根本聡一郎のレビュー一覧

  • 詐欺の家 SWINDLER HOUSE

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    根本聡一郎『詐欺の家 SWINDLER HOUSE』祥伝社文庫。

    初読み作家。コンゲーム小説。『スウィンダラーハウス』改題作。

    トクリュウによる特殊詐欺の急増や新型コロナウイルス感染禍といった世相を反映したリアルな設定と予測不能の展開でなかなか面白い作品だった。

    しかし、終盤から結末に掛けて色々と詰め込み過ぎた感がある。映画『スティング』のようにコンゲーム作品なら、スパッと潔く終わらせた方が面白いと思う。


    フードデリバリー配達員のアオイはハンバーガー30個の配達を依頼され、ある家を訪れるが、対応に出た美女に監禁される。その部屋に居たのは闇バイトに応募した若者や飛び込み営業で監禁された

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    2025年11月15日
  • プロパガンダゲーム

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    ネタバレ

    面白い!
    ここからどうなるの??どこに着地するの??と、ずーっとハラハラしていました
    将来が決まる最終選考、有能さをアピールしなければならない状況とはいえ、騙し合い探り合いながらすすめなければいけないゲームの中、よくここまで理性的に振る舞えるのだなぁと感心してしまった
    そして、それが崩れていく様にも人間らしさを感じられて良かったです
    が、今最終選考中だよ!!!と我に返ってほしいと願う気持ちもありました笑
    椎名くんの裏切り演説にはぞっとしながらも高揚しました
    越智さんの暴露ターンもしびれましたし、香坂さんのピュアさ故にしたたかに映ってしまう感じもすっごく恐ろしくて好きでした
    皆さま、良いキャラす

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    2025年10月26日
  • スウィンダラーハウス

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    特殊詐欺に関わる掛け子、受け子、出し子
    被害者、そして警察と
    それぞれの場面が次々と小気味よく転換し
    話の流れにどんどん乗せられていくようだった。
    ひとつのシーンやひとつのセリフが
    のちの出来事や人物と密接につながっていたり
    結末の意外性なども
    全てが計算されつくされていた。
    他人を救う嘘が
    唯一許される嘘であるならば
    許される詐欺というのもあるのかもしれない。

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    2025年10月11日
  • ウィザードグラス

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    ネタバレ

    プロパガンダゲームが面白かったので、同じ作者のこちらも読んでみました。
    兄の失踪、GAFAの個人情報の搾取と、それを利用して無罪の人に罪を着せていくながれ、そのことを知っていることがばれて、組織に終われる身となる主人公。目まぐるしく展開が変わっていく感じが面白かった。
    また、情報が取られ監視されてるというのは現実世界でもありえてる話しなのもリアリティがあって良かった。

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    2025年09月14日
  • プロパガンダゲーム

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    面白い。スピード感とリアリティがあるので、ドラマにしたら綺麗な展開にまとまると思う。6人の嘘つきな大学生もそうだが、就活系はリアルで刺さりやすいのかな。
    人間的な深みが出る物語では無いが、分かりやすい面白さをしていた。ただ、最後が駆け足でラストも未来を話して終わりだったので、続編が出たらぜひ読みたいと思う。

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    2025年09月05日
  • プロパガンダゲーム

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    広告会社の採用で、架空の国を設定したプロパガンダをやるというコンセプトは新しい。SNSでの投稿や重要度合によってコストが嵩む課金制のネタなど令和バージョンの情報戦略が見れておもしろい。学生たちの会話、政府(レジスタンス)の投稿、SNSの反応の流れが繰り返されるので、読み易くてエンタメ性に富んでいるのも良い。ただあくまで架空のゲームなのに感情移入しすぎる女の子やスパイ役へのシリアスな当たり方など、ちょっとやりすぎな面も否めない。

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    2025年06月23日
  • 人財島

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    イカゲームのようなカイジのような。
    先が気になってあっという間に読めた。

    ただ、こんな島作ったら絶対内部崩壊することは目に見えてるよな。そういう意味で上層部はバカだと思っな。

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    2025年06月08日
  • プロパガンダゲーム

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    SNSやニュースを通じて、明確な意図を持って情報操作を受けていることを改めて実感した。

    何の為に、特定の感情を喚起される情報を見せられているのか。
    情報発信者にはどんなメリットがあって、この感情を喚起されているのか。

    冷静にメディアに向き合う必要性を感じた。

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    2025年05月11日
  • スウィンダラーハウス

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    特殊詐欺と警察の戦いというコンセプトが好き。特殊詐欺の「金主」は高齢社会やコロナ禍で苦しむ若者への富の再分配という理想を掲げていて、犯罪ではあるが社会のシステムの正しさを再考させてくれるところが現代的で面白い。ストーリーの進行も早く、警察と詐欺グループの視点が交互に来て時系列も常に一致しているのでドラマのようなリアル感もワクワクできて良かった。

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    2025年05月10日
  • スウィンダラーハウス

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    読んでるうちに特殊詐欺がひとつのビジネスと感じさせる説得力があった。
    登場人物のバックグラウンドもしっかり練られており読みやすかった。
    映画化しそうと思った。

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    2025年05月08日
  • プロパガンダゲーム

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    面白かった!こんな面接受けたくない、でも圧迫面接よりはマシかも、と小説として楽しめました。
    ラストでそうくるか、と少々非現実な持って行き方だなぁとも思いましたが、ネットが当たり前の今、非現実的とは言えない世界が知らないだけで身近に迫っているのかも、と思うと恐怖も感じました。
    自分が正しいと思い込んだら盲目的に突き進んでしまう人の怖さも、それに気付いて立ち止まる勇気を持つことの大切さも考えさせられました。
    何気なく見ているニュースのどれが本当なのか、その裏に隠された真実はなんなのか、どれだけ自分が適当に映像と文字の羅列を流していたのかにも気づかされました。
    エンタメ小説としても良作!

