あらすじ
性的少数者のためのパートナーシップ宣誓制度について受けたインタビューが、萌えるとSNSで注目を集める春日佑馬と長谷川樹の同性カップル。そんなふたりに、同棲生活を延べ100日撮影するドキュメンタリー取材の依頼が舞い込み、同性愛者への理解を広めたい佑馬はそれを受諾する。しかし佑馬と樹は実質的に破局していた。佑馬は樹を説得し、ふたりはカメラの前では仲の良い恋人を演じることに。そんなことを知る由もない制作会社のディレクター茅野志穂は、ありのままの彼らを記録しようと意気込むが……。愛を撮る者、愛を偽る者、愛を捨てきれない者。様々な想いが交錯する100日間の幕が上がる。
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の浅原ナオトが贈る、“多様な性”への“多様でない視線”に対峙する人々の、蹉跌と再生の100日間の記録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
難しかった…同じ場面が2回でてきたときもあった。これらどういう意味なんだろう。
同性愛でも異性愛でも合わないときは合わないし、別れるときは別れる。
Posted by ブクログ
今年ドラマ化されるとのことで、探して購入。
パートナーシップ宣誓をしてそのインタビューをうけた、春日佑馬と、長谷川樹は、そのニュースがSNSでバズって、有名カップルになった。
TVドキュメントで、彼らの生活100日密着することになって、制作会社ディレクターの茅野志穂が取材インタビューをする。
だが、この二人実はとっくに仲が冷めきっていた。
だが、大学時代LGBTQサークルにはいっていて、性的マイノリティの仲間もいる佑馬は、他の仲間のために、パートナーシップ制度が進めばいいとおもっている。
だから取材を受けようと思った。自分たちが幸せに生活していることがドキュメンタリーになれば、この制度を利用する人がふえて、もっといい世界になるかも。
樹も了承する。
100日後、取材が終わるまでは、同棲して、外面的には仲良しにみせかける。
実際は二人でごはんもたべることもなく、ダブルベッドの端と端に寝ている生活なのに。
佑馬はなんとか取材で作ろうが、樹は「嘘をつきたくない」とか言い出すし、
取材をすることで、ますますお互いがぎすぎすしていく。
主となる春日佑馬と、長谷川樹が、マイノリティで・・・って話ではあるけど、
佑馬が仲良くしているレズビアンの女の子カップルは「子どもをもちたい」ということでもめにもめている。(精子バンクから精子をもらうらしい)
「女同士だから」子どもはあきらめないといけないのか?
持つ方法があるのに?
逆に「いらない」という選択もある。
それは、男女カップルと同じではないのか?
途中、BL漫画をよんでいるという描写があって、それを非難する話もある。
「人のセックスに萌えるな」(「人のセックスを笑うな」のパロディ的)って。
うう・・・
腐女子の身としては、キッツイ。
もちろん、アレはファンタジーではあると思っている。
でも、彼らにとっては私らはキモチワルイ存在なんだろうか・・・ごめんよ・・。
でもでもさ、男女カップルの漫画を萌る人もいるけど、
異性愛者は誰もそんな風には言わないよ~
それはまた、違う問題なの?
まぁ、なんというか難しい問題なんだとは思うんだけどさ
最後、
2人はお別れしても、また再会して・・・なんてことを期待したんだけど
そういうことはなく。
でもただ、佑馬は樹を想ってしばし生きるんだろうなって思ってしまった。
もちろん、樹も遠く遠くに行ってしまって、どんな生き方をしていても、
佑馬の事を心において生きていきそう。
「腐女子うっかり~~~」みたいに、season2書いてほしいとおもったけど、
残念ながら、作者さんはこれを最後の作品として亡くなってしまったのでそれはもう叶わないことなのも、寂しい。
Posted by ブクログ
上手くいかなかったのか…
この作者さんの書く上手く噛み合わないとか、すれ違ってしまうみたいな描写が好き。
長谷川は魅力的かもしれないけど
好きになってはダメなタイプ
Posted by ブクログ
ずっと「当たり前」を願ってきた。
私はずっと、女の子たちが当たり前に思う
「理想」がない。
ウェディングドレスも結婚式もしたくないし、
結婚だってしなくていいと思ってたし、
1人が1番の最適解だと思ってる。今でも。
この本を読んで、その当たり前を勝ち取ることが
当たり前じゃないを生かすことが、どれだけ難しいかを考えた。
どの道を辿っても結局別れる2人。
そもそも考えが合わない2人。
同性愛とか異性愛とか関係ない。
そもそもの方向性が違えば終わる。
恋愛においての一般的な共通点は、
「別れがくる」
それだけだと思う。