藍内友紀のレビュー一覧

  • 不動産奇譚 神憑み之函

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    お薦め以外にことばがないくらい面白すぎる。
    面白すぎたって過去形にしたくない。
    このままきっと進行形ではなしは続いているはず。
    主人公の友人、茅ヶ崎恵は不動産屋に勤めていて主人公をあちこちの物件や場所になんやかや理由をつけて連れて行く。
    そこで説明の出来ない出来事やものについて主人公が考察するけど、その違和感みたいなものが怪異かもしれないモノに変質するとき、めちゃくちゃ面白くて怖いはなしになる。
    茅ヶ崎恵がいったいナニモノなのか?
    そこも注目点だし、場所とか家とかの安心できない感は本当に嫌なものだと改めて思ったりした。
    でもこの作品、本当にめちゃくちゃ面白いのでホラー作品好きなひとには

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    2026年01月26日
  • 天使と石ころ

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    凄惨な物語。どこにも寄るべない世界。最後まで容赦なく、カラマとアンヘルは最後に自由を得る。その先には何がある?きつい物語だが、最後まで読ませる力のある作品でした。

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    2024年05月16日
  • 星を墜とすボクに降る、ましろの雨

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    星(隕石)を打ち落とすスナイパーと整備工との淡い恋。
    ライトノベルのような初々しい恋愛とハードSFが絶妙に絡み合う。スナイパーは人工授精で生まれ、改造された目を持ち隕石撃墜に特化した人造人間という設定。
    整備工は「森田式」と呼ばれる傑作眼球を作った元研究者で「森田式」を使う最後のスナイパーである彼女を守ろうとする。
    守ること、其れはスナイパーを止めること。
    しかし彼女にとっては死に等しいこと。
    彼と彼女の葛藤がとても、とても切ない。
    ラスト、二人は人と人との結びつき以上のものを選択してしまう。
    すなわち「機械」と「整備工」。
    う~ん。凄いエンディングだ。
    これはハッピーエンド?それとも悲劇?

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    2018年06月01日
  • 不動産奇譚 神憑み之函

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    ネタバレ

    茅ヶ崎恵(ちがさきめぐむ)の正体が掴みきれなかった。
    いわくつきの物件に毎回突き合わせられる高校時の友人である主人公は、最後、失踪した恵を探しに行くも足取りはつかめない。最後各地から集めた神様にとりこまれたのか!?となんともつかみどころなかった。
    幼少期、父親から新しい親が来ると、父親も母親も失踪。やってきた父親と母親になりすました他人と暮らしていたという件が途中でてくるが、当初父親の会社で働いているという設定。
    最初は解決してスキッとする話もある。水溜まりができるお寺、音が鳴る部屋、呪詛をかけて父親を殺した先生の話とか。偽のめぐみになりすますあたりから解決しない不気味な話が増えて、後味が悪く

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    2026年03月04日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    「てのひら怪談」よりもさらにミニマムな「ゆびさき怪談」。140文字以内という制約があるけれど、それでも、というかだからこそ描き出されるさまざまな恐怖が魅力的です。描かれない部分も多いけれど、その分想像力が恐怖を増幅させることも。
    怖いと思ったのは織守きょうや「首がない」「橋姫」、澤村伊智「地獄」「ファミレス」、堀井拓馬「ネタバレイヤー」などなど。岩城裕明「ヒールはやめて」はなんだか可愛くて和みました。矢部嵩の作品はどれも不気味で素敵。そして白井智之「白塗りの悪魔」「川辺の砂」って……不可思議なホラーとしても読めますが。ミステリファンにはいろいろ気づけて楽しい作品では。

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    2021年08月31日
  • 星を墜とすボクに降る、ましろの雨

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    年がら年中(というか24時間365日)地球に流星が降り注いで災害を引き起こしている世界が舞台。
    地球に近づく星を堕とすために造られた、対流星スナイパーの少女と、彼女の装備をメンテナンスする整備工が恋に落ちちゃって……ていうお話。
    少女と整備工が給料日にバーでビールを飲みピザを食べる(キスもしちゃう♡)シーンがすごく好き(//∇//)
    もちろん、ハードSFな要素も満載で、流星を迎撃するための高エネルギー兵器「トニトゥルス」やスナイパーたちが暮らす衛星軌道上の迎撃基地「軌道庭園」なんていうのも登場してきて萌えるんだけど、スナイパーは人造生命なんで人権がなく、でも、人間と結婚すれば人間になれるという

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    2018年04月18日
  • 不動産奇譚 神憑み之函

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    ネタバレ

    連作短編ホラー。
    不動産屋で働いている茅ヶ崎恵(めぐむ)と私が関わる怪談。

    1.貸家
    ぬいぐるみの顔が布で被され、首のところを紐で結ばれていた。表紙に映っているぬいぐるみ。

    目を千切られたぬいぐるみ。

    襖の中の鳥居。
    何人もの借り手の誰一人として鳥居を、処分ひようはしなかった。

    2.水たまり
    廊下で水たまり。野良猫が入り込んで粗相?それとも、住職能父が水をこぼした?