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    2025年04月20日
  • プロパガンダゲーム

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    ネタバレ

    続きがきになり一気読みでした!満足!

    購入のきっかけは騙し合い、どんでん返しものが好きなことが大きいですが、タイトルやラベルのあらすじが面白そうだったこと。

    プロパガンダゲームってタイトルは目を惹きますよね。なんと新卒就活広告代理店の最終選考。

    大まかな内容は
    就活を勝ち残った就活生を2チームに分けて、仮想の世界で①戦争をすべきか②戦争はやらない
    プロパガンダにより、民衆投票で過半数を取ったほうが勝ちというものです。

    シンプルながら面白い。民衆の心理、発信の仕方、印象操作、スパイの存在さまざまな要素を駆使しながらゲームが進行していきます。
    手に汗握る展開で中盤以降はずっとワクワクしなが

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    2025年03月03日
  • プロパガンダゲーム

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    大手広告代理店の最終選考に残った8人が挑む「プロパガンダゲーム」。

    戦争を是とする「政府」、非とする「レジスタンス」の2チームに分かれ、特定の100名へ各々がプロパガンダを行う。多くを味方につけた方が勝利。

    双方の広告の戦略、喧伝の応酬がゲームらしく純粋に楽しめました。若さ故の野心がギラつく後日譚も、今後の展開を匂わせるもので期待しちゃいます。

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    2025年01月05日
  • 宇宙船の落ちた町

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    宇宙人との共存か…
    今なんか、地球の人同士でも、争ってるような状況でできるんかな…
    言葉、価値観、科学力、全てにおいて違う。
    多分、かなり。
    でも、人にも色んな人がいる。
    宇宙人も同様。
    長い道のりやけど、信じたいね。

    ある小さい町に、宇宙船が落ちて来た。
    その10年後から、話は始まる。
    ある程度、人と宇宙人が混じって生きている世界にはなってはいるけど、真の意味での共存とはいかない。
    地球人でも、反対派と賛成派、宇宙人も同様。
    宇宙人の故郷としては、宇宙船が落ちたとこ。それを旗印にテロ。
    でも、故郷って欲しいもんな。まぁ、本当の星に帰れれば、なお良いんやけど。
    この辺は、故郷なく彷徨っていた

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    2024年01月19日
  • 人財島

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    表紙に惹かれて買いました。個性が潰され、均一化されていく恐怖を感じた。1人ひとりの働き方や生き方に一石を投じる一冊。

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    2021年02月25日
  • 人財島

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    前半はカイジを彷彿とさせる勝負。後半は脱出劇。映像映えしそうな世界観としっかりの転結。面白かった。悪者企業名が実在する会社をもじってて連想させてしまうのはちょっと気になったけど。

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    2020年12月23日
  • 人財島

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    表向きは最新設備整った夢のような研修施設。しかし実態は生産性至上主義に基づく監獄のような施設だった。脱出までのストーリーが面白い!

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    2020年10月04日
  • 宇宙船の落ちた町

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    こう言っては失礼かもしれないけど、期待していた以上に面白かった。宇宙船不時着に端を発する異星人との共生社会を描いた作品ですが、難しくなりすぎない範囲で共生に伴って起こりうる問題をきちんと描いている。
    主人公の一人でもあるアイドルのりさのキャラクターに助けられているところもあるけど、ぐいぐいと引き込まれているストーリーでした。

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    2020年01月11日
  • プロパガンダゲーム

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    ネタバレ

    就活試験にこうしたゲーム要素が入るのはワクワクする設定で、実際に内容も期待を裏切らない。もっといろいろ展開したり膨らむ要素があったのかなとも思うが、ゲーム内容としては制限が設けられているからこそ飽きずに見られたのかなとも感じた。
    ゲーム終了後の流れは、ゲーム自体の白熱と比較するとトーンダウンしてしまい、少しご都合も入ってきて、大丈夫かな、と違うハラハラも覚えた。が、ラストは少し違った角度もあり、良かったと思う。ゲーム終了後の流れについては賛否あると思うが、物語の必然性や背景を入れることによる重厚さ(単なるフィクションに留めない)を出しているのかな、と感じた。

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    2026年03月01日
  • プロパガンダゲーム

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    ストーリーはシンプルで分かりやすい。テンポ感も良いと思う。
    広告業界の悪しき風習などが、それとなく盛り込まれている。
    なるほどと思わされる部分もあり、読んでから現実を見回すと、この小説について更に深く感じる事ができると思う。

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    2026年01月30日