浅原ナオトのレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネットで知って気にはなっていた本。書店で手に取りました。タイトルが独特ですね。
    ライトに書かれているので青春の青臭さもありながら、性的マイノリティーについて深く思うこともありで、なかなか読みごたえがありました。わたしは読みやすかったと思います。

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    2023年09月11日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    人の死が見えるという能力を持つ主人公が、能力を持つ意味を探すお話でした。人間が生きること、死ぬことについて考えさせられます。

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    2023年08月22日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    私の読み込みが足りないのかもしれないが、遥はなぜいきなり結婚に至ったのか、そんなにも彼女を愛していたのかというとことがずっと気にかかってしまった。子供まで作ったことに驚いた。

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    2023年07月21日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    死をテーマにしたものは、定期的に読みたくなります。
    読みたくなる時って、生を感じたいからなんだなぁっていつも思うのだけれど、きっとわたし以外にも同じように感じてる人がいると信じたい。
    物語はサクサクと読み進められます。死の近づいている人が見えるとはあるけれど、見える種類は限定されています。それをふと考えると、生きることができる可能性は自分自身の責任もやっぱりあるのかなって思いました。
    読破後、友だちや家族とくだらないことで笑える瞬間がある、それだけで生きてるって充分なだなぁと思いました。

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    2023年07月10日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    連作短編のような、人の死が見える僕の成長と受容の物語。章ごとに選ばれた映画があんまりよく分からなかった。ゲイをテーマにした「ブロークバック・マウンテン」はそのままとしても、「バンド・ワゴン」は映画のどこが話とシンクロしてるのかとかいろいろ考えて楽しめたけど、わからずじまい。

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    2023年04月12日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    2019年にNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化された『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
    その後の彼らを追った物語。

    大阪に転校した安藤純はいきなりクラスメイトの前でゲイである事をカムアウト。
    その堂々とした態度に彼の成長を感じ嬉しくなる。

    元カノ・紗枝との再会シーンはまさに青春。

    作品内で姿を見せずとも、一際存在感を放っていたミスター・ファーレンハイト。
    彼の壮絶過ぎる過去を描いた番外編はひたすら苦しい。

    例え彼らの事を受け入れる事が不可能でも排除する世界は間違っていると言い切れる。

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    2023年02月18日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    再会とタイトルにあるように前作の続き。
    前半は前作で出した結論が間違いじゃなかったと思えるような造りになっていて大阪に転校した主人公のその後が複数人の視点で描かれている。
    ひとりひとりの単純さと悪人ではない感じが救いを感じる。

    後半は前作での重要人物だったミスターファーレンハイトのお話。
    これは前作の時間軸で話が進んでいくので彼の結末を知っている状態で読むことになるんだけど、知ってるからこそ読んでいるのがしんどい。
    救いがない・・と思う反面、きっとこういうことも実際に起きているのだろうなとも思う。

    前作が問題定義、今作がそこからの光と影を描いているように感じる。

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    2022年12月20日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    タイトルと表紙からイメージするよりも内容は重い。
    新宿の本屋さんでBL本を購入している同級生(女)に偶然会ったのはゲイの僕。というところから話は始まる。
    カクヨムで書かれていたものを書籍化したものらしく、ネット小説らしい文体で登場人物の中の幾人からの視点が変わりながら物語は進む。
    QUEENの曲をキーワードに据えつつ進むので曲を知っている人にとっては物語の深さが増す気がする。

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    2022年12月20日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    人の死が見える、という感じも話は以前、別の本で読んでいたけれど
    今回の主人公は、死が訪れることを本人に告げることに遠慮はなく、自分の能力を隠すことなく使っていました。
    自分はそんな能力があったとして、近しい人に死が見えたらどうするんだろう、受け入れられるのだろうか

    生きる意味、難しい問いかけでした

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    2022年10月23日
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)

