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新山遥には、死の近づいている人がわかる。十歳で交通事故に遭い、両親と妹を失ったころからだ。なぜこんな力が自分にあるのか、なんのためにこの力を使えばいいのかはわからない。けれど見て見ぬふりのできない彼は、死の近い人々に声をかけ、寄り添う。やがて、二十四歳になった遥は、我が子の誕生を待っていたが……。愛する人を想う気持ちに涙があふれて止まらない、運命の物語。
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Posted by ブクログ
2024年 鑑賞作品 No.4 《感想》 生きる意味や死ぬ意味、自分にしかない能力の意味を考えさせられる作品。 1話ごとに映画との関連があって、映画好きである自分にはたまらない。 人の死に触れたときや自分の死が近づいたときにもう一度読み返したい。 《印象に残ったシーン》 ▼ 勝平が遥を担いで山を...続きを読む下るシーン 勝平かっこいい! さすが海の男!! こういう熱い人が人の心を動かすんだろうなあ… 《MVPキャラクター》 ▼ サトちゃん(琴音の親友) 親友である琴音を一番よく知っていて人の心をわかる存在。 でも自分に対してもストイックで夢のために猛進する姿がかっこいい。 この作品で一番会ってみたいと思った人物 《ぐっときたフレーズ》 「いつか死ぬからいつ死んでもええとか、死んで悲しむやつが少ないから死んでもええとか、そんなわけあるか!少ないなら、作れや!お前が死んで悲しむやつをぎょうさん作って、それから死んで、みんなを悲しませたれや!そういうもんやろ!ちゃんと生きるって、そういうことやろ!」 新山遥が「ぼくは、死んでもいい」と言ったことに対して、勝平が怒るシーン ちゃんと生きるってそういうことかもしれないなと素直にそしてパズルが完成するかのような爽快感で心にハマった一言。 自分もたくさんの人を(いい意味で)悲しませられる最後を迎えたいし、たくさんの人にとっての悲しむ存在でありたい。
日々、死を感じることなく なんとなく過ごしてるからこそ 今生きてることを考えさせられる本でした。 能力の意味。生きている意味。 私は最後なんとなく、しっくりきました。 尊く生きていきたい。
タイトルとカバーデザインから、読みやすそうだなぁと何となく手にした作品でしたが、面白かった。 「今夜もし僕が死ななければ」のタイトルの意味みたいなのを 探りながら読み進めていて、最後の最後に あーそういう事かぁ と納得してしまった。
僕の死を君に見届けてほしい。 大切な人にこんな頼み事をされたら 私はどうするだろう?と 思いながら読み始め 答えが出たような出ないような そんな感覚で読み終えました。 大切な人の命が終わるその瞬間まで そばにいてあげたい!そう思わせてくれる 短編集です。
"生きる"って日常化していて、何だか当たり前のようだけど、"生きる"ことに意味を見出そうとして一生懸命になってる人もいる。 命について改めて考えさせられた。 短編のようにまとめられてて、読みやすかったです! エンドロールの最後の最後の終わり方、どういうこと、...続きを読む、、?ってなってますが、そこは深く考えないようにしておきます。
読みやすかったのでスラスラ話が入ってきて、「死」について考えされられる作品だった。そして、生きる意味、愛する人を想う気持ち、主人公の不思議な能力の意味·····主人公の幼少期から大人になるまで描かれているのも面白かった!
交通事故で死にかけた主人公が、人が死ぬ数日前に『海』が見える能力を手にしてから始まる物語。 死が近づいている人達と関わることで自分と向き合っていく主人公の姿が描かれています。 この小説には著者の死生観も現れており、勉強になりました。
人を愛するということについて描かれている短編集。 なぜ人は死ぬ間際に人との繋がりを求めるのだろうか。愛する人、親しい人。改めて自分の人生は自分だけのものではないと感じさせる作品であった。 人が人を想うことはとても尊いことだと思う。
主人公の成長物語 特殊な能力を持った彼が人との出会いを通じて成長し能力について考えながら生きて行く 婆ちゃんの自分の死期を教えてくれて嬉しい話と彼女の母親の話は良かった 作者が若くして亡くなっている事を知り驚きました 他の作品も読んでみようかな
主人公は同じだけど 周りの人の視点からの物語なので短編集のような感じでサクサク読める作品。 こういう能力系の話って、結構隠して隠して、でもバレてしまってーから物語が大きく変わる作品が多いと思うがこれはそれとは違う進み方なので 物語の本質が入ってきやすかった。 帯に泣ける!と書いてある作品で泣けた...続きを読むことはほとんどないが、この作品は目頭が熱くなってしまう場面もあった。
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