栗俣力也のレビュー一覧

  • たとえば、君という裏切り

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    ネタバレ

    3つの短編が最後に1つに繋がる。
    第3章で大まかなつながりは見えたものの最後にもうひと捻りあり、感心させられた。
    各短編の脇役と思っていた登場人物が後々伏線だったことが分かってくるのも面白かった。

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    2020年07月19日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    まさか こういう結末になるとは。

    コーヨー君に感情移入して、かなりなスピードで読み進めました。

    峯岸はかなり痛い女で、当初この人が何かをやらかすことは安易に想像できた。
    でも、裏で奈々がそういう方向に持っていき、自分の復讐のためにコーヨー君を利用としてたということに、一つ目の驚きだった。

    最初は利用するつもりで近づいたけど、次第に本当に好きになっていたのは、わかる気がする。

    コーヨー君も、全てを理解したうえで、それでも奈々ちゃんのことを好きになったのは、純愛だと思う。
    峯岸とあい、奈々ちゃんが復讐することができないように、尽力するのは、最大の愛情表現。
    自分の命と引き換えに、奈々ちゃんの犯罪を食い止め、その後の人生を送らせてあげる。

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    2026年02月12日
  • たとえば、君という裏切り

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    何でもライター、早田に突然舞い込んできた有名な覆面作家への本人からのインタビュー依頼。取材をするうちに早田にある感情が生まれ、決められていた条件を逸脱し始めてやがてある結末を迎える。これが尻切れトンボで次の短編に入ると大学生がバイト先で見初めた女の子にどうアタックするか悶々する話になったので拍子抜け。していたらん?という箇所が。なので投げずに読み進めていたら三番目の小学生の和津が公園で会ったお姫様と名乗る少女との短編でもしかして?となり最後の締めではこう来たか!と綺麗に繋がりすっきりした。しかし前作でも思ったけどここまでするかー?

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    2020年02月11日
  • きっと、誰よりもあなたを愛していたから

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    姉が自殺した。姉の携帯に残されていた4人の男からのメッセージ。妹の穂乃花は姉のことを知るため、彼らに会いにいく。

    4人の男たちが順に姉のことを語るというインタビュー形式の構成。
    真相は一人目で想像がついてしまったが、面白かった。

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    2019年12月31日
  • きっと、誰よりもあなたを愛していたから

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    いいねぇ面白いねぇ。    
    たまにはこういうのも読まなきゃね。    
    やっぱ容姿に恵まれた人の人生は違うなー。世界が違う。   
    一度でいいからこんな人生を送ってみたかった。   
    まぁ家族にはあまり恵まれなかったみたいだけど。    
    いいなぁ羨ましいなぁ、どっちも。    
    巴も羨ましいし、航星も羨ましい。佐々木もなんだかんだで羨ましい。    
    ってかほぼ同時期に立て続けに3人からプロポーズされるとかやっぱ違うね。次元が違う。世界が違って見えるんだろうなー。     
    エピローグに関してはやっぱりなって感じで、悲しいけど面白いけど哀しい。

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    2019年10月03日
  • たとえば、君という裏切り

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    読みやすかったし、面白かった。なるほどこのパターンかと思わせておきながら、最後にさらにひとひねり。読み終わってから表紙を見るとまったく別の印象に。

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    2019年04月26日
  • たとえば、君という裏切り

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    最初は短編小説を読んでる感覚でした。
    読み続けるうちに、「あれっ、この名前って」とページを何度か戻して読んでました。
    今まで読んだ作品とは、明らかに違う種類でした。

    別の作品も是非読んでみたい作家さんです。

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    2019年03月22日
  • たとえば、君という裏切り

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    人の心は分かりにくい。言葉でキチンと伝えられたとしても、それが本当のことだとは限らない。相手を騙そうと思って嘘をついているかもしれないし、気を使って本音を隠しているのかもしれない。たまに本音をズケズケと言う人に出会うことがあるが、果たしてそれがすべて本音かというと微妙だろう。もしかしたら、弱い自分をガードするために虚栄を張っているかもしれないからだ。

