宮本恵理子のレビュー一覧
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若い企業経営者の子育てと仕事の生活をインタビュー形式で紹介するもの。10人のインタビューアーがいて、経営者らしい鋭い視点もあり内容もあるのだが、読みやすい1冊。
あまりこのようなジャンルに出会ったことがなかったので新鮮で勉強にもなりますが、何より面白かったです。
これから子どもが産まれる方、子育ての真っ只中の方にぜひ手に取っていただきたいです。
自分が響いた内容を一部抜粋しておきたいと思います。(自分への備忘と戒めも込めて)
・親が子どもたちに示せるものって、結局は子どもたちの気持ちに真剣に向き合っている姿勢なんです。そして、真剣に考えて一生懸命行動したことが、他人に対して多少なりとも影響 -
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これから家族が増えそうなので、共働きで子育てをやっていく秘訣を知りたくて読んでみた。
業種の異なる10人の経営者のインタビューが掲載されていて、対話形式で数時間で読み終えることができた。
経営者たちに共通していると感じたことは以下3点。
1.全部自分たちでやろうとしない。仕事と一緒で、終わらないものは外注(他の人に頼む)する。家族しかりベビーシッターしかり、ネットスーパーなど。終わらないものを減らす=時間を作るために、オフィスと家を近くする。もしくは遠くても通勤時間で仕事する。
2.日本の教育に懸念を抱いている。失敗を認めない教育やインプット型の勉強に疑問を抱いている経営者が多いように感じた -
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著名な男性ビジネスリーダー達の子育て論をインタビュー形式で纏めた本です。インタビュアーの切り込み方、深堀りどころが読書の気になる箇所を的確に捉えていたり、全員に同じ質問(教育方針や、お小遣い、一日の流れなど)をする事によって、各人の個性、考え方が余す事なく伝わる内容になっています。教育に関しては、お金があるからインターや幼少期の海外留学が主流かと思いきや、様々なバックグラウンドの人と触れ合える、という事で公立に通わせている方が多い所は意外でした。
子育て、家事は女性が担うものと無意識的に考えている層はまだ多くいると思いますが、ここで紹介されている考えが世間に広く浸透していけばもっと良い世の中 -
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ビジネスで成功している人たちが書く父論
面白いし勉強になる。
ただ、この家族の奥さん側の意見も聞いてみたい。
心がけたいこと
①子供を自分のコピーだと思うな
②親が分け与えた時間の絶対量が少ないと、子供の精神面は十分に養われない
③家事はアウトソースしてもいい
④「自分で考えて決めて行動しなさい。そして自分の行動には責任を取れるようになりなさい」
⑤怪我をした時に絆創膏を貼ってやるのが母親で、その失敗を笑いに変えてあげるのが父親の役割なのかな、と。
大まかな方向性や在り方を示す、道標のような存在でありたいと思ってます
⑥子育ては成長の鏡
→一年でたくさん成長する、自分はどうだったかを見つめさ -
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ネタバレ
子育ては経営と違って正解を確認できない。何を成功とするかという答えがない。
運動会を見ると幼稚園の教育方針がわかる。組体操か自由か。保育園の方が教育が自由。多様な友達。
できなかったことが努力の継続によってできるようになった
夫婦で子育て方針を定期的に見直して共有。父母の言うことが違うと子供は迷う
小4-6は身体機能が伸びるゴールデンエイジ。塾よりのびのびさせたい
何を身につけさせるかは手段。18歳で優しく逞しい子に育って欲しいという大きな目標だけ決めた。求められる力は時代によって変わる
子供の人格や能力をコントロールすることは不可能。大まかにガイドしてあとは本人の資質にゆだねる
子育ては -
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30-40代若きビジネスリーダーの10人の子育て論
仕事では経営をする傍ら、家庭での子育ての経営論
もちろん子育てに正解はなく、夫婦で話し合ってそれぞれ各々の家庭のスタイルに合わせていくべきだとは思うしこれが正解ではない。でもやはり仕事の経営と家庭の子育ては近いものがあり、とても参考になった
ぜひ世の中のお父さんに読んでほしい
父親は仕事
母親が専業主婦で子育てや家庭のことを行うというかつての考え方でなく
働く女性も増えるなかで、仕事もきちんとこなすが、一方では家庭も妻に任せっきりでなく、一緒に参加し協力しあって子育てしていく姿に共感
ビジョンをもつ
家事などシェアやアウトソーシングでプロ -
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【概要】40代以下の男性経営者10名が、子育てや家庭運営についてどう考え、行動しているかが、かなり具体的にインタビューされています。
【感想】ただの『イクメン』子育て論と一線を画すのは、経営者の視点で子育てが語られること。経営論に通づる子育ての試行錯誤が垣間見え、親して、また1人の社会人としても勉強になる1冊でした。
【個人的にグッときたところ】
・p60「頭が良くて仕事ができる人は、子育ても先回りして引っ張る人が多いようです。けれども僕は、できるだけ寄り添うことに徹したい。」
私も仕事と家庭を両立して回していこうとして、子育てにおいても効率を求めてしまい、子どもの主体性を置き去りにしてしまい -
Posted by ブクログ
◆没入と多動の支援 飽きたらやめていい。向かないと思えば他にホッピングしていい。没入出来る対象に出会える機会をいかにつくれるか。
◆結果よりプロセス。チャレンジする。試行錯誤を応援。子どもが何かに失敗したときには周りが大げさに反応せず、何食わぬ顔で見守る位が丁度いい。
◆変化が激しい世の中では、評価基準がある人突然変わることがこれまで以上に増えていく。ある集団でのある一時期における評価結果にとらわれることはあまり意味をなさない。効率的ではない。自分の立ち位置を客観的に、俯瞰できる眼力が重要。
◆たくさんの大人と出会い、多様な生き方に、触れる。
◆親である自分が、やりたい事に夢中になり、目標に