あらすじ
冒頭の28ページ。
読み返して気づく、その真実。
鳥肌が止まらない。
愛しているのは誰で、愛されているのは誰?
想いの強さが生んだ
悲劇の物語。
お姉ちゃんが死んだ。首をつって。
あたしと二人で暮らしていた
マンションの自分の部屋で。
姉の明香里は三つ違いで、綺麗で成績も良く、
両親にとって自慢の娘だった。
社会人二年目で、仕事も順調そうだったのに、
何故?
姉の携帯に残されていた四人の男のアドレスとメッセージ。
妹の穂乃花は、姉のことを知るために
彼らに会いに行く。
待ち受ける衝撃のラストに、あなたは愕然とする!
(書下し)
プロローグ
第一章 佐々木隆也
第二章 巴美智彦
第三章 典宮航生
第四章 益田良一
エピローグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ミステリーとしてのプロットを楽しみにして読む人もいれば、理知的だが脆そうな若い女性の造型に惹かれる人もいるだろう。さらには、姉妹の関係として「そう言われればあるある」とか「そうなるよねえ」とか読者に思わせる「小説」としての機能に感心したり、メタ的には枚数など外形的な制約の下で、幾何学的美しさを感じさせる構成とか、時系列の扱い方とか、全体を破綻なくまとめて流れを切らさない技巧を感じたりもする。
Posted by ブクログ
姉が自殺した。姉の携帯に残されていた4人の男からのメッセージ。妹の穂乃花は姉のことを知るため、彼らに会いにいく。
4人の男たちが順に姉のことを語るというインタビュー形式の構成。
真相は一人目で想像がついてしまったが、面白かった。
Posted by ブクログ
いいねぇ面白いねぇ。
たまにはこういうのも読まなきゃね。
やっぱ容姿に恵まれた人の人生は違うなー。世界が違う。
一度でいいからこんな人生を送ってみたかった。
まぁ家族にはあまり恵まれなかったみたいだけど。
いいなぁ羨ましいなぁ、どっちも。
巴も羨ましいし、航星も羨ましい。佐々木もなんだかんだで羨ましい。
ってかほぼ同時期に立て続けに3人からプロポーズされるとかやっぱ違うね。次元が違う。世界が違って見えるんだろうなー。
エピローグに関してはやっぱりなって感じで、悲しいけど面白いけど哀しい。