    さてそうなると信じられるのは自分だけということになるが、実は自分が一番自分を裏切っているかもしれない。いや、自分の気持ちや感情を抑えたり蓋をしたりすることで、自分にダメージが来ないようにしているのかもしれないのだ。そう考えると、自分を裏切ることは案外悪いことではないのかもしれないし、誰かに裏切られることもまた、自分のことを大切に思ってくれていることの裏返しなのかもしれないと思える。


    佐藤青南さんが、栗俣力也さんの原案を元に書いた「たとえば、君という裏切り (祥伝社文庫)」という物語は、人を愛することの素晴らしさと怖さを感じさせてくれる一冊だ。

    第一話
    ライターの早田は、病のために筆を折るというベストセラー作家の鴨志田にインタビューを依頼される。彼女は自分の過去について淡々と語っていくが、あまりにも謎の多いその人生に早田は徐々に疑問を持ちはじめる。

    第二話
    望月はファミリーレストランでアルバイトをする大学生。アルバイト先に現れる女子大生の小堀に恋をしたが、恋愛経験の少ない望月はなかなか前に踏み出せない。そんな望月を同級生の立花が励まし、徐々に望月は小堀との距離を詰めていく。

    第三話
    和津は小学校3年生の女の子。公園で知り合った上級生の袴田さんから秘密の物語を聞かせてもらうことで、今まで持てなかった勇気と正義感を持つようになる。クラスでいじめられていた下田さんを助け、二人で袴田さんの話を聞くようになるが、そこに和津のお兄ちゃんが入ってきてしまう。


    三つの物語はそれぞれに胸が痛くなるような切ないラブストーリーだが、それぞれの物語が時空を越えてひとつになると、そこにはさらに深い愛情が隠されていたことに気がつく。

    佐藤青南さんと栗俣力也さんとのコンビは、先日ご紹介した「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に (祥伝社文庫)」と同じだ。物語の原案を栗俣力也さんが練り、作家の佐藤青南さんが内容を膨らませて小説にした作品だ。栗俣さんは数多くのヒット作を作り「仕掛け番長」の異名を持つ名物書店員だけに、こういう物語を読みたいという読者の気持ちを良く分かっている。

    この物語も前作に続いて一気読みしてしまったが、二転三転するミステリー要素はこちらの方に軍配があがるだろう。こうなるかもしれないなという予想を、さらに何回もひっくり返してくれる意外な展開がすばらしい。ぜひ読んでいただきたい一冊だ。

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    2019年03月20日
  • たとえば、君という裏切り

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    ネタバレ

    たぶん出会わなければよかった嘘つきな君にも読んでいたので話が繋がっているんだろうなと思って読んでしまった。
    でも結末は驚きました

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    2019年01月23日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    これどんでん返しかぁ???まあ皆が皆「純愛」だったんだねぇ...という意外はあったものの、あまり好みではなかった。登場人物たちがざっくり言うと「優しすぎる人」「お調子者」「サイコパス」「小悪魔」という設定なのだがその人物像をうまく書けてないような気がした。特に主人公の魅力が伝わらない。「サイコパス」さんはなかなかのホラーぶりで面白かったが。なんのかんの文句言ってしまったが、それでもゆるーい恋愛話から一変してのサスペンス展開には惹きつけられてイッキ読み。

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    2025年10月30日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ストーリー構成が面白かったです。女の重すぎる偏った愛の形に、こんな人が現実にいたら関わりたく無いなと思うぐらいの人物描写でした。

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    2025年01月14日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    女の狂気を感じると共に
    鈍感だと思っていた主人公:公洋が
    実は人の気持ちに敏感だった事が驚きだった。

    好きだったからこそ
    好きな人に復讐をしてほしくない。。
    出会わなければこんな事にはならなかった…
    というのが最後にわかり少しスッキリした。

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    2024年10月03日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    予想していなかった展開にびっくりした。表紙のナナちゃんが嘘つきでやばい女の子なのかなぁと思って読み進めていたが、同僚女性のほうが狂気じみていてすごく怖い印象だった。最後まで好きな女の子のために行動した光洋は優しすぎると思った。どんでん返しでいい意味で予想を裏切られたが、悲しくて虚しい気持ちも残った作品だった。

