人に受け入れてもらえないことを酷く怖がり避けてしまいました。
    誹謗を受けることが嫌だったのです。

    人は自分が思っているよりもずっと優しいのかも知れない。

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    2023年08月14日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    最後のおばあちゃんの言葉が刺さった。無駄な時間とも思えるような日常を噛み締めよ。人の心に触れ合って生きるのが一番幸せかな。

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    2023年08月09日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    ネタバレ

    「望むように育つ子しか愛さない親」、一番の不幸はこれなんだよ。前作でかなり重要だったファーレンハイトの過去編は辛すぎて咀嚼しきれないな。

    誰が好きだろうと、どういう風に生きようが歩こうが、自分が自分に向ける感情葛藤、自分で自を追いつめたら落ちるところは一緒なんだな。自分で自分が気持ち悪くてしょうがなくなる気持ちもよく分かるしあるし。でもちゃんと抜け出せる答えがあって再会に登場する人物達は…ただ一人を覗いて…ちゃんと騒がしく進んでいくんだ。あとは直哉に幸あれ!
    除くただ一人、暴走腐女子な後輩はあれだな、「年を取って感情思考にブレーキが利かなくなったわけじゃなく、最初からそう言う人」ってやつだな

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    2023年08月08日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    連作短編のような感じで読みやすかったのですが、一幕(章)ごとに選ばれた映画とストーリーがあまり結びつきませんでした。歳を重ねるごとに様々な生き方をする人たちと出逢う主人公の遥をみて、命や死について深く考えさせられた気がします。遥の能力が、ただ「死」が見えるだけの能力じゃないと分かったとき、あぁそういうことだったのか、とすっきりしました。感動はしたけれど泣くまではいきませんでした。

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    2023年08月05日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    亮平、亮平のキャラはまんまBLにもいるな。いるいる。凄くいいやつ。高校生ってこんな感じだったなぁと、なんだか窒息しそうになりながら読んだ。「人間は、自分が分かるように世界を簡単にしてしまうもの。」何度となく出て来るこの言葉のために、感想を述べるのが難しい。リズム良く事件が勃発して、解決後はみんなで輪になって踊ろうぜなライトな一冊なのかと思ったら、ずっしり重くてぎっしり詰まった小説だったから。それぞれの気持ちを「なんかわかるー」では語ってはいけないし、語れないのだ。続編も読まないとね!

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    2023年07月26日
  • #塚森裕太がログアウトしたら

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    ネタバレ

    本当に本当に感情が揺さぶられた。
    登場人物1人1人みんなに共感する。
    この本、読むなら今しかない。
    塚森裕太、幸せになれよ…

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    2023年03月11日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    十歳で交通事故にあい、だだ一人生き残った遥は、人の死期が見えるようになった。見えたら本人に伝えるようにしているが、受け入れる準備ができてない人に伝えても気味悪がられたりひっぱたかれたりするのは当然だろう。
    第一幕の妻の死に後悔している夫の話が辛かったが、遥と出会えて死の前に全てと向き合えたのでよかった。
    「人は、死にます。人は絶対に死にます。だったら、せめてやることやって、前のめりに死にましょうよ」
    他人から言われたら反感をも買いそうだが、死と間近に生きて多くの人を見てきた遥からだから、一歩踏み出せそうな言葉だと思った。そして遥に琴音がいてくれてよかった。

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    2023年01月09日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    人の死が分かることで自分の生に対してどう考えるのかを考えた一冊
    もし自分が人の死が分かる能力(ちから)を手にした時遥くんみたいな行動をとるのだろうか。。。

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    2022年12月07日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    命とは。生きるとは。難しいテーマを取り上げたが、腑に落ちる気にさせてくれる展開だった。2022.9.24

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    2022年09月24日