浅原ナオトのレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    前作の続きで純の大阪での新生活の話。
    新しいクラスメイトや生活の中で心の成長が登場人物達にあるのが素敵だった。
    五十嵐が純の元交際相手を勘違いしたり、ゲイだけどクラスメイトの女子に告白されたり、恋愛って難しいなと思う所も沢山あった。
  • 御徒町カグヤナイツ
    面白かった。
    でもみんなが最後はばらばらになっていく事を断言しているような感じで少し寂しかった…
    まぁ実際そんなもんなんだろうけど
  • #塚森裕太がログアウトしたら
    ドラマよりもドラマしてる小説
    塚森裕太がある日インスタでカミングアウトする。それを知った4人の男女が自身の生活において塚本裕太がより稀有な存在に、ただ4人とも思いは同じく塚本裕太を知りたい。そしてそれは塚本自身も同じ
    ネタバレ一切なしで読んでください
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    同性愛者の苦悩や葛藤が丁寧に描写されていて、読んでいる方も苦しく感じるような感じがしました。
    とても読み応えがあり、面白いと感じました。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    同性愛も一つの愛の形として受け入れる。この時代だから。

    この時代だから。って言葉で丸め込むのが嫌いだ。じゃあ昔の人は?となる。苦しい人もいたんだろうな。

    でも同性愛は気にしないってみんな言う。結局自分の保身のために。おれたちは認めている。そっちが隠しているだけ。と言うふうに逃げているだけ。

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  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)
    日々、死を感じることなく
    なんとなく過ごしてるからこそ
    今生きてることを考えさせられる本でした。

    能力の意味。生きている意味。
    私は最後なんとなく、しっくりきました。

    尊く生きていきたい。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    マジか、泣かされるとは思わなかった一冊や…しかもいい話、浅原ナオト様凄まじい。なんでこんなに人のことわかるんですか!これ読んで救われた人は僕だけではないはず
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    ミステリー以外で見事だと初めて思った。
    複雑なホモの心情が100%クリアに記されている。言葉選びが難しかっただろうに、、すごい。
    起承転結の鏡。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    ホモの僕が、同性愛者であることに苦しみ、異性愛者になろうと奮闘するも、逆に自分は同性愛者なのだと再確認する結果になる。
    性的な好きと、人として好きっていうのは伴っていないといけないのか。人として好きな人が同性だったら友達に、異性だったら恋人になるってのが今の世の中なんじゃないかなと思ってる。同性愛者...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    本屋でタイトルを見た時に、「これは読まないといけない(絶対におもしろい)」と思った。
    読んでみて、こんな心を抉られるような、感情を揺さぶられるような、読みながら読むのがつらくなるくらいなのに読み進めずにいられない。
    久しぶりにこういう小説に出会えてよかった。

    あらすじを簡単に言えば、「同性愛者であ...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    お気に入りの本。
    有識者であれば「え?」と思うタイトルも、後半できちんと説明されています。

    自分が卑屈な分、素直な三浦さんはちょっと苦手。

    なんとなく続編は読まない方がいい気がして、手が出せない。
  • #塚森裕太がログアウトしたら
     一言で言うと青春群像劇だ、と思った。
     高校生・塚森裕太のカミングアウトがSNSという媒体を介して行われることから物語がはじまり、ネットワークを通じて、他者に波紋ように影響が広がる。本作の刊行された2020年(現代)の若者世代や環境がとても反映されている。
     塚森裕太本人と塚森裕太に関係する人々・...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない 1
    同性愛者であることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純は、同級生の女の子・三浦紗枝がいわゆる腐女子であることを知り、彼女と急接近する。異性を愛し、子を成し、家庭を築きたい。世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れたい。少年の切実な願いと少女の純粋な想いが交わるとき、そこに生まれるものは―
    純粋でねじく...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない 2
    同性愛者であることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純は、同級生の女の子・三浦紗枝がいわゆる腐女子であることを知り、彼女と急接近する。異性を愛し、子を成し、家庭を築きたい。世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れたい。少年の切実な願いと少女の純粋な想いが交わるとき、そこに生まれるものは―
    純粋でねじく...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない 3
    同性愛者であることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純は、同級生の女の子・三浦紗枝がいわゆる腐女子であることを知り、彼女と急接近する。異性を愛し、子を成し、家庭を築きたい。世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れたい。少年の切実な願いと少女の純粋な想いが交わるとき、そこに生まれるものは―
    純粋でねじく...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    前作からの続きからの話。
    純とさえちゃん、良平、小野くん、ケイトさん、誠さん、新たに出てくる純の転校先の人間模様、
    みんながそれぞれただ高校生で、大人で、葛藤しながらもそこにあるものを当たり前に愛していく光景が想像できて、前作よりも微笑ましく読めた。

    しかし最後のミスターファーレンハイトの話がもう...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    本当に良かった。映画も含めて。
    いつかドラマも観てみたい。
    映画の印象もあると思うけど、三浦さんが大好き。
  • 今夜、もし僕が死ななければ(新潮文庫nex)
    「今」と「生きること」は永遠ではなく、何の保証もされていない。あっという間に通り過ぎる日々で「私は何を残していくか?生きている間に」と考えさせられました。それと同時に、そもそも生きる意味ってあるのだろうか。何にでも意味を求めるべきなのかとも。個人的には、第2章と4章が印象に残りました。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    タイトルにそもそもホモって侮蔑的な言葉が入ってるけど大丈夫?と読む前は思ってたけど、
    全然そんなことはなくて、むしろ世間が思っている認識しているリアルを理解するためにあえてこのタイトルにしたのかもしれないと思った。
    ラストらへんで安藤くんから三浦さんに対しての言葉でこの内容について回収されてて、
    ...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    作品名で買ったけど途中鳥肌立つくらい超絶面白かったしタイトルだけでは語れない素晴らしい内容だった

    近年特にこう言った話題が取り上げられて自分も含めみんな綺麗事を吐いている。だけどいざ実際に同性愛者がいたら純くんがゲイってバレた最初の月曜日の亮平と同じ普段通りに見えるけどぎこちなくなるんだろうなって...続きを読む