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    2024年08月06日
  • きっと、誰よりもあなたを愛していたから

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    会話が多く読みやすいです。
    読みすすめていく中で真相があらかた分かり、推理物で犯人を当てられない私でも当てられました。

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    2024年07月21日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    峰岸さんの狂気が恐ろしい!
    どんどん公洋さんを追い詰めていく展開が恐ろしくてゾッとします。
    周囲を巻き込んで、自分の思い通りにことを進めていく手練と執念に脱帽です。
    最後、公洋さんが死んでしまう展開だけは残念すぎて…
    ストーリーだけでなく、
    それぞれの視点で事件の裏が明かされていくのも面白かったです。
    ななちゃんが公洋さんを本当に好きだったこと、森尾さんが公洋さんを信じていたこと、ハッピーエンドではなくても、誠実に生きていれば信じてくれる人はいるんだなと思えました。

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    2024年02月10日
  • ミステリースクール

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    読んだことあるのも結構あったけど、
    読みたい本もたくさん見つかって嬉しい!
    文字数の制限で説明が物足りない感もあったが
    この量なら満足。

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    2023年12月07日
  • ミステリースクール

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    古典ミステリーから現代ミステリーまで様々なジャンルのミステリー作品の書評本。
    割と分厚くかなりの作品を知ることができる。
    ミステリーを新たな視点で読むきっかけにもなる?本だと思う。

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    2023年10月14日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    続きが気になって、すぐに読み切ってしまいました。
    後味が良いかと言われると微妙‥
    ただ、ナナちゃんがコーヨーに徐々に惹かれている所を読んでいると、時間管理がしっかり出来ている所や、同僚のプライベートを詮索することになると言っている所など内面を見ていると感じました。本編と逸れる気がしますが、この人と一緒にいたいと思うのは、自分に持っていないものを持っていたり、補い合えるような内面の部分も大きいと感じました。

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    2023年02月20日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    ネタバレ

    読みやすかったです。
    半日で読み終わりました。
    峯岸、狂ってるわ〜と思ってたら
    ナナちゃんもね〜となり
    コーヨー君は優しすぎて不器用すぎて
    ジ・エンドだった。

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    2022年11月13日
  • たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に

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    恋愛に不慣れな彼が真剣に恋をしたとき、何が起こるのか… #たぶん出会わなければよかった嘘つきな君に

    司法書士法人の補助者として働く主人公の彼は、恋に奥手の今風の男子。勤め先に気になる女のはがいるのだが、いまのところ恋愛の進展はない。友人は主人公に彼女ができるようにいつも心配をしてくれていたが、ある日同じ居酒屋で素敵な女の子が現れて…

    美しい…でも正直きついお話でした。
    ほんわかした恋愛ミステリーかなと思っていると、足をすくわれますのでご注意を。

    序盤はひょっとしてこのレベルの恋愛小説を読むことになるのか…と若干不安でしたが、ところがどっこい中盤から一気に面白くなりますっ 舐めててスミマセンでした。

    本作は構成がとても優れており、エンタメ小説として大変GOODですね! ミステリー要素もしっかりしていて、終盤からラストはなかなかの衝撃です。

    また登場人物の性格がわかりやすくて良い。自分の周りにもいる友人みたく、すぐ近くにいるような親近感がわきました。

    主人公の真面目さ、性格の良さ、信念はすごくわかるが、一言でいうと恋愛に「幼稚」。自身がしっかり立てていないと人は支えられないということを、この結末より前に学んでほしかったです。ということで、いい意味で嫌いなお話でした。

    物語の構成やミステリーとしては星4つなんですが、恋愛をテーマにしたからには、個人的にはもっと心情を抉った描写がみられると、より魂に響く一冊になると思いました。

    しかしながら久しぶりに読んだ恋愛ミステリー、全体としてはとても整ってますし、エンタメ&ミステリー要素も評価点はあります。自分の周りにはロクな男がいないわね…と思ったあなたには、ぜひ一度読んでみてほしい一冊です。

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    2022年07月07日