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    人は絶対に死ぬんです。
    だったら、せめてやることやって、前のめりに死にましょうよ(50ページ)
    .
    僕が感じたこと、僕が見つけたもの、君にも分かって貰いたい。
    僕の人生を、君と分かち合いたい。(252ページ)

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    2022年10月09日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    実写化もされた原作本。2冊続けて読破。

    ゲイであることを隠して生きる、高校生の純は、クラスメイトのBL好きの女子、紗枝に好意を寄せられ、告白をされる。
    純には妻帯者の中年の恋人がいるが、結婚して家庭を作るという「普通の幸せ」も諦められない。そして、思い切って、紗枝と付き合うことにするのだった。
    純の一人称で物語は続いていく。

    クラスメイトの男子の小野にゲイであることをバラされて孤立し、思い悩むシーンは辛かったけど、純の幼馴染の亮平は、いつも純のことを明るく支え、とっても素敵な友達。とにかく良いヤツです。

    紗枝も、純がゲイであることを知り、ショックを受けるけど、それでも優しく寄り添う。好感

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    2022年07月15日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    簡単には取り上げにくい題材。


    だけど、LGBTQに関して、そしてQUEENに関してとてもとても興味が湧いた作品でした。
    この本を見た後にちゃっかり、映画ボヘミアンラプソディ見ちゃった(笑)


    学生だったとき、もしかしたら自分のクラスにカミングアウトしてないだけで、主人公と同じような気持ちだった子がいたかもしれない。今だって、周りに生きづらさを感じている人がいるかもしれない。



    自分とは違う感覚をもつ人だからこそ、そういう人たちの視点で描かれたこの作品を見て知ること、得るものが多かったです。


    何を言っても綺麗事にはなりますが、良かったと思います。

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    2022年05月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    心の中のツッコミ?ボケ?が面白すぎてたくさん笑った。
    大阪弁なのでテンポが良い。
    同性愛をどう思うか?
    大きなテーマ。
    ファーレンハイトの話が壮絶で凄まじい。
    中学生なのに、考え方が大人。
    もう、番外編なのに、こっちがメインだった。
    苦しくて、想いが大きすぎて、涙が出る。
    「ただ人を好きになっただけ」
    靴を履かずにタクシーに乗るって。
    よっぽどだよ。
    結末はそれ以上のことだった。
    細川さん、草を抜いてキレイにしてくれてありがとう。
    忘れられないすごい話だと思う。

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    2022年02月22日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    学びの多い本だと感じた。
    中高生は、未体験の人が多いから、
    セックスについてとても興味があるけれど、
    わからないことがたくさんある。
    悩んでいる生徒もいる。
    「普通って何?」
    他人に言えない悩み。
    それがとてもよく書かれていて、共感できる。
    前半の純の心の声は、笑ってしまうくらい面白い。
    三浦さんは純粋で真っ直ぐで、
    実らない恋とわかっているのに、
    応援したくなる。
    「僕は世界を簡単にしたくない。摩擦をゼロにして、空気抵抗を無視して、分かったフリをしたくない。」
    死にたいと思う爆発的な感情や、
    失恋の苦しさ。
    自殺した友達の真相を知った時の衝撃。
    びっくりして震えた。
    思い返すと納得。
    理解で

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    2022年02月16日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない 1

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    んーと、爽やかな読後感ではないなあ。

    マイノリティの表現と概念が咀嚼できないままかなあ。
    「普通」「常識」「当たり前」「まともな人生」なんてファンタジーなのは分かってるつもりだけど、物語とは言いつつも、様々な生き方、思想と思考と嗜好がある、見ていないふりなのか、見えていないのか?分かっていない自分を見せつけられる。
    ちなみに、私は、男と男の絡みではちんぽこは勃たないのだ(笑)

    漫画として見た感想!「そこに「愛」はあるんか?!」と入り込めなかった言い訳(笑)
    結論!やはり、コミカライズは原作を読んでから!

    #彼女が好きなのはホモであって僕ではない
    #漫画倶楽部
    #漫画好きな人と繋がりた

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    2020年07月14日