    どこからともなく現れる水たまり。表紙にも水たまりあるね。

    3.猿の手

    骨壺。
    猿の骨。

    猿の手。
    願いが叶う都市伝説。

    4.201号室

    空き家のはずの201号室から、深夜2時に大声で歌声。
    録音しても歌が録れな

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    2026年04月29日
  • 不動産奇譚 神憑み之函

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    私は、不動産怪談が好きみたい。
    それらしき小説を目にすると、なんとなくメモっている。
    しかも 土地でも建物でもそのあたりにこだわりはないみたいなのだ。
    そして、このカテゴリーに関しては、民俗学とか呪術とか難しい事言わないで、ただただ、怖いのが読みたいと思っているみたいなのだ。


    友人の茅ヶ崎恵は不動産屋で働いている。
    わたしは彼女に誘われるまま、さまざまな家へ立ち入ることとなる。
    不可思議な家には不可思議なモノが残されている。

    カクヨム発、京女ふたりが巡る家系ホラー。
    「こわいことは、なにも、おこりません」
    こんな紹介文の本作。
    怖くない、気持ちは良くない。
    だからこそ、あり得そうな感じは

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    2026年03月17日
  • 芥子はミツバチを抱き

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    ネタバレ

    失うことで愛を確かめる悲しい物語だと感じた。
    主人格はノーンが示唆した通りスズメバチだったのだろうけど、無自覚であったがために悲しい結末を辿った。戦争を無くすために戦争をする(武力を行使する)のはいつの世も同じなのだろう。それが間違いでなくても、、、

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    2026年03月08日
  • 不動産奇譚 神憑み之函

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     とにかく不気味。淡々と物語が進んでいく。明確な怪異ともよべない事柄、出来事。座りが悪いとでもいうのかモヤモヤ。異変です。原因発見。排除して解決しました!じゃないんですよね。はっきりしないことでます不気味さ。読み進めるほどに胸に溜まっていくナニカを払拭できないままでした。

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    2026年02月18日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    意味がわかって怖い話と意味がわからないけれど怖い話、意味がわからずただ怖い単語を並べている話が沢山のアンソロジー。短い話こそセンスが問われるのが良くわかる。単語は怖くないのに不気味さが出せる作家はすごいなぁ。でもそういうのが少なめなので数の割に物足りなさはある。

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    2026年01月04日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    あっという間に読み終わった。
    14人の作家さんのホラーアンソロジー。1話140字以内で書かれていた。なかには1行のみの作品もあった。
    まるで歌詞のようで、理解しがたいものもあったけれど、さまざまな作家さんの作風を味わえて良かった。

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    2024年08月03日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    140文字で描く怪談。ほとんど歌詞のような意味不明な内容のものからオチまでちゃんと着いた物語になってるものまで作家それぞれ個性が出ていて面白かった。
    もちろん私の好みは短くとも物語になっているものだ。下手の横好きではあるが物を書いたこともあるので僅かな字数で書くことの難しさはわかる。でもこの短編集はおそらく一般ウケは狙ってないように思う。ああ、でもWebで人気の意味怖に近いものがあるかもしれない。短すぎるだけに文章の裏を読む想像力は必要だ。
    澤村伊智のは短いながらもやはりキレがあった。あとは一田和樹、岩城裕明の作品が個人的には好みだった。

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    2024年06月17日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    百壁さんのは私には合わなかった。
    「せめてもの」と「星の声」は繋がっているのか、と思ったが作者が違うしたまたまだろうな。

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    2023年04月02日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    短くても結構怖かったが、他の本を読む合間にちょっとずつ読むのにちょうど良かった。円山さんの「生産管理部主任…」は怖くなく、うざがられてる主任がツボだった。

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    2021年08月21日
  • 星を墜とすボクに降る、ましろの雨

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     ボクは最期まで星を撃ち続けていたい。星を撃って、星に撃たれて、星と溶け合って、死にたい。だってそれが、愛するってことだろう。
    (P.57)

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    2021年07月24日
  • 星を墜とすボクに降る、ましろの雨

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    ネタバレ

    SFであり、恋愛であり、人間くささを強く感じました。
    ハッピーエンドでもないような、でもハッピーエンドのような。
    トゥルーエンドのような。個人的にはちょっと寂しくなる作品。

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    2018年03月24日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    想像力や文章の合う合わない

    が一致しないとゾッとするには難しい。
    怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
    良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
    個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った。

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    2023年06月23日